【WhatsHalal】需要が急速に伸びるハラル市場、宗教上の食品問題をブロックチェーン技術で解決!

調査員取材

世界3大宗教の1つであるイスラム教徒のことをムスリムと表現します。また、このムスリムは2020年までに世界人口の4分の1を占めるという事が予測されています。この原因としてはムスリムの多い国で人口が増え続けているためです。

↓2019年ムスリムの人口分布図

世界中に普及しているイスラム教ですが、日本にとってあまり親しみのない宗教です。しかし、近年ムスリム人口の約半数が暮らす東南アジアからの観光客の増加に伴い、ムスリムの人々が利用する「ハラル」の需要が日本でも高まってきています

そんなハラルに注目したプロジェクト「WhatsHalal」の紹介を今回はしていきます!

WhatsHalal(ワッツハラル)の基本情報

案件名:WhatsHalal

シンボル:WHT

通過記号:WHT

ソフトキャップ:10,000,000

ハードキャップ:1,000,000

ブロックチェーンのタイプ:Stellar

対応通貨:Bitcoin、Ethereum

IEO:2019年2月7日-2019年5月15日
2019年2月7日-2919年3月14日:1WTH=USD 0.08
2019年5月15日-2019年4月14日:1WTH=USD 0.09
2019年4月15日-2019年5月15日:1WTH=USD 0.1

WhatsHalal(ワッツハラル) の上場先一覧

Tokenize

TokenizeExchangeにIEOとして上場しています。

取扱ペアはBTC/WHTとETH/WHTの2種類になります。

Tokenizeに関する記事はこちらへ。

WhatsHalal (ワッツハラル)の公式サイト、SNS一覧

そもそもハラルってなんでしょう?

Halal(ハラル)とは

イスラム教の教えで「ハラル(アラビア語: حلال Halāl )」とは「許されている」ということを意味します。反対に「許されていない」ものを「ハラム」と言います。 

イスラム教の教えでは、「豚」や「アルコール」が禁止されています。また、豚だけでなく、イスラムの教えにしたがって畜・加工処理されなかった肉もハラム=許されていないと見なされています。

しかし、 これは宗派、国、地域や個人によって解釈の仕方で異なってきます。 

また、ハラルとされるものでも、ハラムなものに混じったり、接触したりするとハラムと見なされてしまいます。つまり、ハラムと同じ調理器具を使いハラルを料理すると、ハラムになってしまうということです。

ハラムなものとは、「許されない」という感覚より、「嗅がれる」という感覚だと考えるといいでしょう。 

Halal(ハラル)経済の社会的課題

食品の流通が発達、複雑化するにつれ、ハラル食品、製品の消費者にとって、目の前の商品がハラルなのかどうか判断しずらくなってきています。

そこで、宗教と食品科学の面から専門家がハラルであることを保証する「ハラル認証」というものが登場しました。

以下の図はハラル認証のロゴです。

ハラル認証とは、製造現場などで施設や設備、使用する原料がハラルであることが常に監査され、そこで製造されたものがハラルであることを保証する仕組みです。また、従業員、管理者のハラルに対する理解向上のため、従業員育成や組織マネジメント体制の管理もハラル認証では求められます。

しかし、ハラル認証には世界的な統一基準がないこと、さらにハラル製品の不足やその正当性の保証がされていないことが問題視されていて、これは、日本などイスラムの教えやハラルに親しみのない国が宗派、国、地域などによって、ハラルに対する解釈が異なるためです。

では、WhatsHalalが展開するサービスをみてみましょう!

WhatsHalal (ワッツハラル)の特徴

WhatsHalal(ワッツハラル)

シンガポールを拠点のスタートアップであるWhatsHalalは、ハラル食品の商品をブロックチェーンプラットフォームの利用を通して効率化したサービスを展開します。2019年末までにハラルに関する新たな法律の施行を進めるインドネシアに対しては、認証を目指す複数の企業と提携しています。
なおインドネシア政府は、化粧品から薬剤まで幅広いハラル商品の認証に対して、新たな規制を設けるそうです。

e27によると、ハラル認証を必要とする商品に関するビジネスは、認証プロセスを済ませることに加え、以降3年間でハラルラベルを取得していなければいけません。今後、新たな規制が施行されると、ハラル認証を得ていないものは罰せられることとなります。現在ハラル認証を取得済みの企業は市場に17,000社程ありますが、同国はこの数を5年以内に100万から500万社に増やさなくてはならないと言われています。

