「ビルゲイツがコロナウィルスとワクチン両方を作り出した?【ワクチン陰謀論】」の第3回目、ついに最終回の配信です。
今回は第1回と第2回の記事を踏まえた上で「今後、我々がどのように生きてゆけば良いのか」についてお話していきます。
第1回と第2回の記事を踏まえたうえでお話いたしますので、チェックしていない方は以下より前回までの記事を読んだうえでこの記事をお読みください!
第1回の記事はこちらから
https://coin-otaku.com/?p=55178
第2回の記事はこちらから
https://coin-otaku.com/?p=55181
人類の未来はどのように生き抜くべきか
世の中の陰謀論と呼ばれるものは丁寧に紐解けば、嘘と真実が混ざった情報であることが分かります。鵜呑みはできませんが、無視するわけにもいきません。このような情報はこれからもどんどん増えていくでしょう。
私たちは未知のものに対して考える力を身に着ける必要があります。
ここでは新しい情報と考え方について解説をします。
本当に怖いのはウイルスよりも報道
2015年、ビル・ゲイツ氏が人類の脅威は戦争ではなくウイルスであると世の中に警鐘を鳴らしました。
2020年に流行した新型コロナウイルスが全世界の経済に大きなショックを与え最悪の結果になってしまいましたが、しっかりと教訓を学び、次のウイルスの脅威には耐えられることでしょう。
では次に恐れるべきものは何でしょうか?
我々人類がおろそかにし、対策をとっておらず、次に流行したら大きなショックを招いてしまう事。
それは、メディアの報道です。
WHO事務局長テドロス・アダノム氏の中国を擁護する発言の数々について、これは非常に由々しき事態であると感じます。
理由は、メディアで発信された情報は世論であり、正しいという風潮になってしまうためです。伊藤はWHOを擁護するわけではありません。
米国の反対意見を見たことがある方はどれほどいるかという問題です。
欧州はWHOやテドロス・アダノム氏の対応を称賛しております。
そして、米国のWHOの拠出金にまで言及する姿に政治利用である、非合理的であるという発言も見られます。
日本の立場はどうでしょうか。
安倍首相がWHOの今回の騒動に対してどの立場か知っている方は少ないです。
理由は報道されないためです。外務省のHP公開情報や「Abe WHO」と調べると海外サイトで安倍首相の見解を確認することができます。
安倍首相は「日本はその貢献を削減したり、終了したりすることをまったく考えていません。今こそWHOを支援する時だ」と発言しており、WHOの政治偏りについて一貫して台湾が世界保健機関(WHO)へ参加することを強く求めております。
この立場は米国とは真逆となります。
日本のトップの発言をわざわざ海外サイトから仕入れないといけないという今の環境は健全とは言えないでしょう。これは陰謀論ではなく、ビジネスです。
メディアがお金になるほうへ報道を偏らせること、スポンサーの目的に合わせた報道をすることを規制することは難しいです。
放送法では公平である事、事実である事を定めておりますが、世界的な報道の自由を比較している「世界報道自由度ランキング」において2020年の日本は66位と低い評価を受けております。
今回の新型コロナウイルスの蔓延による被害は人的被害以上に経済被害が大きいです。経済被害の拡大には報道が大きく影響をしております。
TVだけでなく、インターネット上の情報や書籍に至るまで何が真実でこれから何をすればよいのかを読み取ることがより難しい社会になるでしょう。
自然災害の予測、エネルギーの枯渇、戦争の発生、未知のトラブルが発生した時、それが真実であろうとなかろうと報道の通りに行動をしてしまう社会になります。
正しい情報を正しく受け取れる文化に変えなければいけません。陰謀論という言葉が存在する限り、報道を鵜呑みにすることは危険であると言えます。
人工知能(AI)管理により人類は考えない時代へ突入
ウイルス然り報道然り何か問題が起きるとき、大抵は人が関わっております。
人類は万能ではありません。だからこそ人類よりももっと頼れる存在を作ることに世界は力を入れております。
その代表的なものが人工知能(AI)です。
人工知能の解説はまた別の機会にして、ここでは人工知能がどのように浸透していくかと、人工知能が当たり前になった社会ではどのような生き方をするべきなのかを考えていきます。
ひとつ前の章で報道を信じてはいけないという話を出しました。
これは資本主義が利益を追求することが目的であるためです。
よりお金になる選択肢を採用するという行為は資本主義では当然の行為です。
そこに、法律が加わり最低限のルールという判断軸が追加されます。
法律を守ったうえで利益になる行為は何よりも優先されることになります。
資本主義の考え方は人類の発展、平等な社会を築くうえで障害になる可能性が高いです。
そこで、資本主義以外のルールで判断する強力なリーダーシップが必要となります。
いまの社会では政府間組織 (IGO)や国際非政府組織 (INGO)などが行っておりますが、人が関わるためどうしても中立とは言えない場面が出てきております。
そこで、 独立した人工知能(AI)で管理をしよう という話が出ております。
それが”AI for Good (AI の社会貢献)“です。このプロジェクトが成功し、人工知能が物事の決定に関与する社会では、人類の意思決定の優先度は著しく低くなることでしょう。
