・未来予測型のGoogle
人工知能(AI)と社会物理学(Social physics)の技術を利用した未来予測のプラットフォームを提供. 今までAIを利用してきた企業のみでなく、誰も(一般企業・個人)が未来予測を利用することが出来るプラットフォームをつくることを目的をしている。
Endor protocol(エンドール)の基本情報(11月25日更新)
Kucoinに関する記事はこちらへ。 取引高では、BittrexのEDR/BTCが全体のおよそ45%ほどを占めており一位。続いてHotbitのEDR/ETHが全体の30%を占めており、2位となっています。 Endor(エンドール)は2018年の3月にICOをプレセールを行い、当時の価格は Endor社(Endor Software Ltd.)は、イスラエルのテルアビブに本社を置く、マサチューセッツ工科大学(MIT)のスピンオフ企業です。この企業のプロジェクト内容は、人工知能(AI)と社会物理学(Social physics)の技術を利用した未来予測のプラットフォームを提供することです。現在成長過程のこの2つの分野にブロックチェーンの持つセキュリティ性を組み合わせて実現するのがEndor(エンドール)の提供する未来予測システムになります。 Endor(エンドール)の創業者ALEX PENTLAND氏は、マサチューセッツ工科大学(MIT)出身の科学者です。アメリカの経済紙Forbesで彼は「世界で最も強力なデータ科学者の1人」であると紹介されています。 Endor(エンドール)で用いられている技術は、2014年からマサチューセッツ工科大学で研究されてきており、2018年現在、既に稼働しています。そして、これまで多くの有名企業がEndor(エンドール)のプラットフォームを利用してきています。そこには日本の「電通(デンツー)」や大手クレジットカード会社の「mastercard(マスターカード)」も含まれています。「コカ・コーラ」や「ウォルマート」もそのうちに含まれていることから、Endor(エンドール)の提供するプラットフォームでは、既に様々な分野の企業で利用可能な未来予測が行われているということがわかります。 Endor(エンドール)には新しい分野である「社会物理学(Social physics)」の技術が応用されており、人工知能(AI)によるビッグデータ活用を手助けしています。また、Endor(エンドール)ではそれらの膨大な量のデータを全て暗号化することで、利用者のデータや個人情報に高いセキュリティ性を持たせることに成功しています。ここにブロックチェーンの技術が利用されています。さらに、Endor(エンドール)は個人での利用も可能なプラットフォーム。個人利用者がプライベートな未来予測を行うのには、プライベートデータをアップロードする必要が出てきます。すると、「自分のプライベートデータが他のユーザーにアクセスされるのでは?」という不安も出るでしょう。しかし、Endor(エンドール)では情報の「公開・非公開」を選択することができるため、そのような心配も不要ということです。 現在成長過程ながらも大きな注目を集めている人工知能(AI)分野。その市場規模は今現在では20兆円。それが約10年後の2030年には約88兆円に到達するという予測がされています。特に、GoogleやAmazonなどの大企業も既に社内で人工知能(AI)研究に多くの投資をしています。いち早くこの技術を搭載したプラットフォームとして世に出ているEndor(エンドール)は、これからも評価されていくでしょう。 前述したとおり、創業・開発者にALEX PENTLAND氏を迎えてマサチューセッツ工科大学で培い、開発されたノウハウと技術が利用されているため、Endor(エンドール)のプラットフォームの信頼度は高いといえるでしょう。さらに、パートナー企業にもこれだけの大企業が名を連ねており、資金面でも大きなサポートを受けていることがわかります。 ビジネスユーザーは質問をし、彼らのデータをもとに自動的に予想された回答を得ることができます。科学的な経験データは必要ありません。 EDRトークン所有者はEthereumウォレットとERC20トークンで似たような予想をすることができます。 EDRトークン所有者は自身の個人データで似たような予想をすることができます。 外部データ提供者は地震のデータを登録し予測生成に利用することが可能です。 ビジネスと専門者はEndorプロトコルAPIの利用が組織内やアプリケーション内でEndorプロトコルを簡易に結合するために可能になります。 Endor(エンドール)は、Telegramのコミュニティにて活発な意見交換が行われています。 2018年12月26日に韓国のUpbitへの上場がアナウンスされました。 