コインオタクでは読者の皆さんから寄せされたご意見から、 「あのICOは今どうなっているのか?」 を、徹底調査してレポートして参ります。
私達コインオタク調査員は、プロジェクトに直接問い合わせるのはもちろん、ネットの意見や口コミからレポートを作成しております。中立な立場を保つため、双方の事実・意見をまとめています。
みなさんはPercival(パーシバル)をご存知でしょうか。 一時期まで順調に宣伝し、資金も集まり期待されていたプロジェクトでしたが、ある時期を境に表から活動履歴が追えなくなり公式のホームページを見ても情報量が少なく、詐欺案件なのではないかとテレグラムのフォロワー数も急激に減っていました。 そんなPercival(パーシバル)が今回息を吹き返したかのように舞い戻ってきました。Percivalは誰もがテレビなどと同じ感覚で、1家にマイニングシステム1台というように気軽にマイニング参加してしてもらうことを目指しています。
・マイニングに冷却効率を高めるために液浸透技術を活用
モバイル端末でありながら液浸透技術を用いているのはPercivalが世界初。冷却性が高いマシンほど性能が高く、持久力も高まる。
・超低消費電力小型マイニングシステム(Percival Mark-1)
独自に超程消費電力のマイニングシステムを開発した。Percival Mark-1はGPUとCPUの双方を利用してマイニングを行うことができるため、ハッシュレート(採掘速度)が速く、マイニング可能なコインの種類が増えて収入率向上に繋がる。
・財布にも入るモバイル性の高いウォレット
本人認証もできる世界初指紋センサー付きのカードになるため、セキュリティは最高レベル。そして、ハードウォレット本体には各通貨にアクセスできる秘密キーが暗号化されたデータとして存在している。
Percival(パーシバル)の基本情報
支援額:50ETH ハードウォレット 1 枚 支援額:100ETH ハードウォレット 1 枚 / Percival Mark-1 1 台 支援額:150ETH ハードウォレット 1 枚 / Percival Mark-1 2 台 支援額:200ETH ハードウォレット 1 枚 / Percival Mark-1 3 台 支援額:400ETH ハードウォレット 1 枚 / Percival Mark-1 4 台 支援額:800ETH ハードウォレット 1 枚 / Percival Mark-1 8 台 支援額:1600ETH ハードウォレット 1 枚 / Percival Mark-1 16 台
シンボル:XPV
通過記号:XPV
受け入れ通貨:ETH, BTC, NEO
換金:マイニングしたコインはXPV以外でも利用可能
発行上限:ハードキャップ:US$72,000,000
ソフトキャップ:US$35,000,000
総発行枚数16,000,000,000 XPV
トークンセール発行枚数6,200,000,000 XPV
プラットフォーム:Ethereum
ブロックチェーンのタイプ:ERC20(イーサリアムプラットフォーム)
Percival(パーシバル)の販売時期、ボーナス一覧
「トークンセール第1期」2018年06月21日〜2018年08月21日 価格:1XPV=0.00002ETH
「トークンセール第2期」2018年08月22日〜2018年10月21日 価格:1XPV=0.00003ETH
「トークンセール第3期」2018年12月01日〜2019年01月31日 価格:1XPV=0.00005ETH
「トークンセール第4期」2019年02月01日〜2019年03月31日 価格:1XPV=0.00007ETH
Percival(パーシバル)の公式サイト、SNS一覧
ホワイトペーパー
公式Twitter
公式Facebook
公式テレグラム
公式Reddit
公式medium
公式GitHub
SNSコミュニティ規模:2019年2月現在 テレグラムのフォロワー67,690人
Percival(パーシバル)の特徴
Percival(パーシバル)の目的
Percival(パーシバル)の目的は、
『新たなマインングマシン、オリジナルのハードウォレットを開発製造しインフラとシステムの構築を行い、暗号資産市場はもとより日常生活にも受け入れられるトークンを発行すること』です。
1.ソロマイニング
2.クラウドマイニング
3.プールマイニング
