2023年2月1日20時に配信を開始した、YouTube Live「コインオタク伊藤健次 質問すべて答えます!」の内容をまとめた記事になります。
質疑応答
ーーーー以下、抜粋ーーーー
オプティミズムをこれから買うための戦略を知りたい
こういったご質問が結構多いので、注意喚起になるんですけど、いいなって思った時に全く入らないというのは良くないですね。
もちろん、お金がないからできないとか時間がないからできないというのはもちろんあるんですけど、逆に言うと、情報収集をしすぎちゃうと、逆に身動き取れなくなるという部分もあります。
仮想通貨のいいところって少額でできるところなんですね。例えば100ドルとか、それぐらいの桁単位ですね。色々参加するのも全然ありだと思います。
通常100ドルのものを年率10%で運用しても何も面白いものがなくて、そんなのは投資と言わないんですけど、仮想通貨の中の、こと草コインに関しては、100ドルが十分有効な投資になるわけですね。
ビットコインを100ドルだけ持っててもあまり意味はないかもしれませんけど、草コインとか、一攫千金銘柄ってやっぱりあるわけですよ。
その一攫千金銘柄に関しては、がーっとアンテナを張ったら、100ドルぐらいはいいなと思ったタイミングで入れるとかが、戦略上いいかなと思います。
オプティミズムなんですけど、直近高値更新しました。ニュースにもなっておりましたが、このトレンドは続くかなと思います。
気を付けないといけないのは、レイヤー2はオプティミズムだけじゃない、というところがありますので、オプティミズムが好調となれば、オプティミズムに関してはDeFiをやってください。資産運用ですね。
DeFiをまずやっていただいて、レイヤー2で他のものがぽこぽこ今年リリースされますので、
それに関しても参加していく。
オプティミズムの成功モデルを別のプロジェクトで体験していくというか、体感していくというのは結構いいかなと思います。
レイヤー2のブロックチェーンが世の中にリリースされた時には、必ず何かしら資産運用のDAppsができます。今はまだわかりません。
オプティミズムでいうとVelodromeというDeFiのプラットフォームがあるんですけど、非常に優秀で、オプティミズムがリリースされて1週間後ぐらいにはリリースしたんですけど、もうずっと強いですよね。市場の評価も強いので。
これからアービトラムだとか別のレイヤー2というのが出てきたときに、とりあえず100ドル分は乗るんですけど、乗った後に、持ってるだけではなくて、DeFiのDAppsを探してみてください。
黎明期ですから、うまくいかないプロジェクトも出てくると思います。いくつか資産を分散した状態で運用するというのはありかなと思います。
早いほどいいんですよ。結果が分かってから「このプラットフォームいいよね、じゃあ自分も参加します」ってなると、だいたい年率が20%ぐらいまで落ちると思います。今DeFiのメジャーなプラットフォームは年率20%前後なんですね。
ステーブルコインだったらもっと下がりますね。5%とか、それぐらいまで下がるんですけど、結局市場が評価するとガクンと下がります。
反対に黎明期のDeFiというのは思いっきり利回りが高くて、例えばイーサリアムでも年率60%とか、そういうのがあるんですね。
もちろんそれはリスクがあるからここでは銘柄を言いませんけど、そういったもののバランスを組みながらやっていただけるといいんじゃないかなと思います。
バイナンスからの出金、安いブロックチェーンでも大丈夫?
