【伊藤が解説】仮想通貨ベーシックインカムの先、ワールドコインの展望

ワールドコイン、新デザインのOrb導入

ワールドコインの開発企業であるTools for HumanityのCEO、アレックス・ブラニア氏が、眼球スキャン装置「Orb」の新デザイン構想を発表しました。

この新デザインは「よりフレンドリーな」外観を目指し、2024年前半にリリース予定です。
Orbは虹彩をスキャンしてユニークなID(World ID)を生成し、現在316万人以上が登録しています。

このデバイスは現在ボウリングボール程のサイズで、120カ国にユーザーが存在します。
ワールドコインは、AIの台頭する現代において、全世界の人々にベーシックインカムを提供することを目指しています。

ワールドコイン、虹彩スキャン装置「Orb」を新デザインに

COINPOST

仮想通貨ベーシックインカムの先、ワールドコインの展望

伊藤健次
伊藤健次
このニュース、伊藤が解説します。

仮想通貨市場でベーシックインカムを試験的に実施しているワールドコインプロジェクトは、登録に必要な眼球スキャン装置「Orb」を2024年末までに新デザインにリニューアルすると発表しました。

ワールドコインプロジェクトは単にお金を配布するだけではなく、今後どのような役割を果たすのかを解説します。

2024年の市場参加者の主要な関心事の一つはエアドロップです。
エアドロップは、特定の条件を満たしたユーザーに無料で仮想通貨を配布することを指します。

一般経済においても、サービスに初めて登録する際にキャッシュバックを受けられることがありますが、仮想通貨の世界ではその金額が桁違いに変わります。
2023年には、1回で数百万円相当のエアドロップを行うプロジェクトが複数誕生しました。

ワールドコインプロジェクトは、このようなエアドロップとは異なり、いつ始めても毎週一定額の仮想通貨を受け取ることができます。
ベーシックインカムが始まってから現在180日が経過しました。

登録初日に数百万円のボーナスを与えるプロジェクトと、毎週1,000円を与えるプロジェクトとでは、後者の方がユーザー維持率が高いです。
エアドロップは、プロジェクトと「エアドロップハンター」と呼ばれる人々の間の戦いに発展し、多くの普通の人々を取り残しています。

ワールドコインは316万人以上の登録ユーザーを持ち、その大多数がアクティブユーザーです。
一度に大量のお金をエアドロップするプロジェクトは、この約1/10のユーザー規模で成長が鈍化することが多いです。

将来的には、エアドロップの文化が廃れ、ベーシックインカムのような配布方法が一般的になるかもしれません。
その時、ワールドコインプロジェクトは、プロジェクトに重要ななりすまし防止機能を提供するでしょう。

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この記事を書いた人

伊藤健次

日本最大級の暗号通貨サイト【COIN OTAKU】編集長 1984年生まれ 静岡県出身 慶應義塾大学 大学院 経営管理研究科 ヘルスケアポリシー&マネジメント集中コース終了 株式会社ソクラテス 代表取締役 / 国内企業暗号資産事業顧問 / 暗号資産取引所アドバイザー / 暗号資産投資アナリスト / Fintechコンサルタント / 暗号資産非公式アーティスト /YouTuber テレビ東京WBS出演 テレビ東京モーニングサテライト出演 NHKおはよう日本出演 BS11 真相解説 仮想通貨NEWS!出演 その他各メディア取材、出演

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