バイナンスが内部不正を公表
バイナンスは3月23日に従業員のインサイダー取引が発覚し、即時停職処分としたと発表しました。
バイナンスはゼロトレランスを明言し、今後も再発防止に努めるとしています。
バイナンスから異例の声明、従業員のインサイダー取引発覚 即時停職処分に
COINPOST
バイナンス不正排除で信頼回復へ

「大手取引所に上場した仮想通貨は暴落しやすい」という事象が最近は増えて来ました。
その原因のひとつとされてきたのが、取引所内部での不正売買、特に従業員による不正行為です。
今回、バイナンスはこうした内部不正を徹底的に排除する姿勢を打ち出しました。
その動きは、米国でイーロン・マスクが見せる“剛腕の経営”にも通じるものがあります。
この流れが仮想通貨市場全体に波及することで、「上場=暴落」というネガティブなアノマリーが払拭されることを期待したいところです。
最近では「取引所に上場すれば価格が上がる」と考える人は少なくなってきました。
そんな中、今回のバイナンスの対応は、上場=価格上昇という“かつての文化”を取り戻すような動きとも言えます。
短期的には、バイナンスに上場した銘柄が上昇しやすくなる可能性はあります。
ただし、バイナンス上場銘柄は非常に数が多いため、すべてを追いかけるのではなく、上場はあくまで“評価ポイントの一つ”として冷静に判断することをおすすめします。
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