Percivalの提供するマイニングマシンは1家に1台を目指しているので、ソロマイニングに当てはまります。
そもそも、マイニングとは、取引データを承認する作業のことです。世界中でやり取りされているコインの取引データ(トランザクション)は、ネットワークに伝播すると、世界中にいる採掘者(マイナー)が、一定時間の取引データを1つにまとめた「ブロック」を競うように生成していきます。 ブロックの生成は、取引台帳の記録と新しい取引データの一貫性を取りながら正確に行うことが求められます。具体的な作業は膨大な量の計算処理(ハッシュ計算と呼ばれるものです)であり、最初にブロックの生成に成功し、それが承認され台帳に追記されるとそのブロックを生成したマイナーには報酬としてビットコインが支払われます。この一連のプロセスをマイニング(暗号資産の採掘)といいます。
つまり、マイニングでは、もっとも早く暗号処理したマイナーのみが報酬を受け取れるため、計算スピードの向上は、マイニング報酬の獲得確率上昇になります。 PercivalではGPUとCPUの双方を利用したことで、マイニングできるコインの種類が増え、収益率上昇を可能すると言われています。
Percival(パーシバル)が問題視した課題
一方で、今年に入りマイニング業界に不振が相次いでいます。マイニング企業の破産申請や、マイニングユーザーの機材大量売却が多発しているのです。その理由としては、ビットコインキャッシュ(BCH)の分裂騒動により、ビットコイン(BTC)が50万円を切った影響が及んだからと言えるでしょう。
また、一般の方々にとって、マイニング市場に参加し継続して安定した利益を狙うのは今のマイニング市場では簡単なことではありません。旧型モデルは現行モデルと比べ消費電力が高く、コストが高くなってしまっている現状があり、小規模のマイニング業者自体が厳しい経営を行っているからです。
Percival(パーシバル)は、特に東南アジアがマイニングに対する需要と供給のバランスがとれていない点にも着目しました。東南アジアはマイニングへの需要が高く、マイニングに興味があっても資本主義の中所得水準の低い層には手が出しづらいからです。
他のICOにはない特徴
そこでPercival(パーシバル)は、1家にマイニングシステム1台を実現可能にするために、今までにないマイニングマシンとオリジナルのハードウォレットの開発を打ち出しました。
マイニングしたコインはXPVでも利用可能ですが、機械を購入するにはXPVでなければならいようです。
この開発により、Percival(パーシバル)は、他のICOに比べて以下の4つの点が優れています。
①ハッシュレート(採掘速度)が速い
②低価格
③スモールサイズ・騒音問題の解決
④セキュリティの強度
超低消費電力小型マイニングシステム(Percival Mark-1)
独自に超程消費電力のマイニングシステムを開発しました。これは、どのPCにも搭載されており、高価な機材を購入せずともマイニングに参加できる『CPUマイニング』と、単純で膨大な量の計算処理を短時間で行うことができる『GPUマイニング』を採用したからです。他社のGPUマイニングシステムはGPUを使用したマイニングにしか行えないのに対し、Percival Mark-1はGPUとCPUの双方を利用してマイニングを行うことができるため、ハッシュレート(採掘速度)が速く、マイニング可能なコインの種類が増えて収入率向上に繋がります。
下記の画像をご覧いただいたらわかる通り、1ヶ月あたりの利益が約4,000円違います。
【旧型モデルとPercival Mark-1の比較】
GPUマイニング:単純で膨大な量の計算処理を短時間で行うことができるマイニング方法。暗号資産の種類によって向き不向きのGPUがあるため、マイニングしたい暗号資産ごとにGPUを選ぶ必要がります。しかし、CPUと比べるとアルトコインの中でも有名なコインのマイニングが可能です。
ハッシュレート(採掘速度):マシンの計算力の測定単位。マイニングが行われる場合のマイニングの速さがどのくらいなのかを表している数値です。作業効率を示す数値で、大きい数値ほどマイニング能力が高いマシンということになります。
独自で開発した『モバイル機器の冷却システム』を敷いているため、さらなる低コスト化が期待できます。また、ランニングコストも大幅に削減しているため。初めて利用される参加者も簡単に使うことができます。
