クアンタムについてはYouTubeでもチャート付きで解説しております!
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Qtum(クアンタム)の最新情報
GMOコインにてQtum(クアンタム)の取扱開始
この度GMOコインは、「販売所」「つみたて暗号資産」にてクアンタム(QTUM)を取扱開始いたしましたので、お知らせいたします。
【クアンタム(QTUM)とは】
クアンタム(QTUM)はブロックチェーンの一種で、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の良いところを併せ持つブロックチェーンとして開発されている点が特長です。コンセンサスにはプルーフ・オブ・ステーク(PoS)が採用されているほか、イーサリアム(ETH)と同じようにスマートコントラクトを使うことができます。■取扱開始銘柄:クアンタム(QTUM)
■取扱開始日時:2021年2月3日(水)
■対象サービス:「販売所」「つみたて暗号資産」【販売所 取引ルール】
■最小注文数量
1 QTUM / 回■最小注文単位
1 QTUM / 回■最大注文数量
500 QTUM / 回■最大取引数量
5,000 QTUM/
【速報】Qtum(クランタム)がビットバンクにて取扱開始
QTUMがビットバンクにて取扱開始することが発表された。
ビットバンク株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:廣末紀之)は、新規暗号資産クアンタム(QTUM)の取扱いを2021年1月27日(水)より開始することをお知らせします。
引用元:クアンタム(QTUM)取扱い開始のお知らせ
対象のサービスについて
現物取引所の取扱いペアに、下記QTUMペアが追加される。
通貨ペア | 呼値 | 最小注文数量/取引単位 | 最大注文数量 (指値の場合) |
QTUM/JPY | 0.001 JPY | 0.0001 QTUM | 100,000 QTUM |
QTUM/BTC | 0.00000001 BTC | 0.0001 QTUM | 100,000 QTUM |
【速報】Qtum(クアンタム)メインネットのハードフォークに成功<2020年8月28日>
Qtum(クアンタム)のメインネットのハードフォークが成功しました。これによりオフラインステーキングが可能となります。
詳しくはこちらへ。
こちらのブログもご参考ください。
https://blog.qtum.org/offline-staking-has-activated-bf5a6a154ebe
【速報】Qtum(クアンタム)、DMMビットコインに上場<2020年7月22日>
コインチェックに続き、国内取引所のDMMビットコインがQtum(クアンタム)の取り扱いを開始しました。
詳しくはこちらへ。
【速報】Qtum(クアンタム)、コインチェックに上場<2020年6月9日>
2020年3月12日、国内大手取引所コインチェックにおいて国内で初めてQtum(クアンタム)の取り扱いが開始されました。
さらに現在はコインチェックのサービスの貸仮想通貨や積立投資サービスの対象にもなっています。
詳しくはこちらへ。
【速報】Qtum(クアンタム)、coreウォレットがアップデート<2020年3月1日更新>
Qtum(クアンタム)はcoreウォレットでQtum coreのアップデートを行います。
詳しくはこちらへ。
【速報】Qtum(クアンタム)、Binance.USに上場決定<2019年11月14日更新>
Qtum(クアンタム)はBinance.USに上場することが決定しました。
しかし、現在は一時的にデポジットしての利用が可能で、引き出しは取引が開始されるまで行えません。
Binance.USとは、高速化つ効率的な市場で、様々なデジタル資産の選択とアクセスを提供している取引所です。
詳しくはこちらへ。
【速報】Qtum(クアンタム)、テストネットハードフォークの結果を公開<2019年10月13日更新>
Qtum(クアンタム)はテストネットハードフォークの結果を公開しました。
詳しくはこちらへ。
・ビットコイン(Bitcoin)とイーサリアム(Ethereum)の良さを併せ持つ
ビットコインの安全性、匿名性とブロックチェーンの軽さを持ち合わせつつ、イーサリアムの持つスマートコントラクトを同時に使用することができる。
・ビットコインとイーサリアムで利用できるウォレットはQtum(クアンタム)でも利用できる
AALと呼ばれるシステムを導入することによってビットコインとイーサリアムというふたつの暗号資産をつなぎ合わせた。
そのためこの2つの暗号資産での相互性が可能となった。
Qtum(クアンタム)の基本情報
シンボル: Qtum
通貨記号: QTUM
総発行枚数:8,850万枚
発行上限:1億QTUM※1億発行後、上限が1%ずつ増加
上場時期:2016年12月19日
開発者:Patrick Dai (パトリック・ダイ)
