先月は今年最高の上昇を見せたビットコイン。このまま伸びていくかと思いきや、本日の朝8時に8,000ドルを下回る大きな暴落がありました。およそ8%ほどの下落率になります。
ビットコインの価格が$ 8,000以下に暴落
ビットコインはここ数日間、約8,500ドルの範囲で取引されていましたが、先月上がりすぎていたため、暗号通貨市場全体に価格調整が入ったと思われます。
上のグラフに見られるように、日本時間の朝8時か9時過ぎの約1時間の間に価格は突然下落しました。この暴落によりビットコインの時価総額から約130億ドル、全体では250億ドル以上が抜かれていて主要なアルトコインもすべてに影響が出ています。
また、暗号資産市場全体の相対的なシェアを測定する指標であるBitcoin Dominanceが変化していないという事はアルトコインがこの下落を利用できずポジションも失ったことを示しています。BTCの優位性は現在55.8%前後です。
ビットコイン価格操作の不安が倍増
ビットコインの価格が急落する直前に、かなりの量のBTCが未知のウォレットからコインベース取引所のウォレットに移されたのがわかっています。 下落時の25,160 BTCの総額は、約2億1,500万ドルの価値がありました。
明らかに、暗号資産の業界に長くいる人たちにとっては、これが価格操作だと疑うのも無理はありません。4月2日に起きた1日の間に1000ドル以上も急上昇した時も、実は3つの取引所の間でおよそ20,000BTCのアルゴリズムで管理されたシングル注文があり、これら3つの取引所のそれぞれのボリュームを見ると、1時間に約7,000 BTCの同じボリュームの単位があったそうです。
大きい値動きがあった後はこのようなことが起こるので、注意が必要です。
そして、価格変動の前に必ず大きな量のビットコインの移動があります。
ビットコインの大口の移動は「クジラ速報」と呼ばれ、情報を積極的に取得している方もいらっしゃいます。
しかし、資金が移動しただけではビットコインの価格がどうなるかを予想するのは難しいです。
今回もビットコイン価格が下がった前の大口でビットコインの移動が原因かと騒がれておりますが、下がった原因をこれ以上掘り下げることは難しいです。
ビットコインは証拠金取引や先物取引などデリバティブ商品が充実してきており、少額で相場を動かせるという事も重なり、しばらくはマネーゲームのような相場が続くかもしれません。 個人投資家で証拠金取引を行っている方はレバレッジに注意をしてトレードをする必要があるでしょう。
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