【2022最新】BCH(ビットコインキャッシュ)とは?最高値や特徴、今後について徹底調査

ICO調査員
BCH(ビットコインキャッシュ)が生まれた背景をご存知の方は、意外と少ないのではないでしょうか?かつてビットコインが送金遅延や手数料の高騰となるスケーラビリティ問題を抱えていました。
その問題を解決するためにビットコインからハードフォークして生まれたのがビットコインキャッシュです。
今回はビットコインキャッシュの生い立ちから現在までを徹底的にレポートします!

BCH(ビットコインキャッシュ)の最新情報

11/15 ハードフォークにおける各国内主要取引所の対応まとめ

DMMビットコイン

また、ビットコインキャッシュ(BCH)レバレッジ取引においては、アップグレード予定日時の前後において、継続して取引を行っていただける予定ですが、LPからの価格配信状況によっては、提示価格のスプレッド拡大や一時的に注文を発注しにくい状況が発生する可能性があります。

つきましては、ビットコインキャッシュ(BCH)のポジションを保有されているお客様におかれましては、特に以下の点にご注意くださいますようお願いいたします。

①相場の急激な変動等により、LPから取得する価格が非連続的に大幅に変動する等の状況が発生した場合には、市場価格からの乖離レートを未然に防止する制御機能などが働く結果として、当社のビットコインキャッシュの価格配信が一定時間行われない場合があります。

②上記①のような状況においては、ポジションの損益計算は、当社が提示した最終価格で計算されます。

③損益状況によりロスカットに達した場合において、ロスカット処理が実施される際に、価格配信が一定時間行われない場合には、価格配信が再開された後にロスカットによる約定処理が行われ、ロスカットが完了するまでは、すべての取引が実行できない状況となります。

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GMOコイン

11月4日の定期メンテナンス以降、暗号資産FXおよび取引所(レバレッジ取引)でのBCH/JPYの新規注文を停止

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bitFlyer

11月13日午後6時よりビットコインキャッシュの預入/送付、販売所での売買、Lightningでの取引も停止

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Coincheck

13日午後12時よりビットコインキャッシュの購入、売却、送金、受取を一時停止

12日7時から大口OTC取引サービスでのBCHの「購入」「売却」の一時停止

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Zaif
11月13日14時頃 入出金停止

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楽天ウォレット
11日14時よりBCHの各種サービスを停止

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ビットコインキャッシュのチェーンが分岐する可能性を示唆

日本時間の2020年11月15日(日)21:00頃に、ビットコインキャッシュのアップデートが予定されています。

今回のアップグレードでは、ノード間で一部機能の追加を巡って意見が対立していることに起因して、当該ブロックチェーンが分岐する可能性が示唆されています。

アップデートに伴うサービスの一部停止など、暗号資産取引所各社の対応方針に注意しておく必要があります。

各取引所の対応状況は以下のとおりです。

・Binance(バイナンス)公式情報
2020/11/15 10:00 AM (UTC)(日本時間の19時)よりBCHの入出金の一時停止を予定
2020/11/13 8:00 AM(日本時間の17時)から2020/11/16 8:00 AM (UTC)(日本時間の17時)までOTC Trading Portal におけるBCH tradingを一時停止

・FTX 公式情報
2020年11月15日(日)11:00am UTC(日本時間の20時)よりBCHの入出金の一時停止を予定

・GMOコイン 公式情報
2020年11月4日(水)定期メンテナンス以降
暗号資産FXおよび取引所(レバレッジ取引)でのBCH/JPYの新規注文を停止
2020年11月11日(水)定期メンテナンス以降
暗号資産FXおよび取引所(レバレッジ取引)での、BCH/JPYの決済注文を停止
販売所および取引所(現物取引)での、ビットコインキャッシュ(BCH)の注文を停止
ビットコインキャッシュ(BCH)の預入および送付を停止

・bitbank 公式情報
2020年11月13日 (金) 17:00〜
ビットコインキャッシュ(BCC) 入出金の停止
暗号資産取引所:BCC/JPY、BCC/BTC 新規注文受付等の停止
暗号資産販売所:BCC/JPY 新規注文受付等の停止
暗号資産を貸して増やす:BCC 新規注文受付等の停止

