脳とコンピュータの架け橋: ニューラリンクの400億円調達
イーロン・マスク氏が創業したニューラリンクは、400億円の資金調達を成功させました。
同社の目標は、人間の脳とコンピュータをつなげる技術を実現することで、このための臨床試験を年内に予定しています。
過去には動物試験での課題が指摘されていましたが、最近の発展は市場の注目を集めています。
資金調達のリーダーはピーター・ティール氏のベンチャーキャピタルで、ニューラリンクの最新の評価額は明らかにされていませんが、先日のFDAの承認を受けて上昇したと考えられます。
同社の開発する技術は、麻痺患者のコミュニケーションの支援を目指しています。
専門家の意見では、商業化までにはまだ長い時間がかかるでしょう。
イーロン・マスク率いるニューラリンク、400億円調達で脳内チップの「次章へ」
COINPOST
イーロン・マスク氏とブレインマシンインターフェース:シンギュラリティへのステップ
イーロン・マスク氏の活動は、常人の理解を超えています。
彼の挑戦は、ブロックチェーン技術と同じく夢の物語の実現に向かっているものです。
ブロックチェーン技術を採用したWEB3.0とは、国家を超えた信頼を築くプロセスです。
技術が進化する前、人々にとって国家は最上位の概念でした。
WEB3.0は、世界の統一通貨や「バベルの塔」のような統一された世界国家を実現するプロセスです。
今回話題になっているニューラリンクのBMI(ブレインマシンインターフェース)の考えは何のためにあるのでしょうか?
ニュースでは、先天性、後天性関わらずの脳障害を持つ人々の日常生活での不便を救うという文脈で資金調達の成功を話しています。
しかし、BMIは医療技術だけではありません。
既にBMIの利用用途としてテレパシーなどの事例も登場しております。
ブレインマシンインターフェースとは人間が次のステップに進化するために必要な技術です。
我々が令和時代に一日で受け取る情報の量は、江戸時代の一年分に相当すると言われています。
インターネット上で流通しているデータの90%は、過去2年間に作成されたものだとも言われています。
この状況がこのまま進んでいっても本当に大丈夫でしょうか?
人類がAIの行動を判断できなくなるタイミングを「シンギュラリティ」と呼びます。
イーロン・マスク氏は、人間の進化のためにBMI技術を洗練しています。BMI技術により人間が進化すればシンギュラリティの到来は遠くなります。
イーロンマスクはおせっかいで技術開発をしているわけではありません。未来に絶対に必要だと確信しているから本気で取り組んでいます。
インターネットやスマートフォンは、誕生の前に必要かどうか市場に問われたわけではありません。
最近では、デジタルデトックスと呼ばれるインターネットやスマートフォンに頼らない人間らしい生活をする方もいらっしゃいます。
しかし、デジタルデトックスをする人口はごく一部です。
BMIを導入し、AIと会話することを夢見る人々もいます。
デジタルデトックスをしている人々から見れば、BMIのユーザーは狂気の沙汰と感じるでしょう。
将来的にはBMIユーザー同士だけで会話が行われる可能性があります。そして、そう考える人間の方がマジョリティ(多数派)です。
BMIの動物実験では死亡があり、最初はとても奇妙な行動に見えるでしょう。
そして、ビットコインが誕生したときも市場の反応は全く同じです。
このような産業ほど非常に魅力的な投資先となります。
みなさんは過去に戻って初期のビットコインに投資する覚悟はありますか?
それは、BMIのテストユーザーに名乗りをあげるくらい、ハードルが高いことです。
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