自動車会社として日本でも有名なフォルクスワーゲン社をご存じでしょうか。
同社の最高デジタル責任者である、ヨハン・ユングビルト氏が暗号資産IOTAを運営する、
非営利団体暗号資産IOTA基金の監査役となることが発表されました。
このような方をも魅了するIOTAとは一体どのような暗号資産なのか調査しました。
ヨハン・ユングビルト氏、IOTA基金の監査役として任命される
IoT(Internet of Things:モノのインターネット)に特化した暗号資産IOTAの普及を推進する非営利団体IOTA基金が22日、独フォルクスワーゲン社の最高デジタル責任者(CDO)であるヨハン・ユングビルト氏を監査役として迎えたと発表した。
引用元:THE COINTELEGRAPH 独フォルクスワーゲン最高デジタル責任者がIOTA基金の監査役に(2018年1月25日)より
独フォルクスワーゲン社の最高デジタル責任者であるヨハン・ユングビルト氏は、
暗号資産IOTAの魅力に惹かれ、非営利団体IOTA基金の監査役に任命 されました。
https://twitter.com/shungoarai/status/805882078512353281?id=2215
https://twitter.com/strategy_jp/status/664275881859371008?id=2216
ツイッターでも上がっていましたが、
ヨハン・ユングビルト氏は、以前は米アップル社で自動運転車の開発にも携わっていたようです。
それから独フォルクスワーゲン社の最高デジタル責任者に任命されたという輝かしい功績をお持ちです。
このヨハン・ユングビルト氏の参入により、ロバート・ボッシュ等ドイツの自動車会社は次々とこのIOTAに注目をしているようです。
ではたくさんの注目を集める魅力的な暗号資産IOTAとは、一体どのような通貨なのでしょうか。
暗号資産IOTAとはIOTのための暗号資産
皆さんはそもそもIOTをご存じでしょうか。
IOTとは、『Internet Of Things』を省略した言葉で、日本語に訳すと『モノのインターネット』と訳されます。
今たくさんのモノがインターネットとつながる世界に足を踏み込んでいます。
例えば、スマートフォン1つで家の電気の点けることや消すことができますし、家のカギをかけ忘れてしまった際には、
遠隔でカギをかけることもできます。このようにモノとインターネットがつながることをIOTと言います。
この IOTの安定した導入を目的とした暗号資産がIOTA です。
とても便利なIOTですが、しかし一方ではデメリットも存在します。
それは、主に下記2点です。
①IOTには大きなコストが発生してしまうこと
②たくさんのモノと同じインターネットを共有するため、セキュリティのリスクがあること
この二つの問題を解決できるのが、暗号資産IOTAの独自技術であるTangle(タングル)と言われています。
Tangle(タングル)の仕組みにより取引手数料は無料
IOTAトークンは従来のブロックチェーンではなく「タングル」と呼ばれるDAG(有向非循環グラフ)という仕組みを採用しており、ビットコイン等とは違って取引コストがかからないため、デバイス間のやり取りに向いていると言われる。
引用元:THE COINTELEGRAPH 独フォルクスワーゲン最高デジタル責任者がIOTA基金の監査役に(2018年1月25日)より
では暗号資産IOTAの独自技術であるTangle(タングル)とは一体どのような仕組みなのでしょうか。
Tangle(タングル)は、いわばビットコインに使われているブロックチェーンのようなものなのですが、
ブロックチェーンとの決定的な違いは、ブロックでの記録ではないことです。
Tangle(タングル)は、網目状に分散させてデータを記録 して行きます。
これをDAG(有向非循環グラフ)と言います。
これにより、多くの取引があればあるほど、ブロックチェーンよりもデータの取引を高速かつ多数処理することができます。
そしてこのTangle(タングル)のすごいところは、マイニングが必要ないところです。
マイニングはマイニングのグル―プに対して取引手数料が発生しますが、Tangle(タングル)は必要としないため、
Tangle(タングル)を仲介すれば、IoTデバイスの間でのデータのやり取りに発生する手数料は、なんと無料になると言われています。
Tangle(タングル)はセキュリティも高い
Tangle(タングル)は取引手数料が無料なだけではなく、セキュリティも高いと言われています。
どのような承認形式かと言いますと、
PoW(プルーフ・オブ・ワーク)というビットコインにも使われている承認形式が使われています。
しかしブロックチェーンが1本の線で結ばれてデータが記録されていくのに対し、
Tangle(タングル)は、網目状にデータが生成されていくのです。
そして新たな取引データができると、二つ前の取引データを承認しなければならないというルールに従って構築されているので、
一つ取引をするごとに二つ前の取引が承認されます。
つまり不正や改ざんがおこなわれないように高速で承認されているので、IoT間でデータが本当に正確なのかどうか
確認をとることができるのです。
これにより、安心で安定したネットワークが構築可能になります。
今後IOTAの技術力に期待膨らむ
今後はさらにIOTが広まっていくことが見込まれます。これによってIOTAも相乗して注目されることは必然でしょう。
フォルクスワーゲンだけでなく、マイクロソフトや富士通等多くの 大企業が暗号資産の技術力に注目 し始めています。
今後どのように暗号資産が利用されていくのか注目したいところです。
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