セイラー氏のBTC大量保有に問題なし
『ビットコイン・スタンダード』著者のサイファディーン・アモウズ氏は、仮にマイケル・セイラー氏がビットコインの48%を保有しても、プロトコルや価格にリスクはないと明言いたしました。
ストラテジーとブラックロックが保有するBTCは総供給量の約5.3%に過ぎず、保有は株主やETF保有者に帰属するとし、適切な受託者責任のもと運用される限り市場への脅威にはならないと強調しております。
「マイケル・セイラーがビットコインの半分を保有しても問題なし」 『ビットコイン・スタンダード』著者が懸念を一蹴
Cointelegraph
ビットコインは誰のものか?集中化リスクとその現実

最近、ビットコインの集中化リスクについて再び議論されるようになっています。
仮想通貨においては、本来、分散化(特定の大量保有者が存在せず、互いに牽制し合う状態)が重要な価値とされています。
ビットコインはすでに時価総額が200兆円を超えており、これまで「今さら特定の巨大保有者が出現することはない」と考えられてきました。
しかし現在、米国政府、ストラテジー社、ブラックロックといった政治的・ビジネス的な影響力を持つ組織が、大量のビットコインを保有し始めています。
とはいえ、これらのプレイヤーは個人ではなく組織であり、一定のルールや規律のもとで資産を運用しているため、直ちにリスクとなるものではありません。
また、ブラックロックレベルの規模で個人がビットコインを大量保有することは、現時点ではほぼ不可能といえるでしょう。
冷静な視点で、分散性と集中リスクのバランスを見極めていくことが重要です。
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