2025年~2030年の近い将来では大きな組織が不要となります。会議も不要です。意思決定は全て人工知能により行われ、考える作業は無くなります。
よく話題に上がる物理的な労働は無くなりません。ロボティクスによる自動化と人工知能は別問題であり、労働は人類が行った方が安価で効率が良いでしょう。
将来残る仕事、無くなる仕事という分析は多いですがテクノロジーが現実身を帯びるに従い日々アップデートされます。
ご自身の人生設計のためにも新しいテクノロジーがどこまで進化しているかは常に最新の情報を取得するようにしましょう。
ワクチンで人類を管理する時代
新型コロナウイルスの蔓延がワクチンを見直すきっかけとなりました。
ビル・ゲイツ氏が発言し、陰謀論問題に発展したのがこちら「ワクチン接種のデジタル証明書」です。
監視社会、差別、などの温床になることを危惧してSNS上では「ワクチン接種のデジタル証明書」に対してネガティブな発言が見られます。
ワクチンが有効であるという話ももちろんありますが、ワクチンを打つか打たないかの問題は ワクチンを打たない方が不利である ことを認識した方が良いでしょう。
大前提としてウイルスが存在します。
ウイルスを撲滅することは難しいため、反ワクチン派の方は発病する可能性が高くなります。
今回の新型コロナウイルスであればワクチンを打つという選択をとる人も多いでしょう。
実態として蔓延してしまった後だからです。
今後、テクノロジーが進化し、予測されるまだ蔓延前のウイルスのワクチンが誕生した時に接種するという判断ができる人はどれほどいるでしょうか。
まだ病気が存在してもいないワクチンの有効性を判断できるのでしょうか。
このように 人類は人工知能に飼われるという感覚に近い状況になる ことが予想されます。
いまの時代を生き抜いている我々の世代は拒否をする人が多くなりそうです。
デジタル証明書が存在する社会では、仕事、結婚、保険など日常サービスにも多く影響は出るでしょう。
このような事態では宗教問題のようにワクチン問題が取り上げられる可能性があります。
差別をなくし平等を求める過程で、どんどん差別の要素が誕生するのが今の社会です。
少数派になると生きにくいのはどの時代も同じです。
自分の選択が多数派なのか少数派なのかは常に意識をすることをお勧めします。
人口爆発は起きない
人口削減の問題が起きたきっかけは、人口爆発です。物事には必ず原因と結果が存在します。
なにかの陰謀論を見かけたときはその陰謀論が話されるきっかけとなった問題を深堀してみてください。
その問題自体が捏造されている可能性は高いです。人類は爆発的に人口を増やしている過程で地球の資源や食糧が不足するという話はよく耳にします。
人口は100億人に向かっており、このまま増えると地球上では人が住めなくなるかもしれません。
ではこの反対の意見も見ていきましょう。
人口は100億人にならない という話です。世界人口が減少するという見立ては論文や書籍も多く検討の余地があります。人口が増えることは経済が豊かになるためむしろポジティブと言えます。
しかし、不安を煽り、投資を促進するためには何か問題が起きていないと困ります。
人口が多くて困るという立場が今ですが、2050年には人口が減少して困るという発言に変わっている可能性は大いにあります。
人口減少の大きな理由として人類の寿命の頭打ちも上げられます。
寿命は年々伸びておりますが、この伸び率は低くなっており、人類の限界寿命に近づいてきております。
この結果、少産多死の時代が訪れます。
人類も自然環境の一部であり、無限に増えるようなことは組み込まれておりません。
もし人口爆発を考えるのであれば、最も重要な要素は人類の最高寿命となります。
陰謀論に負けない未来の生き方
いかがでしたでしょうか。
一つの報道に対しても実際に調べると様々なことが分かります。
ジャーナリストでない方が一つずつ整合性を確認しながらニュースを読むことは現実的ではありません。
しかし、そこを 狙い様々なフェイクニュースが横行している のは事実です。
フェイクニュースは全てが嘘ではなく、真実7割、嘘3割で構成されます。
このような情報は一度信頼してしまうとなかなか払しょくすることが難しくなります。
今回のテーマであるビル・ゲイツ氏の発言を全て確認したところ、その多くは実際に発言を確認できないか、実際の発言内容を切り取り別の意図に捻じ曲げていることが分かりました。
コミュニケーションの一つに「伝わったことが伝えたこと」というフレーズがあります。これは、いくら本人が正しい意図で発言したとしても、伝達の間でねじ曲がってしまえば元も子もありません。
TEDというオープンの場で発言したことですら、メディアの力でねじ曲がって伝わってしまうのが今の世の中です。
「情報」を軽視せず、正しく取り扱えるようになりましょう。そして、周りに流されることなく違和感を感じたらその自分の違和感を大切にしてください。
この記事を書いた人
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「暗号資産市場の最前線を知る男」として世界中の暗号資産界隈の人脈を持ち、国内外のイベントに引っ張りだこ。
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