大手証券会社コンソーシアム設立へ
「証券コンソーシアム」35社参画、発足の発表で大きな注目を集めました。(中略)証券会社35社が参画しています。会長となり音頭を取ったSBIの北尾社長は「最先端の技術を取り入れ、様々な産業を巻き込み、日本が誇るべき共創のコンソーシアムにしていきたい」と語っております。
引用元:COIN POST
SBI Ripple Asia主導証券コンソーシアムの可能性と証券口座におけるKYCの未来(2018年4月22日)より
このことは証券会社35社が同じ方向性を向いたということです。
今まで敵対視していた証券会社同士が、SBIを中心に結束したという事実は非常に驚くべきことです。
これにより SBIや北尾会長の力の強さが証明された 格好となり、存在はより大きなものとなります。
KYCに関するプレゼンテーションを実施
「一つのプラットフォームでKYCを一元管理する事で、ユーザーはたった1回そのプラットフォームでKYCを行うだけで何社もの証券会社の口座開設におけるKYCをパスできる」といった事を試みる実証実験であった他、プレゼンテーションでは実際にプラットフォームのデモまで行われており、実現可能性は非常に高いのではないかと感じさせられる内容
引用元:COIN POST
SBI Ripple Asia主導証券コンソーシアムの可能性と証券口座におけるKYCの未来(2018年4月22日)より
KYCを一元管理するというアイデアは誰もが考えうることで多くの人が望んでいることです。
しかしそれは情報管理など様々な課題があり実現することは非常に難関です。
ただ、 すでにプラットホームが完成されデモまで行われており実用性の目途が立っている ため、近い将来の導入が期待されます。
KYCにおける現在の課題
現状の課題としては、証券会社で口座を開こうとする際に、証券会社ごとでKYCを行っています。
また、複数の証券会社の口座を開く際は何回もそれぞれの証券会社のルールや、やり方でKYCを行わなければなりません。
引用元:COIN POST
SBI Ripple Asia主導証券コンソーシアムの可能性と証券口座におけるKYCの未来(2018年4月22日)より
銀行に口座を開く際にも、各銀行で 毎回KYCを行うことは煩わしく 、それぞれでやり方やルールが異なるため面倒です。
また書類の保管なども大変です。
これらのことが解消されることを我々は強く望んでいます。
ブロックチェーンが煩雑なKYCを簡略化
改ざん不可能な分散型台帳技術を組み合わせ、証券コンソーシアムのプラットフォームを作り、証券口座作成の申請をプラットフォームで一元化する事で、ユーザーはたった一回のKYCだけで複数の証券会社の口座開設におけるKYCをパスする事が可能になります。
引用元:COIN POST
SBI Ripple Asia主導証券コンソーシアムの可能性と証券口座におけるKYCの未来(2018年4月22日)より
このことは今までの課題の有力な解決策です。
証券会社にはそれぞれ長所短所があり、顧客がそれを使い分けています。
この技術によってユーザーは 手軽に証券口座を複数持つことが可能 になり、投資に対する考え方が広がります。
投資=怪しいというイメージが強い日本人にとってこのことはきっかけの一つとなり、選択肢を大いに広げるだろう。
期待されるユーザビリティの向上
証券会社の扱う商品は(中略)それぞれ異なっており、ユーザーは自分がその時のニーズに見合った証券会社をより簡単に利用できる事になるでしょう。
引用元:COIN POST
SBI Ripple Asia主導証券コンソーシアムの可能性と証券口座におけるKYCの未来(2018年4月22日)より
簡単に証券口座を開設できるということは、 証券会社にとっては競争の激化 を表しています。
新規のユーザーを獲得しやすくなる一方既存のユーザーが流出しやすくなります。
このことは課題解決から新たな課題を生むことになります。
業界最大手であるSBI中心になってしまうのではないか。
ブロックチェーンについて知りたい方はこちら
証券会社と暗号資産の関係について知りたい方はこちら
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