コインベース、イギリスに続き、欧州6カ国で暗号資産VISAデビットカードを拡大

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暗号資産取引所のCoinbaseが発行したVisaデビットカードはヨーロッパ6カ国でも使えるようになりました。

Coinbaseカードはイギリスの他に スペイン、ドイツ、フランス、イタリア、アイルランド、オランダに住んでいるユーザーが利用可能 で、Visaが利用できるオンラインストアと実店舗の両方で、Bitcoin[BTC]、Litecoin [LTC]、Ripple[XRP]、Stellar Lumens [XLM]、Bitcoin Cash [BCH]が使用できるようになります。

Coinbaseは2019年4月10日にイギリスで初めてVISAデビットカードの発売を発表し、カード発行手数料は4.95ユーロで、最初の1000枚は無料で配布しています。

各取引の手数料は2.49%、変換手数料は1.49%、取引手数料は1%。他のヨーロッパ諸国で使うなら、2.69パーセントの料金が発生し、ヨーロッパ以外では、1トランザクションあたり5.49%の費用がかかり、チャージバックの処理の手数料は20ポンド(26.20ドル)がかかってきます。

AndroidとiOSの両方のデバイスで利用可能なモバイルアプリにリンクされていて、ユーザーはアプリ内で領収書、取引履歴、支出カテゴリー、使用する暗号資産の選択ができるようになり、決済に使用した暗号資産は加盟店に直接支払うわけではなく、Coinbaseが暗号資産からユーロに変換し加盟店に支払う流れとなります。

イギリスのペイメント会社「Paysafe Financial Services Limited」と提携してカードを発行しており、電子マネーおよび支払手段の発行に関して、金融局によって承認されています。また、Coinbaseは世界的に見ても大きい取引所で、信用も高いので、今後は 何百万ものユーザーに使用されると予想されています。 

 

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

暗号資産決済のインフラが整ってきました。当初、暗号資産決済に活用されていたグローバルカードブランドでしたが、一時期から暗号資産決済市場からの撤退をしておりました。

カードブランドの対応の影響でいくつかの暗号資産決済デビッドカードはサービス廃止をしております。

当時一番問題にされていたのは顧客のKYC(個人認証)の徹底です。

今回のように暗号資産取引所が提供するサービスの上であればKYCの徹底も十分可能でしょう。

暗号資産決済が普及するにはまだ課題が残っております。

  今回のニュースでも中心になっているようにその手数料の高さは法定通貨の決済と比較しても無視できないコストとなります。 

今後は参入企業同士の競争により、決済手数料が無視できるレベルまで圧縮されることを期待しております。

 

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