FXで短期トレードを志向される方がよく使うのはテクニカル分析ですね。
テクニカル分析は相場の流れや転換点を示す指標を分析することで、十人十色、投資家によって好まれる指標は全く違います。
どの指標を使うかは、どれくらいの期間で、どこを重視するかで大きく異なるので、答えがないのが実情です。
そんなテクニカル分析ですが、大きく分けて2つのグループに分けることできます。トレンド系チャート
①トレンド系チャート;
相場が上昇傾向にあるか、それとも下降傾向にあるかを示すチャートです。主に相場全体の流れの予測に使用されています。
代表的なのは下記ですね。
ローソク足:始値・終値・高値・安値の4つの価格情報を示す日本発祥のチャート。
移動平均線:一定期間の終値の平均値をラインとして表示するもの。
②オシレーター系チャート
オシレーター(振り子)系チャートとは、相場の過熱感を示すチャート。
オシレーター系チャートでは、の投資家達が買っているのか、それとも売っているのかを大まかに知ることができます。
MACD(マクディ):
MACDとは、短期の移動平均線と長期の移動平均線の乖離度合い(どの程度離れているか)を示す指標です。
RSI:
日本語では「相対力指数」。
一定期間の値動きの中で上昇分が占めている割合から、売買の過熱感を判断するために用いられる。Relative Strength Indexの略で、70%以上なら買われすぎ、30%以下なら売られすぎ、とされています。
そんなテクニカル分析は無敵ではないか!と思うかもしれませんが、大きな欠陥があります。
それは、材料(ニュース)には全く対応できないということ。
分析の基礎となるのは過去の値動きで、値動きはトレンドを作る、トレンドは継続する、
歴史は繰り返す、という前提で考え出されたテクニックです。
事態が急変するニュースが出てしまうと、その前提が崩壊してしまうため、テクニカル分析が通用しなくなってしまいますので、そこには十分に注意が必要です。
暗号資産において、各サイトを見るとトレンド系、オシレーター系ともに指標は充実しており、何も材料がなければある程度のトレンド分析は有効活用できそうです。
現状では大口での売り、買い注文が入ると暴落暴騰する暗号資産のため、市場参加者が増え、相場に厚みを増していけば更にテクニカル分析の確度が上がるのでしょうね。
written by ゆもと
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