・楽天ウォレット 公式情報
2020年11月15日(日)よりビットコインキャッシュの証拠金及び現物取引並びに入出庫サービスの停止を予定

・ディカーレット 公式情報
当社では今後の動向を注視し、対応方針が決定次第お客様へご案内をさせていただく予定です。なお、アップデートに伴い、お客様の資産の保全及びお客様の取引に支障が生じるおそれがある場合には、暗号資産の売買、預入及び送付その他当社が提供するサービスの全部又は一部の提供を一時停止をさせていただく場合がございます。

・OKCOIN JAPAN 公式情報
当社では今後の動向を注視し、対応方針が決定次第お客様へご案内をさせていただく予定です。なお、アップデートに伴い、お客様の資産の保全及びお客様の取引に支障が生じるおそれがある場合には、暗号資産の売買、預入及び送付その他当社が提供するサービスの全部又は一部の提供を一時停止させていただく場合がございます。

Eメールアドレス宛にビットコインキャッシュを送金できるサービスを開始

暗号資産取引などのサービスを提供するBitcoin.comが、Eメールアドレス宛にビットコインキャッシュを送金できるサービスを開始しました。
Bitcoin.comのサイトで送金先のメールアドレス、送金者が利用する法定通貨、BCHが受け取られなかった場合の返金先のウォレットアドレスなどを入力します。最後に「Send」を押すとQRコードが表示されます。
相手のウォレットアドレスを入力しなくても、そのまま指示に従って進めるだけで送金が可能です。

つまり、相手のメールアドレスさえ分かれば、国をまたいだ送金も可能となります。法定通貨一覧には「円(JPY)」を選ぶこともできます。

アマゾンで暗号資産決済が可能に

アメリカでは暗号資産とAmazonの商品が交換できるサービスが増えてきています。
暗号資産系スタートアップが開発したブラウザ拡張機能「Moon(ムーン)」が、ライトニングネットワークを提供する決済手段を通して、アマゾンで暗号資産を活用して商品の購入することが可能となります。Moonで決済できる銘柄は下記の4種類です。
・ビットコイン(BTC)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・ライトコイン(LTC)
・イーサリアム(ETH)

BCH(ビットコインキャッシュ)の基本情報

通貨名:Bitcoin Cash
通貨記号:BCH
発行上限:20,999,999.9769BCH
販売時期:2017年8月
承認方法:PoW (Proof of Work)
ハッシュアルゴリズム:SHA256

BCH(ビットコインキャッシュ)の公式SNS、サイト、コミュニティー

公式サイト(英語)https://www.bitcoincash.org
公式サイト(日本語)https://www.bitcoincash.org/ja/
ホワイトペーパー https://www.bitcoincash.org/bitcoin-ja.pdf
Twitter(英語) https://twitter.com/bitcoincashorg/
Telegram https://t.me/bitcoincashfork
Instagram https://www.instagram.com/bitcoincashorg/
Facebook https://www.facebook.com/bitcoincashorg/
Reddit https://www.reddit.com/r/bitcoin_cash/
Github https://github.com/bitcoincashorg/bitcoincash.org/

BCH(ビットコインキャッシュ)の過去最高値

過去最高値:¥456,055 JPY (Dec 20, 2017)
参照:CoinMarketCap

BCH(ビットコインキャッシュ)過去最安値

過去最高値:¥7,855.92 JPY (Dec 15, 2018)
参照:CoinMarketCap

BCH(ビットコインキャッシュ)の相場

BCH(ビットコインキャッシュ)が上場したのが2017年8月です。そこから2017年の年末に向けて価格は著しく上昇していきますが、暗号資産バブルによって価格は暴落します。

ビットコインからハードフォークした暗号資産ですので、ビットコインとはある程度の相関を保っています。

BCH(ビットコインキャッシュ)のシンボル

BCH(ビットコインキャッシュ)のシンボルは公式サイトにて公開されています。
https://www.bitcoincash.org/ja/graphics/

BCH(ビットコインキャッシュ)のウォレット

ビットコインに対応した暗号資産ウォレットの多くは、ビットコインキャッシュに対応しています。ほとんどのウォレットは無料でダウンロードでき、使いやすく、送信、受信、資金の安全な保管、トランザクション検索などの重要な機能を持っています。