バイナンスからTrustウォレットへ出金する場合、手数料が安いBEP20のネットワークでも問題ありませんでしょうか。ETH、BNB、ADAなどの銘柄の場合に、ウォレット送金後に何か不都合などは生じますか。なるべく安く済ませるにはトークンをある程度整理した方が良いと思いますが、他にオススメのテクニックがあれば教えてください。
ちょっと危ない思考をしておりますので、ご注意ください!なぜなら、手数料が安いというところで送金のブロックチェーンを選ぼうとしていますね。
仮想通貨にはネイティブのブロックチェーンというものがあります。例えばイーサリアムベースがネイティブ、いわゆる公式。
他のブロックチェーンでも出してるものがあるんですけど、その場合にレイヤー2だったらまだいいんですよ。例えばオプティミズムでも出してるとかだったらいいんですけど、バイナンスチェーンで出してるとなると、非公式になるんですよ。いわゆるステーブルコインになります。
ステーブルコインって自分がその銘柄を持っているつもりなんですけど、記憶に新しいのでいうとルナショックとかがありましたけど、そのリスクがあるんですよ。ステーブルコインは。
手数料が安いからという理由で選ぶのは危なくて、一番いいのはその銘柄のネイティブのチェーンでやりましょう、という形になります。
例えば、イーサリアム、BNB、ADAであれば、それぞれ全部チェーンが違うわけですよね。
イーサリアムはイーサリアム、BNBだったらBSC、ADAだったら独自チェーンでカルダノチェーンがありますから、それで保管するのがまずは基本です。
ラップドトークンって売りたい時に売れないですから、基本的には取引所と一蓮托生になりますので、特にBSCチェーンの場合、バイナンスが使えなくなった場合に目が目も当てられないような形になる可能性があります。
いわゆるグローバル価格と価格がずれるってこともありますので、ちょっと今の段階だとBEP20で送るのはよしておいた方がいいんじゃないかな、という感じですね。
仮に手数料が高い場合、動かすことが前提だったらラップドでいいんです。
例えば毎日運用するとか、この価格になったらもう手放すのが決まってるとかだったらいいんですけど、がっつりウォレットに入れて中長期に保管とかであれば、ネイティブのチェーンでやっていただけるのが一番いいかなと思います。
イーサリアムがビットコインの時価総額を上回る?
次の半減期ではイーサがビットの時価総額を上回ると思いますか?やはりビットとイーサだけ買い増しして行けばいいでしょうか?
「ビットとイーサだけ買い増ししても悪くないですか」に関しては、戦略としては全然ありなので悪くはないです。
やっぱりイーサですかね、一番期待が大きいのは。
時価総額を上回るという話になると、結構キャップがありますよね。上回らないと思います。夢がないことを言ってしまうとアレなんですけど、上回らないと思います。
例えば、ビットコインとイーサリアムは今だいたい2倍ぐらいの差がありますので、ビットコインの価格が4万ドルになりましたよ、2倍になりましたよ、といったら、イーサリアムは4倍にならないといけないですよね。4倍になると6000ドルになります。70万、80万円ぐらいですね。
となってくると、過去最高値を余裕で超える形になりますので、2023年度中にビットコインの時価総額を超えるというのは、そこまでポジティブには予測しはしなくていいかなと思ってます。
上昇率ですね。2023年の、1年間を通してビットコインとイーサリアムどっちの方が価格の上昇率が高かったかというと、やっぱりそれはイーサリアムの方が高いんじゃないかなと思いますので、そういった意味でもイーサリアムはおすすめをしております。
CAWについて
以前CAWについて動画をあげていましたが、あれからアプリ開発や謎についてだいぶ明らかになった今はどう思われますか?現在の見解を是非教えてください!
持ってるっちゃ持ってるんですけど、もうだいぶ価格も低いですし、ブームが去ったというか、「面白かったな」という感じなんですけども。
今年に入って特に山があるわけではなくて、普通に粛々と価格がヨコヨコしてるって感じなんですけど、結局このプロジェクトは分散型ソーシャルメディアということですね。
こういうプロジェクトだとして、いいんじゃないかなという感じですけど、分散型ソーシャルメディアってなっちゃうと、どれぐらいのユーザーがいるかになりますね。
今ホルダー数が1万9000人になりますので悪くはないんですけど、ゲームだった方がもっと人は増えたんじゃないかなって思ってしまいますね。
やっぱりWEB3という文脈がすごく流行るというのはあるんですけど、WEB3という文脈を一番有効活用できるのは大手企業なんですよね。コミュニティを持ってるとか、サービス持ってるところが一番活用できます。横スライドするだけなので。
CAWに関してはベンチャー企業になりますので、どベンチャーでゼロからですから、WEB3の波は乗り切れないんじゃないかな、というのは思います。
ブロックチェーンゲームは大手という概念がないので、ベンチャーでも「どこが勝つか」みたいな競争がいけるので。
一番最初は、これゲームかなと思ったんですよね。ゲームファイやるんじゃないかなと思ったんですけど、WEB3のソーシャルメディアになるということなので、あまり触らないかなって感じはしますね。
やってもいいんですけど、ちょっと道のりは遠いかなと思います。
レバレッジトークンのメリット・デメリット
バイビットにあるレバレッジトークンのメリット・デメリットを教えてください。
3倍ビットコインとかですね。あまり伊藤はやらないんですけど、普通に手数料が安いんじゃないですか?3倍トークンを買った方が手数料安いような気はしますけどね。
もちろん、もっと細かいメリットがあると思うんですけど、わかりやすいとか。
流動性が高い方がいいので、レバレッジトークンの方が流動性が高ければ、そっちをやった方が有利というのはありますね。
バイビットに関わらずなんですけど、仮想通貨の価格ってズレまくるじゃないですか。普通にレバレッジをかけてトレードするのと、レバレッジトークンでやった時の、グローバル価格の誤差ですね。
それを追っていただいて、精度が高い方でやった方がいいかなとは思います。その違いは出てくると思います。
Render Tokenについて
最近、$RNDRが爆上げしてるのですが、何がポジティブな出来事がありましたか?また、伊藤さんはこのコインについてどのような見解をお持ちですか?
