アリババとブロックチェーン
中国イーコマース大手のアリババが昨年、世界のブロックチェーン関連の特許出願・取得ランキングで世界一だったことが分かった。
引用元:アリババと中国人民銀行 ブロックチェーン特許出願で世界トップ【ランキング掲載】(2018.02.06)
今や中国も技術大国です。アリババがブロックチェーンに目を付けていないわけがありません。
アリババその他の中華系企業とブロックチェーン技術の関係はどうなっているのでしょうか。
アリババがブロックチェーンを使って目指すのは
アリペイを上場させ資金調達しながら、今後20億人ユーザーを目指していると言われる。そのために鍵となるのが、AIやブロックチェーン等の新技術の応用だ。実際、アリペイでは昨年からブロックチェーン関連の技術者の募集を開始している。
引用元:アリババと中国人民銀行 ブロックチェーン特許出願で世界トップ【ランキング掲載】(2018.02.06)
なぜアリババがブロックチェーンを取り入れ始めたか、というと、 具体的な理由としてユーザーの拡大を目指しているからだそうです。
アリペイは日本においてもポピュラーな決済手段となり、インバウンド消費を強く支えております。また、世界にすでに400を超える金融パートナーを持ちます。AIやブロックチェーンを取り入れればユーザーの急増は難しいものの、現在のアクティブユーザーの信頼につながるでしょう。
アリババ以外にもブロックチェーンを応用する中国企業
今回発表されたランキングを見ると、(中略)ランキング上位100社の大半を中国企業が占める。(中略)また注目すべきなのが、第3位と第8位に中国人民銀行の下部組織がランクインしていることだ。
引用元:アリババと中国人民銀行 ブロックチェーン特許出願で世界トップ【ランキング掲載】(2018.02.06)
該当記事では、ブロックチェーン関連の特許を持つ世界の企業ランキング上位100社を公開しています。また、中国人民銀行が世界で最も多くのブロックチェーン関連技術の特許をおさえている可能性が指摘されています。
ここ数年、そしてこれからも中国の高度経済成長は、ブロックチェーン技術によって支えられている部分が大きい かもしれません。
ついに中国からも暗号資産誕生か
中国が「仮想人民元」の発行を検討しているという噂がたまに聞かれるが、ブロックチェーン技術に注力していることは事実のようだ。
引用元:アリババと中国人民銀行 ブロックチェーン特許出願で世界トップ【ランキング掲載】(2018.02.06)
デジタル人民元の話がおおよそ2年前に世の中に出てきました。しかしながら、これに関する信用のおける情報が少ない上に、中国での知名度もまだ低いようです。
電子決済に向けた動向ととらえれば、インバウンド消費などの観点から大いに賛成できます。
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