暗号資産のウォレットについてはこちらから。
https://coin-otaku.com/topic/28637

BCH(ビットコインキャッシュ)の送金手数料、送金時間

BCH(ビットコインキャッシュ)は、ビットコインに対して送金手数料が安かったり、送金速度が速かったりと言ったメリットがあります。上場した当時、ビットコインはスケーラビリティ問題を抱えており、送金手数料は高く、送金時間も長くなっていました。
現在では、ビットコインと比較して目立った差は無くなりつつあります。

BCH(ビットコインキャッシュ)の発行枚数、発行上限

BCH(ビットコインキャッシュ)の発行上限枚数は2,100万枚です。
この発行上限はハードフォーク元となったビットコインと同じ枚数で、2,100万枚以上発行されることはありません。

2020年10月末の時点で、約1,856万枚が発行されています。つまり、 総発行枚数に対して88%が発行済み ということになります。

BCH(ビットコインキャッシュ)の半減期、半減期のチャートとは

BCH(ビットコインキャッシュ)は、2020年4月8日21時20分頃に半減期を迎えました。

暗号資産においては、半減期を迎えることでトークンの希少性が上昇します。その結果、半減期に向かってトークンの価値が上昇することが一般的となっています。
ビットコインキャッシュは15時ごろを境に価格上昇し、1BCH=27,000円であったものが約30,000円まで急上昇しました。半減期の21時00分ごろには少し価格が落ち着き、29,000円となりました。その後、価格は維持できずに半減期前の価格に戻っていきました。

BCH(ビットコインキャッシュ)とビットコインとの違いとは?

BCH(ビットコインキャッシュ)はビットコインと名前がとても似ています。どちらも日本の取引所で扱われている暗号資産です。そこで、ビットコインキャッシュとはどういうものなのか、ビットコインとの違いは何なのかについて説明します。

BCH(ビットコインキャッシュ)とは?

BCH(ビットコインキャッシュ)は2017年8月1日、ビットコインからハードフォークして誕生した暗号資産です。

ハードフォークは、暗号資産においてはアップグレードを意味する言葉として利用されます。発行以来、時価総額上位に継続してランクインする人気の暗号資産のひとつです。
2020年10月時点でのCoinMarketCapのラインキング5位に位置しています。

BCH(ビットコインキャッシュ)の誕生、歴史

BCH(ビットコインキャッシュ)は、数々の問題を解決するために誕生した暗号資産です。ビットコインは様々な問題を抱えていましたが、特に重要視されていたのはビットコインが抱えていたスケーラビリティの問題です。これは、暗号資産の取引が世界的に増加したことがきっかけです。

スケーラビリティ問題とは、ビットコインのブロックサイズの上限が理由となり、ビットコイン送付の手数料高騰や、取引の処理遅延などが発生する問題を指します。このような事態に危機感を抱き、ビットコインの利便性を高めるため中心的なコミュニティとは別に開発を行うコミュニティが発足し、ビットコインキャッシュが誕生しました。

ビットコインキャッシュでは、ブロックサイズの上限を増やし、サービス内の処理速度をスムーズにしました。また、手数料も安くしてビットコインよりも使い勝手のいい暗号資産になることを目指しています。

BCH(ビットコインキャッシュ)とビットコインの違い

BCH(ビットコインキャッシュ)はビットコインからハードフォークして誕生したため、基本的な仕様はビットコインと同じです。大きな違いはネットワークの処理能力を象徴する「ブロックサイズ」です。ビットコインの場合は上限が1MBであるのに対し、ビットコインキャッシュは32MBとなっています。

ビットコインビットコインキャッシュ
通貨記号BTCBCH/BCC
開始年月2009年1月2017年8月
承認方法PoWPoW
ブロックサイズ1MB32MB

BCH(ビットコインキャッシュ)のマイニング方法

どんな暗号資産でも、基盤のシステムとしてブロックチェーンの存在があります。ブロックチェーン内に取引のデータ(トランザクション)を記録する作業を、マイニングといいます。マイニングではマイナーと呼ばれる人たちがトランザクションを検証し記録します。

暗号資産のマイニングは、金や銀を掘るイメージになぞらえてそう呼ばれていますが、実際にはコンピューターで膨大な計算を実施し、取引の承認・確認作業を行うことを指します。
法定通貨であれば通常の取引は銀行(中央管理者)が承認作業を行います。しかし非中央集権である暗号資産の取引は第三者であるマイナーがその役割を担います。暗号資産の取引(送付)が行われると、世界中のマイナーが我先にと自由に取引の確認作業を行います。