Qtum(クアンタム)の取引所
コインチェック/日本
DMMビットコイン/日本
Bithumb (ビッサム)/ 韓国、
Coinone (コインワン)/韓国、
Binance (バイナンス)/ 中国、
Bittrex (ビットトレックス)/米国
Poloniex(ポロニエックス)/米国
Bitfinex(ビットフィネックス)/スイス
BitForex(ビットフォレックス)/シンガポール
OKEx(オーケーイーエックス)/中国 など
Qtum(クアンタム)の公式サイト一覧
SNSコミュニティーの規模はTwitter:18.6万人フォロワー、Telegram:7500人、暗号資産ランキングは61位に位置しています。
Qtum(クアンタム)の過去最高値
Qtum(クアンタム)は2017年12月12日にHuobiに上場しました。取扱いのペアはQTUM/USDTでした。
上場から約3週間後の2018年1月7日に最高価格、79.0ドル(約8927円)を記録しています。
Qtum(クアンタム)の相場、将来予想価格
現在は1.4ドルから5.67ドルを推移しています。
Qtum(クアンタム)はプロジェクトの進捗も明確なため、将来的に企業に求められる機能を備えた銘柄となることができれば、過去の最高値に近い価格になることも考えられます。
2017年の暗号資産相場は完全に「異常値」であり、その時の情報はあくまで参考程度となります。
2017年のチャートがまだ機能するのは、その時代の投資家も少ないながらもいるということとまだ期間的にも近く影響があるのですが、だんだんと市場の雰囲気が変われば2017年のチャートの意味はどんどん減っていきます。
日本で言えば1980年代の土地バブルの時の価格が今の不動産売買で全く加味されていないのと同じです。
1年後の予測をするのであれば、やはり直近過去一年の価格の動きの方が2017年の頃の値動きよりも信頼度が高いです!
暗号資産の市場はほとんど有効な指標がないため、「相関する情報」が重要となります!
QTUMの相関の特徴で言えば、ビットコインや暗号資産市場全体の時価総額とは乖離した動きをしていて、イーサリアムの方が相関関係があります。
しかし、直近のビットコイン高騰において、イーサリアムはビットコインとの相関が復活し、QTUMは置いていかれております。
いくつかのアルトコイン銘柄を見てみましたが、今回の13,000ドルを超えたビットコイン価格と相関関係のないあるとコインはあまり価格の上昇は期待できないでしょう。
直近で価格を大きく上昇させたDeFiなどの新興の銘柄は相関していないですが、老舗銘柄で従来相関していたにも関わらずビットコインにおいていかれたタイプの銘柄は投資家の期待薄と言えるでしょう。
Qtum(クアンタム)の特徴
Qtum(クアンタム)はシンガポールのQtum財団のオープンソースブロックチェーンプロジェクト内で開発された暗号資産です。
計画当初から期待を持たれていた暗号資産であり、ICO以前に1億円の資金を著名人から調達していました。2017年3月から開始した実際のICOでも10億円以上の資金調達に成功したという大型プロジェクトです。
そんなQtum(クアンタム)の最大の特徴は
- ビットコインの通貨機能(UTXO/ unspend Transaction Output)
- イーサリアムのプラットフォーム機能(スマートコントラクト)
ビットコイン(Bitcoin)とイーサリアム(Ethereum)の良さを併せ持つところです。ビットコインとイーサリアムの弱点や欠点を克服したものがQtumとも言えます。
イーサリアムに関する記事はこちらへ。
Bitcoin(ビットコイン)の通貨機能 UTXO
ビットコインのブロックチェーンであるUTXOは”unspent Transaction Output”の略で、とても軽量で安定しておりオープンソースであるため、UTXOは誰でも簡単かつ自由に使用することができるという特徴があります。
UTXOの意味としては「ブロックチェーン状に記録されているがまだ使われていないコインの集まり」です。
「こんなもの作ったから使いたい人は誰でも好きに使っていいよ」という概念。これによって開発者は誰でもビットコインのプロックチェーンを簡単に利用することができます。
また、Qtum(クアンタム)もオープンソースになっています。
UTXOのトランザクションデータの中にはビットコインの「インプット(input)」と「アウトプット(output)」が含まれています。
取引を行う際は、ビットコインを送るためには残高を差し引くことで、相手が残高を増やすことが可能でした。
この時アウトプットされたビットコインをUTXOと呼びます。
具体的に説明すると、Yさんが所有する3BTCのうちXさんに2BTC送金したい時に、この際YさんがXさんへ2BTCの送金依頼をしただけではYさんにお釣りは戻ってきません。
なぜならビットコインではインプットとアウトプットの差額は手数料としてマイナーに自動的に与えられるため、この場合はインプットとアウトプットの差である1BTCが取引手数料として取られてしまうからです。