取引所公開後すぐにICO価格割れが起き一時期、1/20の価格まで落ち込む時期がありました。 相場環境が悪かったというのも影響していますが、1番悪かったのはトークンの価格を上げる設計ができてないかったという点です。要因としては、まず大口のトークンホルダーを集めた点。これはトークンホルダーが限定的になるというメリットもあるが、売り圧力も相当大きくなる。大口であれば常にトークン価格に対して敏感に反応する。もう1つはプロジェクトの進行が遅かった点です。プロジェクトの未来に投資するのがICOの本来の意図でありトークンホルダーはプロジェクトを応援する立場であるが、ICOのブームが起きていた時代では次から次へと魅力的な投資案件が市場に誕生してたため、トークンを保有する握力は相当弱まっていた。そこへ輪をかけてプロジェクトの進行が遅いというネガティブなニュースが出るとどんどん売りが加速をしてしまったという背景があります。
通貨名 Endor
通貨記号 EDR
発行上限 1,500,000,000EDR
販売時期 ICOプレセール:2018年3月
Endor protocol(エンドール)の公式サイト・SNS一覧
公式サイト
ホワイトペーパー
公式Twitter
公式Telegram
公式Facebook
公式GitHub
公式Medium
公式Cointalk
公式KakaoTalk
公式Telegram(韓国)
公式Reddit
アクセス数 アメリカが一位。
Endor protocol(エンドール)の上場先一覧
Bittrexに関する記事はこちらへ。Endor protocol(エンドール)の取引量の多い取引所
Endor protocol(エンドール)のプレセール時の価格
大口向けのプレセール:1口250ETH以上
一般向けのプレセール:1口50ETH以上
と、日本円で一口約200万円以上と、かなりハードルの高いものでした。
Endor protocol(エンドール)の特徴(2019年5月22日更新)
Endor protocol(エンドール)のプロジェクトの特徴
人工知能(AI)を用いた未来予測自体は既に実社会で活用されている技術です。
我々の生活の近くで実際に導入されているものでは、例えば犯罪予測の分野があります。
人工知能(AI)が監視カメラの映像を解析・分析し、監視カメラに捉えられた人間の行動や仕草などから、「この人物は〇日以内に、〇〇のような犯罪を起こすだろう」という予測を提示します。問題点が取り上げられることも少なくない現在の人工知能の分野ですが、使い方次第では我々の生活を豊かにする素晴らしい技術です。
さらに、人工知能(AI)を利用することで、世の中のファッションのトレンドや、流行する事柄も予測できるようになるということで、企業も注目しています。といっても、人工知能(AI)を用いた未来予測はとても一般の企業や個人が簡単に手を出すことはできません。なぜなら、この未来予測にはビッグデータと呼ばれる膨大な量の情報の蓄積があることが大前提になってくるからです。このようにデータには大きな価値があり、多くのデータを持つ巨大ハイテク企業などは、高値でそのデータを売ったり、データへのアクセス制限をかけることでデータを独占しています。ですので、これまで未来予測によってその恩恵を受けることができたのは、巨大ハイテク企業や世界的企業のみに限られてきました。
例えば日本最大手の携帯通信事業者である「NTT DOCOMO(ドコモ)」は数年前からビッグデータの収集・利用・販売に取り組んでおり、その価格は数百万円から数千万円とも言われています。
しかし、Endor(エンドール)が目指すのは誰も(一般企業・個人)が未来予測を利用することが出来るプラットフォームをつくることです。その方法は、Google検索の様に検索窓に質問を入力し、人工知能(AI)が予測を提示するのを待つ(数分程度の予測も可能なようです)、これだけです。Endor(エンドール)のホワイトペーパーに公開されている画像を見ると、まさにGoogle検索と同じレイアウトになっています。これが、Endorが『未来予測型のGoogle』とも呼ばれている所以です。あらゆる企業や個人が予測分析を拡張し、格安で、データサイエンスの専門知識なしにデータを利用した未来観測を可能とします。
Endor(エンドール)によってビッグデータ、人工知能(AI)を利用した未来予測における3つの問題点である「資金力」・「技術力」・「長期スパンでの観測」が一挙に解決されることが期待されています。
Endor protocol(エンドール)の創業者 ALEX PENTLAND氏
ALEX PENTLAND氏は未来予測についてこのように述べています。