マイニングの作業では、ハッシュ値として記録されているトランザクションを元に正解となるノンス(1度限り使用される暗号)を見つけ出します。この計算を素早くこなした人がマイニング作業を完了させ、報酬として市場に出回っていないビットコインキャッシュを入手します。

暗号資産のマイニングには、

①自分でマイニングマシンや専用機器を用意してマイニングをするソロマイニング
②不特定多数のマイナーが集まって、共同でマイニングをするプールマイニング
③実際にマシンを使うわけではなく、マイニングをおこなう企業に投資することで報酬を得るクラウドマイニング

の3つがあります。

ソロマイニング

ソロマイニングは自分でマイニングマシンや専用機器を用意してマイニングする方法です。プログラムはインストールして使用します。

基本的にマイニングは専門の企業が、広大で電気代のかからない土地や高性能マシンを準備して、大規模な事業として取り組んでいます。ソロマイニングでは到底企業に太刀打ちできません。言い換えれば、自分で高性能なマシンを用意すれば、1台でも200万以上の費用が掛かりますし、電気代も高額です。特に日本の電気代は高いので、もしマイニングでビットコインキャッシュを得たとしても、マシン代や電気代で確実に赤字になってしまいます。

今からビットコインキャッシュをソロマイニングで行うことは無謀と言わざるを得ないでしょう。
一方、開発されたばかりで、まだ競争も激しくないマイナーなアルトコインではソロマイニングは可能かもしれません。

プールマイニング

プールマイニングとは不特定多数のマイナーが集まって、共同でマイニングをする方法です。ビットコインキャッシュのマイニングはノンスを見つけ出す計算を大量におこない、答えを見つけます。
プールマイニングでは集まったマイナーのマシンを使うことで効率よく答えを探すことができます。多数の人が集団でマイニングをおこなうため、一人当たりの分け前は少なくなります。ハイスペックなマシンほど優れた計算能力を持つので、計算能力の高さに応じてマイナーは多くのビットコインキャッシュを受け取ることができます。

クラウドマイニング

クラウドマイニングは実際にマシンを使うわけではなく、マイニングをおこなう企業に投資することで分け前をもらいます。自分ではマシンを用意することもなく電気代もかからないので、一番楽なマイニングといえます。クラウドマイニングというサービスを購入すると考えると分かりやすいでしょう。

クラウドマイニングは一定の期間契約することでその期間の報酬を得ることができます。ほとんどが6か月から1年、2年ほどの契約です。ハッシュレートの高いマシンを使用する企業を見つけることがクラウドマイニングで効率よく稼ぐ秘訣となります。

解決しようとしている課題

ビットコインが暗号資産として使われ始めた2009 年当初の手数料は、ほぼ無料と言える水準で問題なく送金を行うことができました。しかしながら、2014年頃よりビットコインの世間への認知度が高まり、利用者が急増するのに比例して手数料の上昇と送金時間の遅延が発生するようになりました。

ビットコインのコミュニティでは以前から対策は議論されていましたが、コミュニティ全体の合意を得るには至らず具体的な解決策を打ち出すことはできない状態でした。

ビットコインキャッシュは、ビットコインのボトルネックとなっていたスケーラビリティ問題(ブロックサイズが制限されていることによって起きる処理速度の遅延問題)を解決しようとしています。

ビットコインのスケーラビリティ問題

BCH(ビットコインキャッシュ)は、ビットコインのボトルネックとなっていたスケーラビリティ問題を解決するためにハードフォークによって生まれた暗号資産です。

暗号資産に用いられているブロックチェーン技術において、1つのブロックの中に書き込めるトランザクション(取引データ)の数が限られていることにより、ブロックの容量がフルに達するまでデータが書き込まれると処理速度がにわかに低下し、送金遅延を引き起こしてしまいます。

暗号資産に欠かせないブロックチェーン技術において、1つのブロック内に記録できるデータ(トランザクション)の容量が限られていることから引き起こされるトラブルです。ビットコインのブロックサイズ内トランザクションはわずか1MBです。
1MBではすぐにデータ容量が限界に達してしまいます。データ容量が限界を超えるとサービス内の処理速度が低下し、送金が遅延してしまいます。