そのため2BTCをXさんに送金依頼をするのではなく1BTCをお釣りとして自分のアドレスに指定しなければいけません。
この時にお釣り用のアドレスと新しいアドレスを製作指定することによって、追跡を困難にします。よってUTXOは匿名性を保ちプライバシーが優れていると言えるのです。
イーサリアムのスマートコントラクト
イーサリアムの特徴としてはスマートコントラクトが挙げられます。
スマートコントラクトとは、人と人が紙を通して行う契約のように機械と機械の取引を可能にし、契約内容をブロックチェーン上で管理するという技術です。ブロックチェーン上での管理なので契約の改竄は不可能です。
しかし、スマートコントラクトを利用するためには大きな問題があります。
イーサリアムのスマートコントラクトを利用するには、ブロックチェーン全体をあらかじめダウンロードしておかなければいけません。また、そのブロックチェーンはとても複雑で容量的にとても重いものです。
そのためパソコンには大きな負担がかかり、手続きの際、時間が多くかかってしまうという問題がありました。
また、イーサリアムの場合EVM(Ethereum Virtual Machine/イーサリウム仮装マシーン)で使用可能なプログラミング言語でしかスマートコントラクト、つまり契約を製作できないという不便な点もあります。(スマートコントラクトについて詳しい記事はこちら)
Qtum(クアンタム)のソリューション
Qtum(クアンタム)はビットコインのトランザクションモデルに基づく仮想マシンをブロックチェーンのシステム上に作り、そこでイーサリアムのスマートコントラクトを動かすシステムの開発に成功しました。
UTXOを利用することによってブロックチェーン全体をダウンロードする必要がなくなり、スマートコントラクトを携帯電話やタブレットでも操作が可能になりました。
また、今までイーサリアムの問題であった、1つのダウンロードに長時間かかってしまうという問題や取引情報が保存されないという問題が一気に解消されました。
つまりQtum(クアンタム)はビットコインの安全性、匿名性とブロックチェーンの軽さを持ち合わせつつ、イーサリアムの持つスマートコントラクトを同時に使用することができるという、まさにいいとこ取りの暗号資産が誕生したのです。
Qtum(クアンタム)は以下の7つのソリューションを提供します。
・アカウントアブストラクトレイヤー/AAL
・分散型ガバナンスプロトコル/DGP
・x86 Virtual Machine
・マイニング
・グローバルネットワーク
・ウォレットエコシステム
・デブロップメントリソース
Qtum(クアンタム)アカウントアブストラクトレイヤー/AAL
UTXOとスマートコントラクトは階層によって分けられ、上の図にもある通りAAL(Account Abstract Layer/アカウント抽象化レイヤー)と呼ばれるもう一つの階層によって繋がれています。
Qtum(クアンタム)はブロックチェーン上で指定したプログラムを自動的に実行するシステムの「スマートコントラクト」を利用しています。イーサリアムのメリットである、このスマートコントラクトを使用することによって、様々な条件を添えて取引することが出来ます。
これにより、無限の可能性を秘めたスマートコントラクトとビットコインエコシステムの安定性と成熟度を組み合わせた、以前のイーサリアムでは手の届かない環境で、スマートコントラクトと分散型アプリケーションを簡単かつ安全に実行することが可能になりました。
しかし、このシステムをQtum(クアンタム)のブロックチェーン上で行ってしまうと、Qtumの(クアンタム)独自の技術であるUTXOを複雑化することになってしまいます。
AALはUTXOの安全な残高方法とスマートコントラクトの優れたプラットフォームのメリットを維持したまま、お互いを邪魔することなく装備させるために、仲介役としての良きつなぎ目となっているのです。
Qtum(クアンタム)はAALを導入することによってビットコインとイーサリアムというふたつの暗号資産をつなぎ合わせました。
この2つの暗号資産との相互性により、ビットコインとイーサリアムで利用できるウォレットはQtum(クアンタム)でも利用できるようになっています。
この結果、すでにビットコインやイーサリアムを利用している人にとってはQtum(クアンタム)は購入が簡単な手の出しやすい暗号資産となっています。
Qtum(クアンタム)分散型ガバナンスプロトコル「DGP」
QtumのDGP(Decentralized Governance Protocol/分散型ガバナンスプロトコル)はスマートコントラクトを最大に利用することによってブロックチェーンを修正するための詳細な設定を行うことができます。
Qtum(クアンタム)x86VM/x86バーチャルマシーン