従来のマイニングとは異なり騒音も抑えられ、電気代も低コストになるマイニングマシンを開発しています。冷却効率を高めるために液浸透技術を活用してるのです。モバイル端末でありながら液浸透技術を用いているのはPercivalが世界初です。冷却性が高いマシンほど性能が高く、持久力も高まります。
また、Percival Mark-1ではAI(人口知能)も搭載しており、日々変化し、利益修正する必要性が高いコインを自動で選択することができる機能が付いているため、常に高いパフォーマンスを維持することができます。AI技術を活用することにより市場全体のディフィカルティ(発掘難易度)をいち早く察知し、発掘コインの選別を行うことができます。これによって、マイニングの収益安定化を測ることができ、スムーズな資産運用が行えるのです。Percival(パーシバル)はこのAI(人工知能)の運用にブロックチェーン技術を取り入れています。
下記の画像はASICのマイニングマシーンの現物と、GPUの陳列されたラックになります。
ここで発掘されたコインはユーザーのカード型ハードウォレットに送金され、そこで管理運営されます。ウォレットに送金されたトークンをどのようにするかはユーザーが自由に選択できます。独自のマイニングプールが設計されているため、ユーザーはマインイングマシン、オリジナルプール、ハードウォレットを一括して管理することができ、電気代100w以下でマイニングを行うことができるため、資金運用や日常生活での消費を抑えることができるのです。
上記のカード型ハードウォレットは、財布にも入るモバイル性の高いウォレットです。また、本人認証もできる世界初指紋センサー付きのカードになるため、セキュリティは最高レベルです。そして、ハードウォレット本体には各通貨にアクセスできる秘密キーが暗号化されたデータとして存在しています。 Percival (XPV) 及び主要アルトコインを保管する為にも存在し、サイバー攻撃を未然に防ぐ環境を整備し、参加者の資産を守ります。
①ソフトセキュリティ:OWASPを使用したウェブアプリケーションセキュリティを構築し、より安全な環境の提供を可能にします。 開鍵暗号技術により電子署名を用いて安全な取引を実現したり、台帳情報の共有による取引の透明性とプライバシーの保護を両立しています。
②ハードセキュリティ:
・セキュリティ用半導体を使用し、強力な認証機能を持ちます。 許可されたIT機器のみがオンラインサービスに接続できるように制御を行ったり、許可されたアクセサリや消耗部品のみをアプリケーションが認識し 使用するように構築されています。
・セキュリティ侵害のリスクを最小限に抑える追加機能として署名認証、フォームウェア、使用状況モニター、ローカルまたは リモート・ホストのエンベロープのラップとアンラップ、内蔵のキーペア生成などが組み込まれています。
・固有のシリアル・ナンバーと、オペレーティング・システムは認証とデータ管理を行うカーネルを備え、各種攻撃(ロジカル、アタック、フォールト攻撃、サイドチャンネル攻撃、 および物理攻撃)に対する協力な保護機能を行います。
Percival(パーシバル)の顧客
①手軽にマイニングを始めたいと思っている人たち
最低でも運用に50万はかかっていたマイニングマシンを、消費電力の低下などから費用をさげたことで、マイニングに興味があっても、高くて手が出せなかった方達が利用しやすくなりました。また、マイニングマシン特有の騒音がないので自宅でも設置が可能です。
上記に書いたように、需要はあるのに高価で手が出せない、東南アジア圏もこれからのターゲットとなるようです。
②マイニングファームを作ろうとしている人たち
大量に受注、減価償却できることからマイニングファームをつくりやすくなりました。
類似プロジェクト①:『GMOインターネットグループによるマイニングマシン』
以前コインオタクでも紹介しましたGMOインターネット。渋谷を本拠地とするインターネットビジネスの老舗であり、ドメインサービスやプロバイダを運営する会社です。膨大な計算能力が必要となる暗号資産のマイニングに、独自のICチップの開発及び安定的な電力供給、および機器冷却に適切な次世代マイニングセンターを北欧に設立する事を表明しました。
詳しい情報はこちらへ
類似プロジェクト②:MINE (マイン)
Percival(パーシバル)と類似した目的を持っているMINE(マイン)も過去にコインオタクで取り上げているので、是非チェックしてみてください!
