ブロックチェーン市場において最も大切なのはそもそもの「信用」
1月17日にシンガポールで開催された日経イノベーションフォーラムでの講演の中で暗号資産とDLT(分散台帳技術)について、 Yahooの共同創設者Jerry Yang氏は、「暗号資産とブロックチェーン技術は、暗号資産市場で信頼の強固な基盤を築くのであれば、長期的に存続するだろう」と述べています。
具体的には、Yang氏は、ブロックチェーン対応のソリューションが、既存の銀行および金融部門の変革に重要な役割を果たすと考えています。
ただし、これは ユーザーが暗号化製品とブロックチェーンベースの製品を信頼できる場合にのみ実現する可能性があることを「信頼あり、巨大な機会」と強調 しました。
Yang氏は、暗号化業界は、世界の伝統的な取引プラットフォームに大きな利益をもたらし、銀行業務プロセスを合理化することができると付け加えました。
Yang氏は 「DLT対応の金融プラットフォームが、より高い透明性と効率性を可能にする」 と他の多くの専門家と同様の意見を述べています。
人間の意志で動いてきた従来の市場は、「信用」が大前提のブロックチェーン市場普及も時間の問題!
ブロックチェーンを信じるということは、市場参加者は大前提です。
ブロックチェーンを信用していない人は、そもそもこの市場に入ってこれないのです。
この定義は、ブロックチェーンを信用しよう!という以上に、「ブロックチェーンは信用が破たんしてしまったらこの世界は終わりである」といいたいのだと思います。
そして、無いことを無い、と証明することは悪魔の証明と言う言い回しがあるほど不可能です。
ブロックチェーンが信用できないという事を証明することはできないので、結果的に世の中が全員ブロックチェーンを信用するのは時間の問題と言えるでしょう。 前述の記事の中では伝統的な市場は混乱する、という話がありました。
これは伝統的な市場は「信頼」では成り立っていないことを表します。
効率的な物は存在せず、人の意思が改ざんした時代が伝統的な市場です。
不正・虚偽・非効率が全て無くなるのが次の世の中です。
銀行が利益を得られるという点においては、ビジネスは上手く回ると思いますが、雇用を削ることによる影響だと思います。
伝統的な仕事をしている人々は、揺るがない信用を持つようになるブロックチェーンに対して十分危機を感じていることでしょう。
実際に食品なども生産から消費者の手に渡るまでの工程を明確にするトレーサビリティにブロックチェーンを活用して消費者から信用を得ている事例も沢山あり、こちらの記事でも実例を紹介しております!
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今回はブロックチェーン市場において最も大切なのは「信用」という、世界の意見についてまとめました!