e27とは:スタートアップに関するニュース、コミュニティ、イベント、育成、資金調達などのプラットフォームを提供するシンガポールの企業

新たな規制の施行によって、世界で最も多くのイスラム教徒を抱えるインドネシアの企業が、彼らの商品にハラルスタンプを得る方法を探す必要があります。新たな規制承諾を得るために必要なニーズを満たすべく、WhasHalalはブロックチェーンを利用し、ハラル認証を得る簡単な方法を提供するということを発表しました。
CEOのAzman Ivan Tan氏は「WhatsHalalのプラットフォームはハラル認証取得のための全プロセスを簡易化することを助けることができる」と語りました。
また、「監査プロセスを独自に行うか、コンサルタントとともに行うかを選ぶことによって、企業は彼らの製品のマーケットを選択可能だ」とも述べ、商品の仕入れ状態を明確化できるのでブロックチェーンシステムがハラル商品の正当性を確認することが可能です。

今後、WhatsHalalは消費者に彼らの購入した商品の源の透明性を明確化させるための「ハラルスキャナー」の提供を行う予定です。

WhatsHaral(ワッツハラル)のブロックチェーンエコシステム

WhatsHalalはブロックチェーンを通じて、(ハラルへの)異なる基準に対するビジネス上の明確な理解の提供、戦略的なビジネス上の意思決定を可能にするための世界基準の調和を目的としています。ブロックチェーン上のトレーサビリティ(追跡機能)を利用することによって、サプライチェーンに参入する人々、特に消費者にとってハラルの正確性を補償します。

また以下の3つの特徴があります。

特徴

・透明性

・スピード

・アカウンタビリティー


・透明性

世界中の企業はそれそれの地域によって異なるハラル食品に必要なプロセスとその基準を理解することが可能となります。


・スピード

全ての企業は異なるハラル認証団体に要求される書類を提出することが可能となります。また、ハラル認証団体は認証プロセスを手早く済ませることが可能となります。


・アカウンタビリティー

ブロックチェーン上での透明化された全てのプロセスを利用することによって、企業と政府は詐欺や賄賂などを食い止めることができます。

このブロックチェーンを利用することによって以下のように最終消費者から農家までをつなぐことができます。

WhatsHalal(ワッツハラル)の商品・サービス

企業向けのサービス


Whatshalalは 食品のライフサイクルのすべてのステージと食品が生産された状態を明確化することが可能です。 

ブロックチェーンを活用することで、同様の価値基準を持つフードチェーン内のハラル食品の追跡システムを統合しています。これにより、食品の製造に使われる食材等の動きを追跡することが可能となります。
WhatsHalalが展開するサービスを導入されたい検討する事業者は、コンサルタントや研究所などと協力して行うWhatsHalalの保証プロセスを確認することができます。

消費者向けのサービス

サプライチェーンの最後の地点まで、WhatsHalalの顧客アプリを使いハラル食品の保証を追跡することができ、保証された特定の業者からハラル食品を注文し、我々の流通網を利用し配達することが可能です。
WhatsHalalの顧客アプリでは、ハラル食品を注文するだけでなくバーコードをスキャンすることによって、そのハラルの正当性を確認することも可能で、この機能により イスラム教に馴染みのない国への旅行も安心して行うことができます。 

Halal(ハラル)コンサルタント

現在、イスラム教徒を対象とする市場は未開発のままであり、その大きな可能性があるにもかかわらず具体的な対策は行われていません。
食料と飲料などの消費支出は世界の16.6%に相当します。 さらにこの割合は、2021年までに18.3%(約1兆914億ドル)に達すると予想されています。

特に、医薬品、化粧品、観光、ファッション、金融などの他の分野でも、ハラル製品およびサービスに対する需要が増加しているそうです。

この広大な市場で地位を獲得するための鍵、そして共通要素は イスラム教を理解すること です。 WhatsHalalは、その可能性を引き出すための第一歩であり、理解を深めるためのサポートを行います。

ブロックチェーンとHalal(ハラル)認証

前述のとおり、ハラル認証は現状、確立された基準や確認する仕組みがないことが問題視されています。
WhatsHalalの認証システムは、ハラル条件に従っているかどうかを確認し、ハラル生産プロセスの追跡と管理(材料、プロセス、製品、人的資源、および手順)を実現するため統合的なシステムです。