マイニングって、結構限界に近づいてるんですね。どういう意味で限界に近づいてるかというと、半減期ってあるじゃないですか。
半減期もありますし、発行されているトークンの焼却、バーンとかって言われるんですけど、だいたいマイニングをしてるとか、そういった業者さんにしわ寄せが行くんですよね。
初期の初期だったらいいんですけど、だんだん今のマーケットって苦しくなっていってるわけですね。苦しくなっていってるので、このように分散化して、みんなのハッシュパーを集合させて、みんなでなんとか効率よくやろうよ、コスト削減しようよ、という動きのものが出てきてるので、悪くはないと思うんですけど、未来がそんなにないかなと。4年ぐらいで終わってしまうような感じはしますね。
短期決戦で何かやれるとか、例えばマイニングの会社さんが法律の兼ね合いで軒並み倒産するとか、マイニング事業は好調なんだけど黒字倒産する、みたいな時には、こういったプロジェクトは良いと思います。
今のところ、そういうポジティブになるようなニュースがあるわけではないので、市場を見ながらいいか悪いか判断していくって流れになると思います。
2024年と2025年、イーサリアムはいくらまでいく?
2024年2025年それぞれETHはいくらまでいくと思いますか?また伊藤さんは何年までこの市場にいますか?
仮想通貨はずっと触ってると思いますよ!かつ、ずっと解説をしてると思います。
「儲かるからやろうよ」みたいなものは今年が最後だと思っていて、儲かる儲からないじゃなくてビジネスで起業しようとか、ブロックチェーンはこうやって使えるんだとか、こんな新しいサービスをみんなでこう触ってみようよとか、そういう話になってくるかもしれないし、あとはクラウドファンディングみたいな形で、こんな新しいものが久々にできるから応援しようよみたいな、そういうやり方になると思います。
2023年までは、個人投資家さんが夢を追いかけるマーケットという形では、まだいけるかなと思います。
2024年2025年でのイーサリアム価格なんですけど、2024年で過去最高値に行くと読んでる方と、2025年、要はあと2年かかると読んでる方がいらっしゃるんですけど、伊藤はイーサリアムに関しては2024年度中に過去最高値を更新するんじゃないかなと思います。
だいたい4800ドルぐらいは更新すると思っております。
次の節目としたら1万ドルというのが出てくるんですね。だいたい1万ドルになると、今から5倍ぐらいになりますけど、全然現実的ですよ。現実的なんですけど、2025年だと多少早いかなと思います。2024年に1万ドルはちょっと無謀というか、早すぎるかなと思います。
そうすると、どんどん一生価格が上がってくみたいな感じになりますけど、年間のパフォーマンスが何倍、というようなマーケットはしばらく続くと思います。
2028年とか、いわゆるビットコインの次の次の半減期ぐらいまでは、そのようなマーケットでいけると思うんですけど、半減期の度に何倍だというアノマリーはもうそろそろ終わるんですね。
そろそろ終わるというのは、2032年ぐらいにはもう終わると思いますね。終わるというか、マイニングが売り圧じゃなくなってますから、その時ってほとんど。
おそらく、何倍、何倍と言えるようなマーケットというのは、4年とかそれぐらいが限度なんじゃないかな、と思います。
1万ドルというのは2028年までに達成する。それぐらいの予測で考えていただけるといいかなと思います。
SINSOプロジェクトについて
仮想通貨関連のYouTubeでやたらと前澤社長が投資したsinsoという銘柄を見受けるのですが、注目しておくべきでしょうか。
前澤さんが投資しているという点でマーケティングが結構入りやすいので、見る機会はあると思うんですけど、なんか横から入ってきた感じがするんですよね。
例えば、グローバルのマーケットとか日本のマーケットって、それぞれ別で動いている中で、横からぽっと出てきて「こんな銘柄がパンってあります」となっても、ラインに乗ってないんですね。いろんな事業展開のラインに乗ってないので、「なんなんだろう?」みたいな。
元々温めてたものがいよいよリリースしました、となったときに、市場と合ってないような感じはしちゃいますね。
フレアトークンについて
フレアトークン今買えば、買った数量に対して85%入ってくるんですか?
