コインチェック、IMX含む3銘柄を新規上場
国内取引所コインチェックは、3つの銘柄を新たに上場することを明らかにしました。
その中には「Immutable X(IMX)」が含まれ、これは国内での上場は初めてのことです。
他の2つの銘柄には「ApeCoin(APE)」と「Axie Infinity(AXS)」が挙げられます。
これらの銘柄は、9月21日の正午より販売が開始され、コインチェックの販売所での取引が実施されます。
一方、「イミュータブル X」というIMXは、ゲームに特化したブロックチェーン技術を持ち、特定の技術を使って非常に高速な取引をサポートしています。
IMXトークン自体は、このシステムの運営や手数料に関連したトークンとして位置づけられています。
COINPOST
国内取引所のトレンド:コインチェックのNFT重視の上場戦略
国内取引所大手コインチェックが三つの銘柄を新たに上場したことが、話題となっています。
近い将来、日本人は海外取引所を利用せず、国内取引所で全ての仮想通貨にアクセスできる日がくるのか解説をします。
上場された銘柄を見て、多くの人々は違和感を覚えるかもしれません。
どれも『いまさら感』がある銘柄です。
世界的には特に話題とは言えませんが、ブームを経験した銘柄であることは確かです。
それでは、これらの三つの銘柄にどのような目的が込められているのでしょうか。
日本は、世界でも最大級のNFT市場です。
上場された全ての銘柄はNFTと深く関連しています。
世界中でNFTが衰退しているのは否めない事実であり、新しいNFTプロジェクトの数も減少しています。
日本のNFTに対する熱量は、国際的な視点からは異質です。
2021年の後半に最も人気があったのはNFT関連の銘柄でした。そして、2022年初頭にはNFT市場は縮小しました。
2021年には多くのNFTプロジェクトが生まれ、それから約二年が経過し、世界中でその価値が失われつつあります。
ここで、NFTプロジェクトのニーズと国内取引所のニーズが一致するのです。
仮想通貨市場は急速に変動しますが、これは、新しいプロジェクトが拡大するチャンスはある一方で、市場に定着し成長することが難しいと言われています。
国内取引所は、海外取引所ほど迅速に改革することができず、業界を構築するために時間をかけることになります。
海外取引所と競合するならば、国内取引所は厳しい戦いを強いられることでしょう。
幸か不幸か、多くの海外取引所がNFTの銘柄を放棄しています。
その結果、国内取引所が多くのNFTプロジェクトを取り上げることとなりました。
将来的に、国内取引所はNFTに完全に焦点を合わせることとなるでしょう。
海外取引所は戦略が異なるため、投資家はポートフォリオに合わせて、国内取引所と海外取引所の両方を使うことになります。
2021年に生まれたNFTプロジェクトに焦点を当て、それらを注意深く検討することで、国内取引所にどの銘柄が上場されるのかを予測するのは容易になるでしょう。
また、海外のNFTプロジェクトも日本でのビジネス展開を始めるでしょう。
日本は、NFT産業を通じて世界に価値を提供していきます。
NFTは文化であり、成熟するには時間がかかります。
一部の投資家はNFT産業の成長速度の遅さを嫌いますが、私個人としては、それが日本の成長速度と一致しているからこそ、正しく成長ができると期待しております。
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