関税一時停止で仮想通貨と株が急反発
トランプ大統領が世界的な相互関税を90日間停止すると発表したことを受け、仮想通貨および関連株が急反発いたしました。
ビットコイン(BTC)は7%以上上昇し、イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)なども10%以上の上昇を記録、ストラテジー社は24%以上の高騰を見せました。
一方で中国への関税は引き上げられており、米中関係への懸念は依然として残っております。
COINPOST
関税停止でビットコイン急騰も、油断禁物

トランプ砲による市場の乱高下が止まりません。
わずか24時間で関税強化と停止を繰り返し、市場は暴落から急騰へと転じましたが、この劇的な値動きに翻弄され、無策な個人投資家は次々と市場から姿を消しています。
短期トレードで勝とうとするならばトランプ氏の思考を先読みする必要がありますが、それはAIですら不可能という厄介な話です。
今のようにトランプ氏の一言で価格が上下する相場において、長期目線に切り替えることが現実的な選択肢となります。
経済の中心が米国である限り、米国の将来が読めない今、根本的な投資判断が揺らぐのも当然のことです。
ただし、仮想通貨市場は本質的に国に依存しない仕組みを持つ点が強みでもあります。
米中の経済対立が激化するほど、両者に失望した資金がビットコインに流れ込むという構図が強まり、結果として仮想通貨が“第三の避難先”として選ばれる可能性が高まっているのです。
皮肉なことに、国の信頼が揺らぐ今だからこそ、国境を持たない仮想通貨の存在がいっそう注目を浴びる時代が到来しています。
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