ビットコインのマイニングが大きな進化を遂げる! 日本が開発した KAMIKAZE の実態

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皆さんはもう暗号資産で言うマイニングとは何のことかご存知ですよね。

では、今までのビットコインのマイニングはと言えば、大量の電力が必要で環境に大きな負荷をかけている!という事ごは存知でしたか。

そんな問題を抱えるのビットコインのマイニングですが、日本の企業である、株式会社TRIPLE-1さんが、この常識を覆すべく環境にやさしいマイニングASICチップの製造を開始したと発表がありました。

その名を「KAMIKAZE」!!

この「KAMIKAZE」は暗号資産マイニングのにどんな風を吹かせてくれるのでしょうか。

株式会社 TRIPLE-1 詳細

住所 東京都 中央区 日本橋小網町 9 -3 CANALTOWER 10F

CEO 山口 拓也
CTO 尾崎 憲一

資本金:26億8540万5440円
公式サイト:http://triple-1.com/

株式会社 TRIPLE-1はブロックチェーンを開発するために設立された会社です。
主にマイニングシステムの開発、チューニング、コンサルティング等を行っています。

特にビットコインのマイニングで使用されるASIC マイニングチップ開発技術には力を入れているようで、優秀なパートナー企業と提携し世界最高レベルのマイニングシステムを開発、 世界にイノベーションを創り出そうと試みています 

ビットコインマイニングが抱える問題

ビットコインのマイニングとは、10分に1度、その間になされたトランザクションの承認作業を行う事です。
分かりやすく言えば、10分間に行われた 取引記録が正しいかチェックし承認する作業 という事です。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ビットコイン(Bitcoin)のマイニング(mining)を一から学ぶ

問題1.大量の電力が必要

上記の記事を見て頂けば分かるように、ビットコインのマイニング作業は大変難しく、スーパーコンピューター1台でも10分では承認できないほど難易度の高い作業となります。

その為、マイニングする為にスーパーコンピューターを何十台も完備したマイニング工場と呼ばれる施設まで作られるようになりました。

スーパーコンピューターを何十台も稼働させるとなると可動を停止させる方が電力を使うので24時間365日稼働させ続ける事になります。

その結果マイニングに使われる電力を生み出す為 環境におおきな負荷をかけている のが実体です。

課題2.マイニング市場を中国が独占

このようにビットコインのマイニングには沢山のスーパーコンピューターが必要となり、大量の電力も必要となります。

また、マイニングは、いかにコストを抑えながら、いかに早く多くのハッシュをうみ出すことで収益が変わってきます。

マイニングで少しでも多くの利益を得ようと考えた場合、必然的に電気代の安い地域でマイニングをしようと思いますよね。

そしてこの条件にマッチしている場所がまさに中国でした。

その結果、 中国企業がマイニングの開発事業を独占 する事になりました。

 

マイング専用ASICチップ「KAMIKAZE」の能力

マイニング専用チップ「KAMIKAZE」の開発で当社が最も注力したのは、消費電力です。
「KAMIKAZE」によって電力効率(Power Efficiency)は、
0.05 W/GH (※2) 以下にまで抑えられます。これは、従来のチップに比べ50%以上の低減となり、
マイニングのための電力を大幅に削減し、エネルギー資源の保全に貢献できるものです。
※2 W/GH:1秒間に10億回の計算をするのに何Wの電力を消費するかの単位。

引用元:PR TIMES
世界初、7nmプロセス技術を使用した国産ビットコイン用マイニングASICチップ開発

上記でもご説明させて頂きましたが、マイニングには大量のマシーンと、それを稼働させるための膨大な電力が必要となります。
この電力消費はマイニングにおける重要課題でもあります。

モルガン・スタンレーのアナリストチームの発表によるとマイニングに必要な電力は2018年度中に最大140テラワット時に達するとの発表もしています。

この140テラワットと言うのは、世界の総消費電力の0.6%に相当するという事ですので、相当の電力を消費しているという事が分かっていただけるのではないでしょうか。

そしてこの消費電力を削減するという事にフォーカスし開発されたのが マイニング専用チップ「KAMIKAZE」 です。

このKAMIKAZEは従来のマイニングチップに比べ50%以上電力効率を低減させることが出来るという事ですから驚きです。

KAMIKAZEのスペック

またKAMIKAZEは電力効率を低減させることが出来るだけでなく、従来のASICチップと比べてかなりハイスペックのようです。

チップの性能

マイニング能力220 GH/s (オーバークロック時 30 0 GH/s) 以上
電力効率 0.05 W/GH 以下
チップサイズ 3.87 mm × 3.48 mm
パッケージサイズ 7 mm × 7 mm
トランジスタ換算3.72 億トランジスタ相当

従来のチップは主に16nmプロセスが使用されてました。

今回の7 nmプロセスと言うのは密度が5.2倍になった超高密度だと言えます。

この超高密度になったことで従来の4倍近いマイニングの性能と、電力効率を従来の1/2に落としたという事になります。

消費電力は 約 50%低減

KAMIKAZE7 nm プロセス技術と最適な回路設計を実現させることにより消費電力を 従来の約 50 % に低減 させたことになります。

電力効率は 0.05 W/GH以下という大変環境にやさしい作りとなっています。

つまり現在使われているマイニングマシーンと同じ能力の物をKAMIKAZEで作ると、チップの数はわずか1/4、に減り、消費電力も1/2で済むという事になります。

KAMIKAZEの制作が成功したら、システムの小型化だけでなく処理速度の向上も成し遂げました事になりマイニングの世界に大きな進歩をもたらすといってもいいかもしれません。

日本がマイニング市場にのり出す日も近い

例えば、グラフィックボード程度の大きさにしてパソコンのスロットに差し込むタイプや、ハードディスク程度の大きさにしてブレード型のマイニングマシンを作ることもできます。
P2Pネットワーク普及に対応したブロックチェーンエンジンとしての展開も進めていきます。

引用:prtimes
世界初、7nmプロセス技術を使用した国産ビットコイン用マイニングASICチップ開発

世界的に見ても日本の物を作る技術は非常に評価されているのは皆さんもご存知の事かと思います。

今回テープアウトが発表された『KAMIKAZE』の製造が進み、実際にチップが発売されれば マイニング市場に後れを取っている日本も一気にこの市場に進出する可能性が十分考えられます 

またそれと同時に日本国内でのマイニング事業を行おうと試みる事業者も出てくるのではないかと思われます。

そうなれば暗号資産取引高NO1の日本はマイニング市場でも世界のトップに向かって一気に駆け上っていくのではないでしょうか。

今回の『KAMIKAZE』のテープアウトはまさしく 日本のマイニング市場に大きな変化をもたらす風 と言えるでしょう。

開発スケジュールでは

2018年 8月中 SAMPLE CHIP 納品
2018年 9月末 SAMPLE UNIT 納品
2018年 10月中 初期量産 CHIP 納品
2018年 11月末 初期量産 UNIT 納品

となってますので、まずは8月のAMPLE CHIP が出来上がるのを待ちましょう。

日本の技術力を生かした、メードインジャパンのマイニングASICチップKAMIKAZE!!
この「KAMIKAZE」は近い将来日本だけでなく、 ブロックチェーン技術にも大きな風を吹かせるかも しれません。

今から楽しみでなりませんね。

今後の「KAMIKAZE」の活躍に期待しましょう。

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