Binance(バイナンス)が新たに法定通貨10種類をサポート

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大手取引所BinanceはアメリカのP2P暗号資産取引所Paxfulと提携し、決済手段を大幅に増やしました。

Paxfulは、銀行送金やクレジット決済、PayPal、ギフトカードなど合計で300種類の決済手段の提供と167種類の法定通貨を取り扱っており、今回Binanceと提携したことでBinanceの販売所にてBTCやETH、XRP、BUSDを購入することが可能となります。

また、Binance側は提携によりカナダドル(CAD)、メキシコペソ(MXN)、コロンビアペソ(COP)、アルゼンチンペソ(ARS)、イギリスポンド(GBP)、ユーロ(EUR)、ベトナムドン(VND)、インドネシアルピア(IDR)の8種類と、新たに暗号資産取引所LatamExとパートナーシップを結んだことで、ブラジルレアル(BRL)とアルゼンチンペソ(ARS)が追加され、合計10種類の法定通貨を取り扱えるようになりました。

Paxfulは将来的には同社が取り扱っている167種類の法定通貨もBinanceへサポートしていくと述べています。

 

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

 

海外取引所バイナンスがなぜ多くの法定通貨ペアを増やしているのか?と質問されることが増えてきました。

流動性を上げるためというのが一番理解しやすいかもしれませんが、もう一つ大きな理由は、通貨の分散化であると言えます。

ビットコインの通貨ペアは米国ドルのステーブルコイン(代表的なのはUSDT)が圧倒的に多いです。

特定の通貨依存、銘柄依存はリスクが高いです。

バイナンスとしても、いまのBTC/USDベース通貨ペアをどんどん分散化させていきたいという意識があるでしょう。

さらに、この取り組みは他の取引所は行っておらず、バイナンスの独自性を高めます。

分散化することが必ず市場にとって正解かはまだ分かりません。

しかし、ビットコインの価値観を支援するバイナンス社長のCZ氏が今の市場のまま満足するとは思えません。CZ氏の描く理想がどこまで実現するのか楽しみです。

 

 

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