G7主導!仮想通貨規制強化へ
G7が仮想通貨の規制強化に取り組むことが明らかになりました。
利用者保護を目的とした法整備を促進するため、日本はG7関連会合の議長として協議を主導し、5月の広島市で開かれる首脳会議で首脳宣言への反映を目指します。
規制が緩やかな現状で、顧客資産の流用が金融市場に影響を与える恐れがあり、G7が金融システムの安定化に向けて動くことが期待されます。
日本はG7財務相・中央銀行総裁会議での合意を通じて、広島サミットでの成果を目指しています。
また、4月のG20財務相・中央銀行総裁会議では、仮想通貨の金融システムへの影響が議論される予定です。昨年のFTXトレーディングの破綻を受けて、業界では事業撤退や取引停止が広がっており、今後の規制強化が注目されます。
REUTERS
G7の仮想通貨規制が市場に与える影響
G7が仮想通貨規制に関して一致団結することが発表されました。
分散型サービスとは匿名サービスではなく、中央集権のデメリットを解消する新技術のことです。
分散型サービスの中には、中央集権の利益を損なうサービスも存在します。
今回の話題は、分散型サービスにより生じる損失を全世界的に規制する流れであり、分散型サービスが提供する利益まで規制する話ではありません。
簡単に言えば、インターネットが誕生した際にインターネットを潰すという議論はありませんでした。それは極論です。
そうではなくインターネットがもたらす損失の部分を規制するという話です。
当然、この話は仮想通貨市場やブロックチェーン業界にとって良い話です。
G7の取り組みにより、仮想通貨市場の価値は着実に上昇しています。現在、世界中の仮想通貨規制のほとんどはwinwinの関係で良い規制です。
しかし、一部の国では理にかなわない規制があることも事実です。
そうした無意味な規制が実施されることを防ぐため、規制当局と有識者が公開されたやり取りで対話を行なっております。
しかし、規制当局として力を持つSEC(米国証券取引委員会)の動きには批判もあります。
SECの動き方は各企業ごとに処罰をしており、個別的で汎用性がありません。
SECの一連のおかしな行動はFTX破綻の影響が最大の原因です。SECは包括的なルール作りに動いていたものの、FTXの破綻は包括的ルールから逃れた特殊なケースでした。結果的に、包括的なルール作りを一時的に停止し、手間と時間がかかることを承知で一つひとつ企業をチェックする方向に転換しました。
このSECが行なっている無駄な戦いは、G7で先進国共通の規制を作ることで終わらせることができるかもしれません。
規制を超える問題が発生した場合、それは誰もがやむを得ない事態と受け入れることができるからです。
G7の規制発表を受けて、仮想通貨市場の価値は着実に上昇しています。
「規制=仮想通貨市場が下落する」という話はもはや過去のものであり、適切な規制が行われるほど仮想通貨市場の価値が上昇することが期待されます。
最終的に、G7諸国が共通の規制を策定することで、仮想通貨市場における不確実性が減少し、ブロックチェーン技術の発展や仮想通貨市場の拡大が促進されるでしょう。
しかし、規制の過程で問題が発生することもあり得るため、市場の動向や関連ニュースに注意を払い続けることが重要です。
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