バイナンス 業界救済ファンド設立へ
暗号通貨取引所バイナンスのCEOであるチャンポン・ジャオ(CZ)氏は14日、
FTX倒産に端を発する業界全体の流動性危機によって、窮地に陥ったプロジェクトを支援する「リカバリー(事業再生)ファンド」設立すると発表した。
他業界からの共同出資者も歓迎しており、プロジェクト運営者にはバイナンスのベンチャーキャピタル(VC)部門「バイナンスラボ(Binance Labs)」への連絡を呼びかけている。
FTXの倒産は提携先企業やファンドだけでなく、仮想通貨全体への売り圧力や他取引所への出金手続きの連鎖など市場全体に広がっており、バイナンスも15日、FTXトークン(FTT)関連の通貨ペア4種類を上場廃止にした。
COIN POST
バイナンスの一強へ CZ氏の真意とは
海外取引所大手バイナンスが仮想通貨冬の時代の連鎖を止めるべく、業界救済のためのファンド組成を発表して話題になっております。このニュースを受けて市場は回復の兆しを見せておりバイナンスの影響力の大きさがわかります。
将来、この業界はバイナンス一強になってしまうのか?伊藤なりの見解を解説します。
前提として、この仮想通貨の冬の時代を長引かせたのはバイナンスCEOのCZ氏であるという意見が見られますが、これは陰謀論であり事実無根です。
ただし、CZ氏の一挙手一投足が業界に影響を及ぼすことは事実なので、CZ氏がこんな判断をしなければよかったのにと思うことは多々あります。
CZ氏は会社の経営者という顔とWEB3市場の功労者の顔という相反する二つの顔を持っていることで、言ってることとやっていることが違うように捉えられますが、本人も認識してやっております。
あとはバランスの問題で、WEB3の拡大の方に力を入れているはずですから、WEB2.0から始まり、今はちょうどWEB2.3~2.5くらいで、あと数年でWEB3になったらバイナンスという会社の規模を小さくする発言が増えるかもしれません。
WEB2の成功者がその成功モデルを捨ててWEB3に移行するという形です。ちなみにMeta社(元Facebook社)は狙っていないですが、WEB2からWEB3への転換を綺麗にしている感じになっており、Meta社を潰す勢いでWEB2を崩壊させる方に力を入れております。
ザッカーバーグがWEB3と言い出したらおそらくMeta社は上場廃止になるでしょう。話をバイナンスに戻します。WEB2のバイナンス社の支持者とWEB3のCZ氏の支持者は別なので意見が割れたり、メディアによって評価が分かれたりして、一般の方は仮想通貨の世界は何しているか分からん!という事態になっております。
個人的にはバイナンス社ではなくCZ氏を応援しており、伊藤はWEB3側です。今後、バイナンス社(WEB2)の資産を食い潰して市場を救済し、CZ氏(WEB3)が個人で長期に生き残ることになると予想します。
その時のバイナンス社の時価総額はだいぶ低くなっており日本の取引所の方が規模が大きくなるでしょう。日本はWEB3に力を入れる国家戦略ですが大体遅れるので世界中が先にWEB3になってもWEB2の取引所が全力で使われていると思います。すると勝手に世界最大の取引所に押し上げられて、日本は仮想通貨取引所(WEB2)で世界をとった!と騒いでいるかもしれません。ガラパゴスって怖いですね。井の中の蛙の方が表現は合っているかも。
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