一応もう結果が出ております。
1月28日で投票が締め切られてるんですけど、その時の内容が通っていれば、買っただけじゃダメで、買ってラップドトークンを作って、ボーティングと言って投票した人に85%が入ってくるというものです。
それが通ったか通ってないかをちょっと確認しておりませんので、ちょっと確認しておきます!
通りましたよー
フレアをビットバンクからメタマスクに出金し、ラップ&デリゲートしました。簡単です!
投票は通った、ということなので、フレアトークン買って、ラップしてデリゲートして、投票したら85%もらえるという形ですね。まあまあハードル高いので、やってみるという方はやってみたらいいかなと思います!
Xeno GovernanceのUSDT報酬について
本日 NFTゲームのxenoのトークン GXEがすごい上昇しています。USDT報酬のステーキングが予定されているようなのですが、USDTが報酬というのはどういう仕組みなのでしょう?事業の売り上げから出す配当みたいなイメージでしょうか?
Xenoさんはプラットフォームですから、ユーザーさんが手数料を払ってプラットフォームを使いますよね。そのプラットフォームで消費された手数料をすぐに売却する、USDTに交換して配当するというんだったら全然できます。
NFTプラットフォームというのは、自社トークンを手数料のトークンにしているケースが少なくて、だいたいイーサリアムだったりマティックだったり、そのブロックチェーンのネイティブトークンを手数料にするじゃないですか。なので堅いというか、売り上げは安定するんですよね。
それをそのまま、イーサリアムで払うとか、マティックで払う、ソラナで払うでもいいと思うんですけど、ちょっと大衆向けではないですね。
イーサリアムでもらえても「イーサリアム下がるじゃん」という人もいますから、そこを平等にするために、一回換金を挟んでUSDTという形にしてると思います。
特にUSDTにこだわりもないと思うので、仮にUSDTが使えなくなったらどうするんだ、みたいになったら、たぶんUSDCにしたり、その時のステーブルコインにしたり、しょうがなくなったらイーサリアムで出すとかになると思います。
これから始まるってことなので利回りがまだ見えないですけど、NFTのプラットフォームトークンってXenoさん以外もいっぱいあるわけですよ。
例えばX2Y2とかルックスレアというのが競合他社でそれなりに世界で強いところなんですが、20%ぐらいですね。年率20%ぐらいイーサリアムで入ってきたりするんですよね。だいたいそのレンジはもらえるんじゃないかなと思います。
例えばXenoのこのトークンを持ってたら、年率20%でUSDTがもらえるよ、と言ってもおかしくないんですよね。だいたいそれぐらいは事業収益が入ってくると見ていただいてもいいかなと思います。
ただ、その対象となるトークンの価格がどんどん上がっていくと、年率はどんどん下がっていってしまいますので、早めに仕込んだらいいかなというところですね。
始まってもいないサービスを検証するのは難しいんですけど、だいたいそれぐらいのサービスを予定してるんではなかろうか、と思います。
リップル裁判、動きは?
ところでそろそろXRP裁判動きないですかね?
言われているのが3月ですから、1ヶ月前なのでそろそろ何かあるかもしれないですね。
いろんなSNSのインフルエンサーさんが「行くで、やるで、リップル買い増しだ」をまた言い出してるので、市場は盛り上がってますね。
「WEB3合同Meetup」参加する?
ZaifのWEB3合同ミートアップは参加されますか?2/9に永田町です。
今のところ伊藤の予定では入れてないんですけど、あったら行きたいなと思います!
リップル裁判、最新の情報は?
リップル裁判最新情報はポジティブですか?
一応、今のところポジティブですよ。ネガティブが途中からふっと入ってきたんですね。
「負けるかも、和解するかも」というのが入ってきたんですけど、本当、裁判の行方ってなかなか第三者からわからないんですけど、世論的にはやっぱり勝つんじゃないか、と言われております。
フレアトークン、預けっぱなしだと残りはもらえない?
