【伊藤が解説】米国で仮想通貨法案が可決：ステーブルコイン関連銘柄が急騰

XRPが3.5ドルに到達し過去最高値更新

仮想通貨XRPは18日に13.4％上昇し、過去最高値となる3.5ドルに達しました。
米下院でCLARITY法案とGENIUS法案が可決され、規制明確化が進んだことや、リップル社とSECの長期法廷闘争の和解進展が背景です。
これによりXRPはUSDTを抜いて時価総額第3位に浮上しており、今後のRLUSD展開にも注目が集まっております。

XRPが史上最高値を更新、米仮想通貨法案の可決などが追い風に

COINPOST

米国で仮想通貨法案が可決：ステーブルコイン関連銘柄が急騰

このニュース、 伊藤が解説します。

米国で審議されていた仮想通貨関連法案が、ついに可決されました。
市場では「すでに織り込み済み」と見られていたものの、可決を受けてアルトコイン価格が急騰しています。

今回の法案は、ステーブルコイン関連ビジネスを後押しする内容となっており、その恩恵を最も強く受けたのがXRPをはじめとするステーブルコイン関連銘柄です。
通常であれば、対象となるステーブルコイン関連銘柄のみが高騰する傾向にありますが、今回はDeFi（分散型金融）分野にも大きな波及効果が見られました。
ステーブルコインはレンディング（貸付）や流動性提供などのDeFiサービスと非常に相性が良いため、DeFi銘柄にも資金が流れ込み、広く恩恵をもたらしています。

今回の法案可決は“きっかけ”に過ぎず、今後は本格的な資金流入がステーブルコイン界隈に集中する見込みです。
その影響はDeFiにとどまらず、Web3市場全体へ波及することが期待されています。
仮想通貨市場は着実に成長・拡大を続けており、やがて米国経済の好景気をけん引する存在になる可能性もあります。
トランプ前大統領が描いた“仮想通貨中心の未来”に向けて、一歩ずつ近づいているといえるでしょう。

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