キルギス共和国とは
キルギス共和国は中央アジアに位置する旧ソビエト連邦の共和制国家 です。シルクロードの通り道として有名で、その景観は「中央アジアのスイス」と称され、密かな観光スポットになっています。
農業、牧畜、鉱業が主要産業ですが、最近ではIT開発に力を入れています。
特許記録をブロックチェーンで管理
Российская ассоциация IPChain проведет оцифровку патентных архивов и создаст базу данных, построенную на основе технологии блокчейн для государственного патентного ведомства Киргизии – Кыргызпатент. Соглашение об этом подписали между ассоциацией и представителями ведомства Киргизии на форуме IPQuorum, который проходит в Калининградской области, сообщил в четверг ТАСС президент ассоциации IPChain Андрей Кричевский.
引用元:TACC Российская ассоциация IPChain займется оцифровской патентного ведомства Киргизии (2018年4月12日)
ロシアの IPChain協会は、キルギスの特許庁向けに特許記録をデジタル化し、ブロックチェーンを使ったデータベースを作成 する計画を発表しました。
IPChain協会のアンドリュー・クリチェフスキー会長によると、ロシアのカリーニングラード州で開催されたIPQuorumフォーラムで協会と特許庁が契約を締結しました。
報道によれば、協会の技術がロシア国外で適用される初めての例となります。
公的記録をブロックチェーンで管理することのメリット
今回のように、公的記録をブロックチェーンで管理するメリットはいくつかあります。
その中でも 一番のメリットは、データが改竄されにくい事 です。
以前コインオタクで説明しましたが、ブロックチェーンを用いた記録方法は、過去のものと連鎖して記録されています。
データの一部だけを改竄したくても、過去の膨大なデータすべてをも改竄しなければ整合性が取れなくなり、改竄したことがすぐにわかるような仕組みになっています。
https://coin-otaku.com/topic/913?id=3701
また、既存のシステムでブロックチェーンのような仕組みを構築することは可能ですが、その場合かなりのコストや時間がかかるため、数年以内の運用は難しいでしょう。
ブロックチェーンの場合、やり方によってはかなりコストを抑えられるため、こうした用途にはうってつけと言えます。
日本も将来的には導入されるのか
最近では、UAE政府が文書通知に費やす時間やコストや労力の削減するのを目標に「ブロックチェーン戦略2021」を発表しており、イギリスでは年金分配システムへの導入が進められています。
このように、 既にいくつかの政府機関はデータの管理と情報の保護を目的として、ブロックチェーン技術を受け入れ始めています 。
日本国内でも、こうした各国の動向や、財務省が関係したとされる文書改ざん問題を受け、ブロックチェーン技術を用いた公的記録の管理が検討されています。
日本政府はデジタル通貨の導入も検討しており、今後の政府の動向に一層注目が集まりそうです。
各国のブロックチェーン事業について知りたい方はこちら
暗号資産に対する各国の規制、対応等について知りたい方はこちら
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