こんにちは、テクニカルスナイパー(@forgoodtrade)です。私はコインオタク編集長の伊藤健次さんに次ぐ立場としてオンラインサロン「COIN OTAKU 共和国」の専属講師を務めています。
そのご縁からコインオタク公式ホームページにて私の記事を寄稿させていただいています。ぜひ最後までお読みください。
誰にでもできる効率的な投資とは
投資やトレードによって資金を増やしていくことを考えていらっしゃる方は多いかと思いますが、そうした中でも様々な金融商品あって合理的・効率的なものを選ぶことは難しいかもしれません。
特に時間がない方や資金が少ない方の資産形成ニーズは私も多いと感じており、その度に為替のデイトレードを推奨しています。
何よりも世界一を誇る流動性の高さが最大のメリットで、ハイリスクだという印象がありながら通貨というのはもっとも安定している資産になります。
そして単元株で買わなくてはならない株式投資などと違って少額から始めることもでき、信用取引などのリスクを負わずとも比較的 スムーズにショートポジションを取って利益を得ることもできます 。
近年隆盛したビットコインも1万円から買えるということで爆発的に普及した投資商品ですが、よく言われるようにボラティリティが高く、安定感に欠けるため、ポジションをニュートラルにしておいていわゆる ノーポジ状態にしても毎日大幅な増減 があります。
またビットコインはじめ暗号資産はいまだ手数料が高いという問題を抱えており、ボラティリティが高いにもかかわらず細かな売買がしにくいという点においても資産形成の軸とするのには不安定です。
ゆえにビットコイン(アルトコインは軒並み期待できない)を扱う場合は4時間足を見ながら中期的なスパンを見据えて現物トレードするのが多くの方にとっては良いでしょう。
株式投資についても日足を見ながらMAX3か月以内で売買するのが負担なく着実に資金を回転させる上で効率的といえます。
ビットコインは24時間365日相場が動いているため、チャートに連続性がありますが、株の場合は平日9:00-15:00しか市場が開いていないため、日足以上の長い時間軸で見ることを推奨します。
大きい値動き・方向性が読みやすい・素直
メジャーな通貨ペアとしてユーロドル・ドル円・ユーロ円があり、特にドル円は日本人に人気です。私もFXトレードを始めた当初はドル円しか触らないというように決めてやっており、次第に対象を増やしていきました。
三大通貨と言われるもの同士のペアであるため、流動性が高く、値動きに安定感があることが特徴です。
これらを軸にトレードすることを推奨する一方で、リスクを取ってリターンを求める以上は大きな値動きがあるものを扱うほうが良いとされています。
ボラティリティの最たる例としてビットコインを思い浮かべるかもしれませんが、これは実は個別株で、 厳選された小型株に全財産を入れるというやり方がもっとも早く資産形成する方法 です。
値動きが大きいということはそれだけ流動性が下がるため、注文が通りにくくかったり、エントリーのタイミングが少なかったりして難易度が上がります。
為替相場はよほど新興国通貨を触らない限りは一定の流動性が担保されているため、ある程度のレベルになってくるとトレード対象の通貨ペアは直近の 日足等を見て値動きの大きいものを選んでいく という流れになります。
私は普段は長期足をあまり見ませんが、週末レポートを書く際に振り返りと次週の戦略を思い描くようにしています。
もちろん通貨同士の相関関係を見ながらより確度の高いポイントで入るなど他にもそれぞれがエントリー条件を持っていることでしょう。
そうとなればやはり冒頭で取り上げた3通貨ではなく、それ以下のポンドや豪ドルなどを極められると大きく利益を積み上げることができます。
しかし個人的な話になりますがポンドは長期足での方向感が読みやすい一方で、15分足などの短期になると髭が多い(ビットコイン的な現象)ため、最近では急騰急落の初動のみを探すようにしています。
水平線の使い方
ここでは私が裁量トレードにて最重要視している水平線について詳細にご紹介しておきます。俗に抵抗線(レジスタンスライン)や支持線(サポートライン)と言われますが、特に一定のレンジ内で値が動く為替相場においてはどちらでも同じものです。
ゆえに、これらをまとめて「水平線」と呼んで差し支えないと私は考えており、水平線の特徴は以下2つの特徴に集約されます。一つ目は 値動きが止められやすいポイント 、二つ目は 抜けたときに勢いがつきやすいポイント となります。
ごく当たり前のことであるため、人によっては「それはそうだろう」と感じるかもしれませんがこれはとても重要なことなので軽んじてほしくないことです。
そしてこれがかの有名なダウ理論というもので、高値や安値をもとにした節目を参考にサポートとレジスタンスが相場展開によってその役割が入れ替わります。
簡潔に言えば、上記に書いた二つを理解することでエントリーを「待つ」ことができるようになります。
値動きが止められるように機能している際はその水平線で反発するまでエントリーを待ち、抜けた時に勢いがつくように機能している際はその水平線を貫くまでエントリーを待つことができます。
また水平線の三つ目の使用法として、水平線までの距離が遠いときは今この瞬間にエントリーして水平線を利確目標に置くということもできます。
私もTwitterなどで動画を不定期投稿していますが、ここで書いた内容とプライスアクションの基本(別途どこかで書きます)さえ理解できていれば今後の私の発信の受け取り方は変わってくるかもしれません。
チャートを輪切りにするように水平線を引いて目先の到達目標を考えていきましょう。
テクニカルスナイパーの発信媒体
私は以下の媒体にて発信をしていますのでぜひチェックしてください。
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この記事を書いた人
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FXデイトレードと新興株のスイングトレードをメインとした個人投資家。
シンプルなチャート分析とプライスアクションを基にした手法や金融経済に関する教養をTwitter・LINE@にて発信。
オンラインサロン「COINOTAKU共和国」の専属講師を務めるのほかに、対外セミナーへの登壇もこなす。
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