「人間の行動は、文化のパターンによって決定され合理的で尚且つ個人的な思考であるが、私達の研究を通じてこれらは数学的に記述する事ができので、正確な予測ができるようになる。」
Endor(エンドール)を用いた未来予測にもマサチューセッツ工科大学で培った技術の蓄積が活かされています。
既に実用されているEndor protocol(エンドール)の未来予測プラットフォーム
また、コカ・コーラ社のAlan Boehme博士は、Endor(エンドール)とのパートナーシップ締結に関して、このようなコメントを出しています。
「ソーシャルフィジックスはビッグデータの行動分析に関するものですが、まったく新しいレベルになります。私たちはEndor(エンドール)を見つけてそれに取り組むのはとても幸運でした。」
Endor(エンドール)によって未来予測(ビッグデータの行動分析)が容易になることを歓迎しています。
Endor protocol(エンドール)はどういった技術か
Endor protocol(エンドール)と人工知能(AI)分野の市場規模
Endor protocol(エンドール)の将来性
さらに、Endor(エンドール)はこれまでに既にいくつもの賞を受賞しています。
受賞したものの中にワールドエコノミックフォーラム2017「Technology Pioneers」というものがあり、この賞は過去にAirbnb、Google、Kickstarter、Mozilla、Palantir Technologies、Scribd、Spotify、Twitter、Wikimediaなどが受賞した賞でもあります。
Endor protocol(エンドール)のロードマップ
2014-2018:企業のためのENDOR自動予想型AIサービス
また、以下のことを成し遂げました。
・500人の顧客を獲得する
・業界では革新的な技術と認められた
・世界的経済フォーラム「Technology Pionner」に参加
・Gatner氏が「Cool Vendor」になるH2 2018:支援されたデータのセルフサーブ予想プラットフォームの利用
・Ethereumブロックチェーンデータの処理
・ERC20トークンデータの処理
・暗号予測の最適化
・セルフサーブプロトコルの実行開始
・Endorプロトコルで初めて運用される媒体のサポートH1 2019:ユーザーのプライベートデータのセルフサーブ予想プラットフォームの利用
・企業はEndorチームの支援の元、彼らの個人データをアップデートすることができます
・個人の顧客データでセルフサーブ予測プロトコルの運用
・Endorプロトコルの媒体プログラムの強化H2 2019:外部データ提供者のセルフサーブの予想プラットフォーム利用
・予測用の外部データーのアップデートするため、プロトコルデータの提供者のサポート
・EDR保有者はデータ量豊富なからログ上でセルフサーブ予測を行うことが可能
・Endorプロトコルのビジョンサポートのため、スマートコントラクトを利用したSmart billingH2 2020:ENDORプロトコルAPIをビジネス、媒体、専門的に
・予測Rest API A-Zセルフサービス。パブリックからプライベートのデータまで正確な予測
・Endorプロトコルのエコシステムをサポートするためのスマートコントラクトを使用したSmart BillingEndor protocol(エンドール)の最新情報(12月29日更新)
3万人を超えるメンバーが所属しており、質問をすれば5分以内に回答が返ってくるほど活発です。筆者もEndor(エンドール)の進捗について尋ねたところ、Endor(エンドール)の未来予測プラットフォームのデモ映像が公開されているとのことでしたので、ぜひご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=ypwKtysUp3w&feature=youtu.beUpbit(韓国取引所)へ上場(12月29日更新)
Upbitはアメリカの大手取引所であるBittrexと独占的パートナーシップ契約を締結したことで注目されてる暗号資産取引所です。
現在168種類の暗号資産、233のペアを取り扱っているのが最大の特徴です。Endor protocol(エンドール)のまとめ
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私達コインオタク調査員は、プロジェクトに直接問い合わせるのはもちろん、ネットの意見や口コミからレポートを作成しております。中立な立場を保つため、双方の事実・意見をまとめています。
今回紹介するのは、『未来予測型のGoogle検索』とも呼ばれる『Endor(エンドール・エンドア)』です!