詳しい情報はこちらへ
Percival(パーシバル)のトークンの配分
Percival(パーシバル)メンバーは、最先端の半導体デバイスの設計から開発まで手がけた経験や、最新機種の電子デバイスのコア部品を開発し市場へ展開した、などという実績があります。過去の経験で関わりのあるスマートフォンの主要部品の一つであり、アプリケーションプロセッサーメーカーの最大手であるアメリカの「クアルコム社」が作成する世界最先端半導体7ナノの技術を使い作られた、SOCでプロジェクトPercival(パーシバル)のハード機器の開発を行なっていく考えを示しました。 ASIC専用のマイニングマシンにも経験を保つため、そのマイニング技術と半導体技術を用いて、新しいマイニング市場を発展したいと述べています。 この2つの熟練した技術を駆使し、完成されたのがPercival Mark-1です。このような経緯で、一般家庭での設置稼働が可能になり、稼働も数分で誰でも簡単にマイニングに参加することができるのです。 クアルコム社は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディーゴに本社を構える世界最大のモバイル機器の半導体に特化したメーカーです。 ARM ベースのチップセットのアーキテクチャであり、主にスマートフォン、タブレットなどに採用されている半導体を製造しています。そのSOC はモバイル端末向けのCPU としては飛びぬけた処理能力、低消費電力、複数種類の通信機能をはじめ多くの機能をあらかじめ組み込んでおり、それでいて超小型である点などが特徴です。 新たに発足した一般社団法人JEDAによる主催で、2018年5月8日に東京大学本郷キャンパスで行われましたEOS(イオス)のミートアップでPercival(パーシバル)の新川氏が登壇し、初めてPercival(パーシバル)の今回のプロジェクトが日本で公になりました。 Raymond T.M. Liong/CEO Wang Xiu Min/Marketing for Overseas 2019年3月7日からIEOの開始されました! コインオタクの徹底調査によりますと、2019年新春にIEOが開始される予定です! コインニールという取引所で資金調達が行われます。 一時期まではしっかりとPRをし順調に資金も集まり期待されていたプロジェクトでしたが、ある時期を境に表から活動履歴が追えなくなり、影をひそめることで怪しさが出てしまいました。Telegram内でも本体からの発信が無く、荒れた状態が続きました。ニュースが出始めるようになるまでは信頼性に欠けると感じます。
45%:トークン分配
8%:アドバタイザー&パートナーズ
30%:会社の予約報酬金
12%:チーム
Percival(パーシバル)の経歴・ストーリー
SoC:System-on-a-Chipsの略。CPUも含める制御に必要な複数のシステムを一つのチップにまとめられています。CPUは一つのシステムのことを差しますが、SoCはCPUの含めた異なるシステムを一つにまとめたチップということです。つまり、CPUはSoCの一部とも言えます。異なるシステムを一つにまとめることで、小型化や製造コストを抑える、情報処理の高速化、消費電力節約などのメリットも期待できます。QUALCOMM Incorporated [クアルコム社]の特徴
QUALCOMM(クアルコム)公式ホームページはこちらへPercival(パーシバル)のロードマップ
その時の様子を知りたい方はこちらへ
2018年7月末〜 マイニングプールセキュリティ関連開発
2018年12月末〜 マイニングマシン・ハードウォレット初号機公開
2019年2月1日 トークンセール ステージ4 開始
2019年3月31日 トークンセール ステージ4 完了
2019年4月2日 トータルシステム連結完了
2019年8月11日 マイニングマシン出荷開始
2019年9月2日 マイニング開始
Persival(パーシバル)の運営メンバー
Linkiss International Limited Koshin(香港)有限公司
合力(香港)有限公司
日本旅行(香港)有限公司
Toru Ueno/CFO
株式会社うえる
イー・トレード証券株式会社(現:株式会社SBI証券)
ソフトバンク株式会社
Shinnosuke Arakawa/COO
Linkiss International Limited
株式会社アプラット
株式会社フジズム
株式会社シンテック
Benjamin Chuang/CTO
Linkiss International Limited
Luxshare ICT
plengoer Robotics
Goertek
Foxconn International Holdings
Kouei Nakashima/CMO
電子商取引システム開発販売会社
代表取締役 東証一部グループ会社
取締役 バイオ研究開発会社 代表取締役
東証一部企業顧問(他7社の顧問)
Ali Elsamni/R&D
Linkiss International Limited
Conpass Technology
Motorola Solutions Inc.
Lucent Technologies Inc.
Linkiss International Limited 新藤電子(上海)有限公司
ヒューレットパッカー(上海)有限公司
電通上海 有限公司
Percival(パーシバル)の最新情報
速報!Percival(パーシバル)の最新情報!!(2019年3月9日更新)
Percival(パーシバル)の将来性・まとめ
マイニングをするという行為がどこまで浸透するかにもよりますが、「一家に一台マイニング機」と謳う広告が出るくらいの認知になれば、おそらく世界で最も先に普及する可能性があります。 卵が先か鶏が先か論を参照するならば、市場の伸びを待っていてはいくら製品が完成しても狭い市場でしか広まらず、短期的なROIは低いですよね。 逆に切り込み隊長役として動くのであれば、PRコストがかさみ、再び短期ROIは低くなります。 長期目線で見れば期待は高いですが、マイニングの認知とマイニング市場の拡大に完全にゆだねられるビジネスモデルだと言えます。
Percival(パーシバル)に関してもっと知りたい方はこちらへ。
ROI(Return on Investmentの略)投資した資本に対して得ることができた利益のことを指します。
この記事を書いた人
最新の投稿