加えて、ビットコインの取引データの承認は10 分に1度行われるため、自分の取引データがブロックに取り込まれなかった場合、最低でも10分間は待たなくてはいけません。少しでも早く送金するためには手数料を高く支払う必要に迫られます。こうして、手数料の上昇が進むと同時に送金が完了するまでの時間も長くなるといった悪循環が生み出される結果となりました。

このように通貨の利用者が増加することで本来の利便性を失ってしまう問題をビットコインのスケーラビリティー問題といいます。

マイニング難易度を自動調整

ビットコインキャッシュでは、スムーズな取引のためにマイニングの難度を調整するシステム「EDA(Emergency Difficulty Adjustment)」を導入しています。
ビットコインキャッシュの新たな調整システム「EDA」とは、取引数とマイナーたちが適正なマイニングが行えるように、難度を上げ下げしながら調整するシステムです。マイニング難易度を自動調整することで安定したマイニングを実現することができます。取引もスムーズにできるような配慮がされています。

ビットコインの理念を巡る争い

ビットコインは管理者が存在しない非中央集権性コミュニティであるため、意見の違いからさまざまな派閥が生まれ、最終的には通貨自体が分岐する(ハードフォーク)という出来事を巻き起こすこととなります。暗号資産の開発方針についてそのコミュニティ内部で意見が対立した場合、暗号資産のアップグレードに対して賛成派と反対派にコミュニティが分裂する場合があります。この状態でハードフォークが実行されると、二つのコミュニティがそれぞれ分岐した通貨を支持するため、どちらも存続します。

2017年8月にハードフォークした現在のビットコインキャッシュも、ビットコインのコミュニティで合意形成に至ることができずして生まれた暗号資産です。

BCH(ビットコインキャッシュ)の特徴

BCH(ビットコインキャッシュ)の特徴①:ビットコインからハードフォークして誕生

ビットコインのハードフォークの中でも、最も有名なものがビットコインキャッシュです。このハードフォークは、2017年8月1日に実施されました。

ビットコインキャッシュは、基本的な仕組みはビットコインと変わりません。しかし、当時のビットコインはスケーラビリティ問題が深刻な課題となっていました。ビットコインキャッシュはビットコインのスケーラビリティ問題を解決するために生まれました。

BCH(ビットコインキャッシュ)の特徴②:ブロック容量を拡大してスケーラビリティ問題を解決を図る

スケーラビリティ問題の深刻な事態を受け、従来の利便性を取り戻しより使いやすい通貨の開発を目指したのがビットコインキャッシュです。2017年8月にビットコインからハードフォークしたビットコインキャッシュはブロックサイズの容量が8MBに拡大したことによりビットコインが経験した取引手数料の急騰を回避することができました。その後、2018年5月には8MBから更に32MBにブロックサイズが拡大されました。

つまり、ビットコインではわずか1MBだったブロック容量でしたが、ビットコインキャッシュは8MBを経て32MBにまで拡大しました。これにより、ビットコインが抱えていたスケーラビリティ問題を解決することになりました。

BCH(ビットコインキャッシュ)の特徴③:新たなマイニングシステムを導入

ビットコインはマイニングに「NDA(Normal Difficulty Adjustment)」というアルゴリズムに使って、取引の量とマイナーとの関係性を考慮して、2週間に1度難易度調整を行っています。

ビットコインキャッシュにおいても、誕生初期のころはビットコインと同等のNDAを採用していました。NDAというアルゴリズムにおいては、難易度が変わってマイニングしやすい状況になった時だけマイナーが大勢参加します。
ところが、競争が激しくなるとマイナーにとってはマイニング報酬が想定どおりに受け取れなくなる状況になります。ビットコイン同様の仕組みでは、マイナーの数が少ないことから、マイニングがされなくなりハッシュレートが下がるなど安定しない状況が発生し、安定的に運営できない状況におちいってしまいました。

そのため、ビットコインキャッシュは、マイニングの難度を調整するシステム「EDA(Emergency Difficulty Adjustment)」を導入します。NDAと比べてEDAは取引生成をスムーズにしやすいためビットコインキャッシュの取引承認は比較的高速となりました。ところが、難易度調整を何度も行うことから取引の速度に合わせてマイナーを集めたり拒絶したりを繰り返してしまいます。よって、ハッシュレートが急激に何度も変化してしまうという課題がでてきました。