フレアトークンBitbankで15%もらってそのままです。預けっぱなしでは後の85パーセントはもらえないんですか?
投票は通ったということなので、もらえないと思います。
通っちゃうのが、伊藤的には良くないんじゃないかな、と思っていて、一番最初のホワイトペーパーからガチャガチャ変わってるんですね。トークンの名前も変わってるぐらいですから。
別に変わっちゃいけないというルールはないですが、変わったら、やっぱり初期のホルダーは離れやすいんですが、フレアトークンって結構変わりますよね、本当に。
元々60%投票してなければ投票を何度かやり直すというのを僕は文書で見たことがあると思うんですけど、今回の1月28日までの投票って10%だったんですよね、投票率が。
通ったってことは、すごく少数の人たちに対して有意な形で話が進んでいっちゃってるので、どこかで「これ良くないんじゃないか」というところで変わるような気はしますね。
ただ、今のところそんなに大きく上がってもいない状態なので、かつ、その85%というのが売り圧なんですよね。参加していない人に配布されると売り圧になるんですけど、今回、たぶんみんなフレアトークンの価格を上げたいという思いがあって、こういう投票結果になったと思うので、売り圧がほぼなくなりますよね。
投票した人だけなので、かなり少ない人に大きく配当されるという形になりますから、コミュニティとしての結束が強くなったんじゃないかなと。「結果良し」という形になるんじゃないかなと思います。
仮想通貨の証券問題、アメリカは何を考えてるの?
証券ではないとはっきり言われているのはビットコインだけですか?もうビットコインは潰しようがないので、アメリカ政府なども発展させていこうという考えなのでしょうか?
はっきりと言われてるのは、「ビットコインは証券ではない」という形ですね。
草コインとかアルトコイン入れ出すとキリがないので、メジャー銘柄でビット、リップル、イーサぐらいの中で「証券じゃない!」と言って、争いの論争から外れてるのはビットコインだけですね。
イーサリアムは「△」ですね。クエスチョンって感じで、リップルは争い中という形ですね。
アメリカ政府の考え方、「なんでそうなってんの?」と。
ビット、リップル、イーサ、全部アメリカにあるのに、なんでその3つの銘柄で立場がバラバラなのよ?というところなんですけど、おそらくビットコインというのはそんなに複雑ではないんですよ。一番最初にレギュレーションを決めやすかった、というのがあると思います。
その次に、イーサリアムというのはアップデートしまくっていて、会社の事業が変わるぐらいな感じですね。仕様が変わるって感じですかね。結構変わるので、規制する方は大変なんですね。
規制したいんだけどできないとか、規制しない方向で擁護したくても外れてきちゃう、プロジェクトの方が。ということがあって「△」みたいな形になってると思います。
リップルに関しては、具体的なお金の動きというのが出ちゃっていて、それに対してちょっと問題があったんじゃないかと調査中、という感じですね。
政府が「何々がしょうがないから」というよりも、普通にやってると思うんですよね。
まるで「アメリカは全部分かって決めてる」みたいな、日本人特有の「アメリカはすごい」みたいなのがあるんですけど、最近のアメリカの仮想通貨の法整備ってグチャグチャで、心配になるぐらいです。
日本も一緒なんですよ。日本もアメリカもほとんど一緒なんですよね、考え方が。問題が起きたから対応したんですよ。
日本はコインチェックでハッキング事件がありました。大問題になって、規制がすごく厳しくなったんですね。
で、5年経ちました。「このテクノロジーは利用シーンがいっぱいあるから緩和しよう」と。規制は残しつつも緩和をすることで事業を展開しよう、ということを今年やっております。
これを考えたら普通ですよね。いつか起きることだったから早めに起きてよかったね、みたいな形ですね。
アメリカは2022年にFTXというところの経営者が不正行為をしてマーケットが崩壊したんですね。最悪ですよね。
日本の場合は取引所が被害者だったじゃないですか。アメリカの場合は取引場が犯人なんですよ。その状態で「これはマズイ」と規制してるんですね。
世の中的には「ブロックチェーンを見直そう」というタイミングで、アメリカとしては規制するという形なので、アメリカは別に何も考えてないかなと思いますよ。日本のWEB3戦略みたいなものがなさそう。あったとしても弱いですね、ロビー活動が。
アメリカはWEB3系に関しては週回遅れになると思います。どの国も頑張っていきましょうって感じですね!
バイナンスジャパンはいつオープンする?
