日本国内で根強い人気を誇り、国産の暗号資産であるモナコインの専用ウォレット「Monappy」が10月7日から再開すると発表しました。
Monappyとは、株式会社IndieSquareが提供するウォレットサービスで、モナコインの保管と入出金を行うことができ、無料送金やメッセンジャー利用なども行えます。ウォレット内でモナコインを使用して様々なアイテムの売買ができる「Monappy Payments」やゲーム配信の「Monappy Streamviewer」など、様々なコンテンツを通してモナコインを用いた決済や投げ銭を楽しめるウォレットとなっています。
同社は、2018年9月に発生した不正アクセスによりホットウォレットに保管していた約1500万円相当のモナコインが流出しました。不正アクセスを行った犯人は逮捕されましたが、顧客の資産保護および原因究明のためにサービスを停止していました。
再開に向けて金融系システム及びサイバーセキュリティに実績のあるメンバーをチームへ加えてセキュリティ強化のためシステム及びサーバの設計、監視体制の見直しを実施致し、暗号資産の保管をホットウォレットからコールドウォレットに切り替え管理をしていく体制が整ったため、2019年10月7日から再開することとなりました。
なお、被害に遭った7735人の総額93078.7316 monaは、サービス停止時点でご利用者様がデポジットしていたモナコイン残高を出金できるよう全額を補填するとのことです。
今回の事例は、ハッキング被害に遭ったものの、全額を補填し、サービスを継続できる形に着地ができておりモナコインにとってはプラスの話題となります。
暗号資産の価値は、それ自体の技術力やスペックだけではなく、信頼・安心・期待値など目に見えない影響が多分にあります。
提供されるサービスや利用をするユーザー同士のコミュニティがその目に見えない価値を生み出しており、これからの暗号資産の市場では、プロジェクトそのものよりも関連サービスの方にフォーカスが当てられることになるでしょう。
モナコインはまだ暗号資産市場では小さくマイナーな銘柄の一つですが、コミュニティは強いため、今後に期待ができます。
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