現在は「DAA(Difficulty Adjustment Algorithm)」と呼ばれるこまめにブロックの難易度調整ができるアルゴリズムを使用して、暗号資産のマイニング難易度を調整しています。
DAAをかんたんに説明すると、マイニングにおけるブロック生成の難易度調整を10分に1度のペースで行うシステムのことです。DAAは、NDAの安定感とEDAの柔軟さをあわせたような仕組みとなっています。DAAの導入によって、上記の問題が発生しづらく安定的にマイニングが可能となりました。

その結果、取引速度を短くしたり手数料を安くしたりといったビットコインで問題となっていた課題を解決しています。

BCH(ビットコインキャッシュ)の特徴④:32MBのブロックサイズを採用

スケーラビリティ問題への一番の対策としては、ブロックサイズを大きくして多くの取引情報を処理させることです。ビットコインキャッシュは、ブロックサイズを32MBまで拡張しています。

ビットコインキャッシュのブロックサイズは、ハードフォークの当初は8MBに拡張されましたが、その後2018年にさらに4倍の32MBにまで拡張されました。1回の処理に行われるデータ量が増えるため、スピーディな処理が可能となり、結果として送金時間の短縮や手数料の低下につながっていきます。

BCH(ビットコインキャッシュ)の特徴⑤:手数料が安く利用できる

ビットコインは「デジタルゴールド」と言われるように、「価値の保存」とした目的で使われてきています。

ビットコインキャッシュは「決済通貨」としての役割を目的としているため、なるべく手数料を抑える方針で進んできています。過去には、手数料があるが故に送金できないような微量のトランザクションも承認していたり、手数料を一部のトランザクションで徴収しない予定があることを発表したマイナーもおり、送金価格が高騰し続けるビットコインとは異なる取り組みを見せていることが特徴です。

BCH(ビットコインキャッシュ)の特徴⑥:ビットコインキャッシュとビットコインSVのハッシュウォー

2018年11月に、ビットコインキャッシュのコミュニティが分裂するハードフォークが発生しました。ビットコインキャッシュの最大勢力であるビットコインABC と、ビットコイン考案者サトシ・ナカモト氏の開発理念( Satoshi Vision )に忠実な通貨の開発を目指すビットコインSV が開発方針を巡って対立しました。
コミュニティとしてはABC支持派のほうが多く、SV支持派を上回っており、これまでのビットコインキャッシュのブロックチェーンを継承したのはビットコインABCでした。分裂前のブロックチェーンを引き継いで利用できるのは、「ハッシュウォー」の勝者です。

ハッシュウォーとは、マイニングによる取引情報の処理速度(ハッシュレート)を競うものであり、より速く取引情報を処理できる(つまり、チェーンを長くできる)ほうが勝利となります。
これは長い方のチェーンに正当性が与えられ、短い方は消滅するというブロックチェーンの意思決定ルールがあるためです。

しかし、ビットコインキャッシュはハッシュウォーで決着がつくことはなく、最終的には二つのチェーンがそれぞれ独自の開発を行う結果となりました。完全に異なる二つの暗号資産が誕生することになったのです。

ビットコインABC を支持したグループは、ビットコインキャッシュ(単位: BCH )の名前を継承することになりました。一方、ビットコインSV を支持したグループはビットコインSV (Bitcoin SV、単位: BSV )として新たな通貨をスタートさせました。

BCH(ビットコインキャッシュ)のメリット

ビットコインキャッシュは比較的新しい暗号資産であり、送金コスト以外の特徴としては、まだビットコインと大きく異なる点はありません。ビットコインも送金スピードが早くなりましたので、コスト面のメリットが大きいといえます。

ビットコインキャッシュは、誕生した2017年に多くのユーザーに利用されることを目的として、ビットコインを保有しているユーザーにビットコインと同じ枚数だけ付与されました。そのため、他の暗号資産と比べても取引相手が多いことから流動性も大きくなっています。つまり、お金としての交換や取引に向いているというメリットがあります。