日本のバイナンスの事を最近聞かないのですが、いつごろオープンの予定でしょうか?
まだ買収しただけで、どう始まるかはまだ未定ですね。
可能性で言えば、このまま1年間オープンしないという選択もあるわけです。これはもうバイナンスさん側の判断なんですけど、日本に対して歩み寄っているだけの可能性もあるわけですね。
今の日本のマーケットで、バイナンスが何かサービスをリリースする時に売り上げが落ちるんじゃないか、という方が気になりますよね。
バイナンスジャパンをオープンした時に売り上げが上がると確実視されてたら、もっと急ぐと思いますけど、ズルズルやってるって感じがするのは、やっぱり建前というか、「日本に参入することを考えていて、今一生懸命やってるんです!ちょっと待っててね」という状況を出しつつ「日本のユーザーはグローバルのバイナンスを使い続けてくれ」と心のどこかで思っている可能性もあります。
こればっかりはわからないですね、公開してません。
バイナンスジャパンがオープンしたらグローバルからは出せなくなる?
日本のバイナンスがオープンすると今のバイナンスに預けているコインは出せなくなるのでしょうか?
出せます!出せますが、出し方の条件が難しいというか、KYCしてねとか、この取引所を開いてこっちでKYCしてねとか。
日本で公開されていないトークンに関しては日本円で返すとか、そういう変な条件がついてくると思うので、自分の中でコントロールしたい場合は、任せるんじゃなくて早めに引き出したりウォレットに入れたりする必要があります。
イーサリアムより優れたツールが出てくる可能性は?
イーサリアムの価格が上がる前にイーサリアムより優れたツールが出てくる可能性は低いと思いますか?
低いです!なぜならイーサリアムというのは、誰にも気づかれずにブロックチェーンのスマートコントラクトをここまで大きくしたわけではなくて、常にライバルがずっといて、なんなら2020年の初頭はイーサリアムキラーという「打倒イーサリアム」というプロジェクトに囲まれていたんです。
そのときイーサリアムは課題を抱えていて、「負けるかも」というシーンがあったわけですね。「負けるかも」というシーンを払拭して乗り越えて、今、業界ナンバーワンなんですよ。
時価総額じゃないですよ。レイヤー1のブロックチェーンレースありますよね。みんなで競争してるわけです。その中で完全に1位になって、ライバルが全部追いつかないような状況にして1位を勝ち取っております。
ここからいきなり新しいプロジェクトが出てきて、これがイーサリアムを抜いたとなるのであれば、その抜いたプロジェクトはビットコインも抜くと思うんですよね。何もかも、このブロックチェーンの市場を変える概念になると思います。例えば量子コンピューターとかね。
もはや仮想通貨の領域で「どの仮想通貨がイーサリアムを抜くか」という議論はもう終わってると思っていただいて、もしイーサリアムとかビットコインを超える存在があるのであれば、ブロックチェーンサイドからは出てこないと思っていただいていいと思います。
イーサリアムが1万ドルになったときは、どんな使われ方をしている?
ETH 1万ドルの市場はどのような使われ方をしてますか?
例えばビットコインとか他の銘柄もそうなんですが、平気で10倍とか100倍とか、始まったばかりの時から超えてきてるじゃないですか。イーサリアムが1万ドルあったとしても、利用シーンは全く変わらないんじゃないかなと思います。時価総額の規模が5倍になるだけなので。
ユーザー数が10億人近い人数にはなると思うんですけど、そこまでじゃないですよね。使う人が使うインターネットサービスみたいな。
facebookとかTwitterとかもそうですけど、世界中の人がTwitterがインフラになっていて、例えば会社に行くときにはTwitterアカウントがないと、とか、学校に通うにはTwitterのアカウントで認証してるとか、たぶんそんなインフラになっていないと思うんですね。
1万ドルの時は、使う人が使うウェブサービスのひとつ、アプリのひとつ、という状況だと思います。
もう少しインフラ化して、このIDが必須とか、イーサリアム持ってることが必須、NFTは必須、という文化になるには、もうちょっと市場規模が拡大する必要があるかなと思います。
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以前から、伊藤さんがイチ押しのレイヤー2のトレンドの中のオプティミズムが直近最高値をつけましたね。今更ですが買い遅れまして、今後買いたいと思ってるのですが、どの価格帯で買って、中長期的にホールドして利益を取るために、これからのオプティミズム戦略をご教授ください。