銀行が15兆円超をブロックチェーン投資
リップル社の最新レポートによると、銀行業界は2020年以降、世界のブロックチェーン企業へ1万件超、総額1,000億ドル(約15兆円)以上の投資を行いました。
米国や日本の大手金融機関が初期段階のスタートアップに出資し、特にトークン化や決済、カストディ分野が注目されています。
今後も規制整備の進展を追い風に、金融とブロックチェーンの融合が加速する見込みです。
銀行業界、5年間で15兆円をブロックチェーン企業へ投資=リップル社レポート
COINPOST
15兆円の集大成、Web3市場が拡大へ

トランプ政権になってから仮想通貨市場が盛り上がった印象を受けますが、実際には2020年以降、金融機関はすでに積極的に仮想通貨市場へ投資を続けてきました。
しかし当時の政府はWeb3に対して抑制的な姿勢を取り続けており、民間の前向きな投資姿勢とのミスマッチが景気の足を引っ張っていた面は否定できません。
政権交代により、Web3への投資が表立って進められる環境が整ったことで、さらに資金流入が加速しております。
銀行が投資してきたWeb3領域は、主に金融インフラに集中しており、2028年までに多くの関連ビジネスが市場に登場する見込みです。
トランプ政権が新たに号令をかけて投資を始めるというよりも、これまで積み上げられてきた投資の集大成が、同政権下でいよいよ形になるという流れです。
市場の成長スピードは想定を超えるものであり、2026年にはWeb3の世界が想像以上の規模に拡大している可能性が高いと考えられます。
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