BCH(ビットコインキャッシュ)のデメリット

ビットコインキャッシュは比較的新しい暗号資産であり、ビットコインと比較するとまだまだ使用できるサービスや店舗が多くありません。ビットコインからハードフォークした暗号資産ですが、ビットコインで決済できる場所でビットコインキャッシュが使えるとは限りません。
しかしながら、ビットコインキャッシュはビットコインの抱える実用化における課題を解決するために生まれた暗号資産です。実生活でお金という価値で利用できる市場が大きくなれば、価値が上がることも期待できます。

ところが、ビットコインの抱える課題を解決することを目指して作られた暗号資産はビットコインキャッシュだけではありません。ビットコインのマイニングも黎明期には参加すること自体のハードルは低いという特徴がありました。今ではマイニングがビジネスとなっており個人がビットコインのマイニング市場に参加するの実質不可能ですが、ビットコインキャッシュはブロックサイズが大きくなったことで、マイニングへの参加のハードルがより高くなったといえます。

このことにより、マイニングは投資活動としてごく一部の参加者で行われる可能性は否定できません。ビットコインの特徴である非中央集権型の運営ではなくなるのではないかと不安視する意見もあります。

BCH(ビットコインキャッシュ)の技術と仕組み

半減期、発行上限はビットコインと同様

BCH(ビットコインキャッシュ)の発行上限は約2100万枚であり、ビットコインと同じ数値になっています。 また、マイニングによる報酬額もビットコインと同様です。4月8日21時20分(日本時間)頃、ブロック数が63万に達し「半減期」を迎えました。マイニング報酬は12.5ビットコインキャッシュ(BCH)から6.25BCHになりました。

一部の暗号資産には半減期と呼ばれるマイニング報酬の調整があります。
目的は暗号資産のインフレ(価値の下落)を防ぐためです。
特定のブロック数に達するとマイニングに対する報酬を段階的に下げていく仕組みになっています。

PoWによるマイニング

PoW(プルーフ・オブ・ワーク)とはコンセンサス・アルゴリズムの1つです。暗号資産の取引や送金データを正しくブロックチェーン(block chain)につなぐための仕組みです。PoWは膨大な量の単純な計算を行う必要があります。この計算の結果をいち早く導き出し、適切な数値(ナンス)を見つけたマイナーに、マイニングを行う権利が与えられます。
この膨大な量の単純計算の勝者がマイニングを行う権利を獲得できます。

PoWは不正な攻撃に強いためマイニングの安全性が高まるメリットが有る一方で、少しでもCPUの計算能力を高めたコンピューターが多数必要となることと、マイニングによる膨大な電力消費によってコストが大きくなるという課題も存在しています。

BCH(ビットコインキャッシュ) ハードフォークとは?

ビットコインのスケーラビリティ問題を解決する方法をめぐり、ビットコインのコミュニティにおいて「Segwit」(セグウィット)と「Big Block」(ビッグブロック)の2通りの方法が提案されました。

ビットコインの開発者グループで構成された、既存ソフトウェアを改良することで解決を目指す派閥からは、Segwitが提案されました。Segwitとは、トランザクションデータの署名部分を別の領域に格納することで、1つのブロックの中に詰め込めるトランザクションデータの量を増やせるという技術です。

暗号資産取引の承認などによって報酬を得ているマイナービットコインのブロックチェーン技術における「ブロック」の容量を大きくすることで解決を目指す派閥からは、Big Blockが提案されました。Big Blockとは、ブロック1つあたりのサイズを大きくすることで1度に格納できるデータ量を多くし、処理能力を高めることを狙ったものです。

ビットコインのコミュニティは当初Segwitで対処しようとしていましたが、ブロックサイズを大きくするBig Blockによる対応をうたうグループの声が大きくなっていきました。

この両者の対立が顕在化したことによって、世界中にビットコインの信頼性に関する懸念が広がりました。日本国内においても、暗号資産取引所がビットコインの入出金と決済を一時中止する事態も引き起こしました。
そして最終的には、スケーラビリティ問題への対応方法に関する意見の相違でハードフォークが実施されることになったのです。

そしてこのBig Blockを採用することで生まれたのがビットコインキャッシュです。

BCH(ビットコインキャッシュ)のウォレット

ビットコインに対応しているウォレットの多くは、ビットコインキャッシュにも対応しています。
ウォレットは大きく6種類存在し、それぞれにメリット・デメリットがあります。