Whatshalalでは、HASがブロックチェーンシステムに統合されており、スピード、透明性、トレーサビリティが確保されています。これにより、企業がフローチャートを作成し、ハラル・クリティカルポイントを決定し、サプライチェーン全体の管理対策、記録管理、およびプロセスのトレーサビリティを効率的に実行するのを支援することができます。

HASとは:HALAL ASSURANCE SYSTEMの略で、ハラル製品製造企業やハラルレストラン等が、製品やサービスを常にハラルな状態に保つため、ノンハラルな物との接触による汚染を防ぐ科学的かつ体系的な管理方法です。

Halal(ハラル)業界のトレーニング

世界のハラル業界における新技術、新しいトレンド、技術的な問題などが生産とサプライチェーンへの影響を最小限に抑えるためにこれらの問題について顧客を教育、訓練サポートしています

様々な学術・研究機関と協力し、モジュールは、ムスリムと非ムスリムの視聴者の両方に対応した健康、安全、衛生および消費者製品のトピックをカバーするためにハラル産業の特定のニーズに対処するために開発されます。

WhatsHalalは 世界中のどこでも高品質で一貫したトレーニングと開発を提供することができます。 

WhatsHalal (ワッツハラル)のロードマップ

2014年

・HalalOnClickのローンチ

シンガポール初のハラルの食品デリバリーに特化したサービスの誕生しました。


2015年

・WhatsHalalの企画開始

WhatsHalalの概念の発足しました。


2017年

・HalalOnClickの展開

企業と提携し、イーシュン(シンガポール)の北方の都市から地方までデリバリーを開始しました。


2018年

・WhatsHalal Deliveryのローンチ

WhatsHalalは2018年2月から70の業者と提携し、遠距離デリバリー可能なサービス運用を開始しました。

・HalalOnClick が東方に展開

べドックにあるタンピネスとパシール・リス・パークにデリバリーを2018年2月より開始しました。

・WhatsHalalがICOのコンソーシアムに参加

2018年5月、WhatsHalalは世界最大規模のICOコンソーシアムにハードキャップUSD1億円でローチンしました。

・HalalOnClickがSLA@Geoworkに参加

HalalOnClickブランドの親会社であるABJD.Co Pte Ltd, と共に2018年6月にGoeworksにローチンしました。

・WhatsHalalがHalalOnClick.を買収

2018年8月にWhatsHalalはHalalOnClickを買収し、シンガポールのハラルに特化した最大の食品デリバリーサービスとなりました。


2019年

2019年Q1

トークンウォレットの実行

アプリで食材購入を行うときトークンの利用を可能にする

500,000のハラル商品をWhatsHalalスキャナー上に更新を行う

20都市(主に日本、マレーシア、中国、韓国)での運用。

オーストラリア、インドネシア、バンコク、ベトナム、ニュージーランドに進出

3,000の業者を登録

・2019Q3/Q4

農地から食卓までトークン利用可能に

WhatsHalalスキャナー上に2億のハラル商品を更新

10,000の業者を登録

HASのためのHalal公園を5つ設立


2020

農地から食卓までトークン利用を完全に確立

WhatsHalalスキャナー上に5億のハラル商品を更新

40,000の業者を登録

HASのためのHalal公園を15個設立

WhatsHalal(ワッツハラル)の展望

冒頭でも述べましたが、2010年の時点で世界のイスラム教徒人口は16億人、2020年には約20億人となり、世界人口の1/4まで増加すると予想されています。

また、イスラム教国家のほとんどは、平均年齢が若いことも特徴で、最多のムスリムを抱えるインドネシアの平均年齢は29歳です。これは生産年齢の人口が非常に多いことを意味し、日本の高度経済成長期と同じような状況になり、 巨大な人口と若い労働力により今後GDPが大きく拡大していくことが見込まれます。 

従って、ハラル市場に目を向けるときは、「」なのです。

イスラム教徒を対象とした市場進出のキーワードとして、ハラルを外すことはできません。
単純に材料表示だけは判断出来ないため、同市場ではハラル認証が必要となります。

WhatsHalalはハラル認証をブロックチェーン技術により確実なものとし、安心できる商品を消費者に届け、事業者にも教育を施します。

今後の世界需要にマッチしたプロジェクトの一つと言えるのではないでしょうか。

 

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