オタクコインプロジェクトがどうも発足するらしい
それを耳にしたのは2017年年末頃。
オタクコインとCOINOTAKU(コインオタク)。名前に親近感もあり、早速記事として取り掛かろうと調べると
あ、検索結果が完全にかぶっている。
これはネットの評価だけで記事を書くわけにはいかないと思い、早速お会いする約束を取り付けお話を伺ってきました!
オタクコインプロジェクトを運営している会社
事業内容: Eコマース、インターネットメディア及びウェブサービス事業
本社所在地: Tokyo Otaku Mode Inc. 3219 NW Guam St Portland, OR 97210 US
支店所在地: 東京都渋谷区渋谷3-9-10 KDC渋谷ビル 7階
設立: 2012年4月
代表者: 亀井智英
公式サイト: https://otakumode.com/
洗練された今風な会社って感じじゃった
オタクモードさんへ直接聞いてきました
さて、今回のメインは「Tokyo Otaku Mode」が行う「オタクコイン」というICOプロジェクトについてです。ネット上ではあんな事やこんな事をたくさん噂されていますがほんとのところどうなんでしょうか?
Tokyo Otaku Mode Inc. Co-Founder/COOである安宅 基(あたか はじめ)氏と対談し、そのプロダクトについてじっくりと聞いてきました。
Q1 プロジェクトについてお聞かせください
オタクコインとは日本の魅力的な作品を世界へ発信するプロジェクト
その中では、当然国ごとに異なる通貨でやり取りが行われているのですが、もしこのコミュニティに統一の暗号資産が存在したら、より流通が促進され、ひいてはコンテンツを生み出すクリエイターへの還元が高まるはずだと考えています。
日本のオタクコンテンツは海外で人気ですが、まだ 一部の熱狂的なファンに限られており、一般レベルまで広まっているとは言えません 。
日本のオタクコンテンツはとても質が高く魅力的な作品が多く、世界を牽引するクオリティです。
これをもっと世界に広げるために、暗号資産やブロックチェーン技術が活かせるのではないか?と考えています。
それはまさにインターネットの初期段階に近いフェーズのように感じます。
インターネット回線で言うといまはまだISDNの時代くらいで、これからADSLや光へと発展していくイメージです。
いかに一般の方から評価されるかが、今後の発展を大きく左右する鍵となります。
私たちオタクコイン準備委員会やTokyo Otaku Modeが、双方の業界の発展に貢献をすることにより、結果的にオタク業界を盛り上げることができるのではないかと考えたのです。
ブロックチェーンは未来を変える技術。このトレンドに挑戦をしたい!
これに逆らうのではなく乗っかっていくことにより、結果的にオタクコンテンツ業界にも大きな成長のキッカケを生み出すことができると信じています
私たちもそのタイミングで色々リサーチをしていく中で、いまのトレンドの根底にあるブロックチェーン技術は、インターネット技術並みにトレンドとして逆らえない潮流だと考えるようになりました。
未だ参入をしたわけではございませんが、ブロックチェーンはインターネット級のさまざまな業界革新が起こる可能性がある技術と認識しています。
私たちがいるオタクコンテンツ業界もまた、これから大波が来る可能性があり、そのタイミングに導入した場合、またはしなかった場合にどんなことが起こり得るかのリサーチはとても必要です。
私たちは創業5年弱の若輩者ではありますが、インターネットやITといったテクノロジーを強みに業界貢献をできればと常に考えています。
今はまだ「怪しい」と呼ばれる技術も、インターネットがそうだったように「気づいたら大波に取り込まれていた」という状況にもなってもおかしくないと思います。
ベンチャー企業である私たちはある意味、大きな企業では難しいこともスピード感を持って思い切ったチャレンジができる立場でもあり、こうした新しいテクノロジーの見極めをしなくてはいけないポジションでもあると思っています。
既存サービスで構築したグローバルなネットワークが強み
しかし創業から約6年、ユーザー数2,000万人のメディアを持ち、越境EC事業にて4万点を超える商品数、日本の渋谷と千葉、アメリカにオフィスや倉庫拠点を持つ会社にまで成長しました。
季節によって変動はありますが、毎月15,000件以上の海外配送を行ってきています。
複数のVC・事業会社からご出資もいただいていて、「プロダクトを持って事業としてやり遂げる」ことができる組織だという自負もあります。
今回のオタクコインの流通促進やプロジェクトの実現を行う上で、そうした グローバルなネットワークを築いて来ている点も強み だと思います。
Q2 メンバーについてお聞かせください
メンバーは今後も増加する見込み
2018年1月19日時点では、組織の機能として営業系、コミュニティ運用系、開発系などのグループに分け、それぞれ数名~10数名の体制で行っています。
また、今回の構想を検討開始のリリース後、世界中から800件以上の問い合わせがあり、そのうちの6割の大変多くの方から「お手伝いしたい!」と言って頂いている状況です。
さらに、業界でグローバルに活躍されている方々にも、本構想に賛同いただき、アドバイザーとして就任頂いています。
今思い描くオタクコインの未来は、世界から集まったメンバーにより、日本だけでなく世界共通の通貨として機能することが理想的である思っています。
日夜、日本のアニメを英語圏に広める大事な役割を担ってくださっており、参画頂いたことは大変光栄なことだと感じています。
Q3 オタクコインから見たICO市場についてお聞かせください
ICO少々過熱しすぎと捉えている。ICOをしない可能性も検討
まだ今後変更する可能性はありますが、オタクコイン準備委員会としては、 ICOを行って暗号資産を生み出すよりも、ICOをせずにシンプルにERC20などから創出したトークンによって決済に適した暗号資産を生み出すという方向で模索 を続けています。
暗号資産市場は今後も続く市場
コスト面だけ考えても法定通貨よりも便利で低コストなものができたらこの流れは止められないでしょう。
連絡手段である手紙がメールやチャットアプリ変わっていったように、
オフラインからオンラインに変化したように、
リアルコマースからEコマースへ転換していったように、
暗号資産について言えば、その転換率は現状1%以下でまだまだ上がっていき、10年近くすれば20%を超えていくと思われます。
そうなった時に、価値が20倍になるとは思いませんが、バブルが弾けずに上昇していく可能性はあるのかもしれないと思います。
また、ボラティリティは業界全体で問題解決のひとつとしていずれかのタイミングで落ち着くだろうと考えています。
オタクコインは法定通貨を使う生活を変える
同様に私たちの暗号資産も、アニメの一般的なファンが自然と暗号資産に触れる機会を生み出すことになればと思っています。
オタク業界という世界全体から見たら狭い領域かもしれませんが、法定通貨が主流の不便な時代を、いち早く便利で低コストな世界へ変身するための一役を担えるのではないかと期待しています。
Q4 読者に対しコメントを下さい
決定次第改めてご報告しますが、私たちの構想の最終ゴールはICOによる資金調達ではなく、 オタクコインが世界中で使われ浸透すること であり、 日本が誇るオタク文化が将来にわたって発展成長すること です。
これをより良い形で実現したいと考えています。
また、この実現にはファンや業界のみなさまと一致団結していくことがもっとも大切だと思っていますので、どこか一社だけがメリットを得られるような構造にしたら実現はしないと認識しております。
投機として見るのではなく、ビジネスモデルの将来に投資をするべき
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