・取引所ウォレット
・ハードウェアウォレット
・モバイルウォレット
・デスクトップウォレット
・ウェブウォレット
・ペーパーウォレット

初心者向けにウォレットを解説している記事がありますので、こちらも参考にしてみてください。
https://coin-otaku.com/topic/551

BCH(ビットコインキャッシュ)の購入方法

BCH(ビットコインキャッシュ)はメジャーな暗号資産であり、多くの国内取引所で購入することができます。初心者におすすめなのは販売所での購入です。
販売所では、運営会社(Coincheck等)と暗号資産の売買を行います。運営会社が保有するコインを、提示された価格でユーザーが購入する仕組みです。
すぐに希望の数量の暗号資産を取引できますので、簡単に利用することができます。後に説明する取引所よりも手数料は割高になるのが一般的です。

取引所では、ユーザー同士が暗号資産を売買します。「売買板」で、売買のレートと注文量を示した情報を確認することができます。
取引所での暗号資産の売買は、スプレッドと呼ばれる手数料がかかりますが、販売所と比較すると手数料は気になるほどではありません。しかしながら、為替取引と同じく市場ニーズで決定するため、思いどおりに売買できない可能性があります。初心者には慣れるまでに時間がかかります。

取引所によって取り扱う暗号資産や購入方法が異なりますので、購入の際には取引所ホームページで確認することが大切です。

BCH(ビットコインキャッシュ)の今後 将来性は?

2017年にビットコインのハードフォークによって誕生し、コインマーケットキャップではTOP5に入るまでに成長したビットコインキャッシュの今後はどうなるのか、気になりますよね。実際に店舗やネットサービスなどでもビットコインキャッシュの取り扱いが始まっています。ビットコインキャッシュが今後さらに市場拡大によって利用されることで、価格が上昇していく可能性は十分にあります。

ビットコインキャッシュ11月15日のハードフォークについて

ビットコインキャシュネットワークは半年に一度、11月15日と5月15日にプロトコルのアップグレードを行います。(半年毎のアップグレードは永遠に続くものではありません)
ビットコインキャッシュのネットワークを継続的に改善し、競争力を高めることで、アプリケーション開発とイノベーションのための強い基盤を作ることができます。この技術的基盤の構築が完了したとき、ビットコインキャッシュはが世界で利便性の高い「お金」として使われることが期待できます。


2020年11月15日に予定されているアップグレードは、BCHNハードフォークの可能性があります。ニュースをウォッチするとともに、ビットコインキャッシュのアップグレード完了後、十分な安定稼働を確認してから取引を行いましょう。

 

 

コインオタク伊藤
2020年11月15日付近にビットコインキャッシュがハードフォークすると話題になっております。ハードフォーク前に保有するべきかどうかを解説いたします。 ハードフォークはブロックチェーンのアップデートの時にも利用される言葉であり、暗号資産が二つに分裂することを表す言葉ではありません。しかし、今回のビットコインキャッシュのハードフォークはトークンが二つに分裂する可能性があります。そのため、1つのものが二つになるとお得になる?と考える方が多いのが実態です。本当はそんな単純ではないのですが、暗号資産の歴史の中ではハードフォークでトークンが分裂すると儲かるケースがありました。その印象をそのまま現在でも保有している人が多いです。伊藤は、今回のビットコインキャッシュのハードフォークにおいて保有をしない方が良いという立場です。その主な理由は2つあります。1つ目は現在は日本人は海外取引所を自由に使える環境ではないため、ハードフォークをして分裂したトークンを自由に売買できない可能性があるためです。2つ目の理由は今回のハードフォークが過去のハードフォークと異なり圧倒的な分裂ではなく、7:3または6:4くらいの票が割れる内容となるためです。結果、大きなコミュニティとして維持することが難しくなり、分裂したどちらも価値を維持することが難しくなるのではないかという懸念があります。ハードフォークの銘柄を保有して利益になった時代は確かにありましたが、その儲かった理由は分裂した両方の銘柄が後々評価されたからに他なりません。ハードフォーク自体が価値があるのではなく、分裂した後のプロジェクトの評価が高まるかどうかが本質です。今の環境を考えると分裂はプロジェクトにとって望ましいものではなく、プロジェクトがハードフォークを選択するのであればコミュニティの保守派も革新派も両方共倒れになるリスクがあると言えるでしょう。

 

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