現在Qtum(クアンタム)はスマートコントラクトを動かすためにEVM(Ethereum Virtual Machine/イーサリウム仮想マシーン)の修正版QVM(Qtum Virtual Machine/クアンタムバーチャルマシーン)を使用して独自のスマートコントラクトを作動させています。
x86VM(X86 バーチャルマシーン)はEVMにとって代わりQtum(クアンタム)開発者が選択したプログラミング言語でスマートなコントラクト(スマート契約書)を書くことが可能です。
これはx86 VMがC, C++, Rust, Pythonなどの様々なプログラミング言語の翻訳サポートを行い、コントラクト制作のサポートを行っているからです。
これにより開発者は自分自身のコードに頼ることができ、独自にテストや検証ができます。
また、柔軟性と多様性に長けており、スマートコントラクトの開発障害を大幅に削減することが期待されています。
実際にx86VMで実施された初期テストで10~20%、場合によってさらに必要な計算量を削減できることが実証されました。
これにより開発者がDappを発展するのに必要な時間が短縮されます。
新たに立ち上げるプロジェクトQtum Enterprise/ (Qtum X)の一環としてリリースされ、イーサリアムのEMV(ethereum movie venture/イーサリアム作品ベンチャー)と呼ばれるブロックチェーンベースの映画プラットフォームの欠点を解決すべく、新しく作られた仮想マシーンです。
また、Dapp状のユーザーデータや資産はブロックチェーンに関して管理されるため資産が危険にさらされることもありません。
また、中央管理者がいないDappでは、万が一問題が発生したりユーザーから改善要求があった場合、ユーザーの合意の上でプロトコルが対応仕組みになっています。
つまりユーザー達がアプリを共同開発していくにあたり、ユーザー自体の管理責任が問われます。
Qtum (クアンタム) のマイニング
Qtum(クアンタム)の認証システムは多くの暗号資産で採用されているPoS (Proof oof Stake/資産保有による証明)を採用しています。
ビットコインのマイニングに使用されるASICといわれるマシンや、PoW (proof of work/仕事の証明。仕事量に応じて誰に決定権を与えるか決める仕組み)とは異なり、電気代などのパワーを消費しなくて済むPosを採用することにより、お金をより多く持っている人が効率的にマイニングできる仕組みです。
Qtum(クアンタム)グローバルネットワーク
ビットコインとイーサリアムが構築したグローバルネットワークをもとにQtum(クアンタム)は独自に相互ネットワークを開拓し、その規模は世界最大級を誇っています。
上の図は公式サイトにもあるノードマップです。
ノードの分配は以下のようになっており、中国が圧倒的に多いですね。
中国 2762
韓国 698
アメリカ 422
日本 99
ドイツ 97
シンガポール 97
香港 71
カナダ 62
オランダ 58
イギリス 44
フランス 37
豪州 27
ロシア 25
スペイン 18
ポーランド 15
スイス 14
イタリア 11
インド/アイルランド 10
その他 183
Qtum(クアンタム)ウォレットエコシステム
異なるニーズをもつユーザーに対応できるよう、様々な暗号資産ウォレットがQtum(クアンタム)を支えています。
Qtum(クアンタム)開発リソース
Qtum(クアンタム)はブロックチェーンとアプリケーション発展のために成熟したリソースの提供を行っています。
Qtum (クアンタム) のロードマップ
2019 Q1
Qtum X
新たなバージョンをリリースし、Qtum Xを使ったプロジェクトのため大手企業とのパートナーシップを組む予定です。
2019 Q2
リサーチと開発
スケーリング、ガバナンスと開発のツールキットを新たに進歩させます。
バックエンドとフロントエンドでのQtum Coreの改良を行います。
Qtum(クアンタム)をMATRIX(マトリックス)のAIネットワークが開発した50kTPS(50,000 Transaction per second/一秒間に50,000のトランザクションできるという意味)にバージョンアップさせるため、スケーリングを改善していきます。
つまりフロントエンドはユーザーの受付窓口、バックエンドはその裏方というイメージです。
x86 VM
テストネット(開発者向けのテスト用ブロックチェーン)の公開を行いEVM(Ethereum Virtual Machine/イーサリウム仮想マシーン)を使わずx86 VMのみでスマートコントラクトを動かすことを目指します。
ライティングネットワーク
数ヶ月間のテストネットの公開を行い、その後Mainnet/メインネット(独立したブロックチェーン)へと統一を行います。
2019 Q3
x86 VM
信頼性の高いライブライ機能の搭載と、2回目のx86 VMとEVM(Ethereum Virtual Machine/イーサリウム仮想マシーン)のメインネットの公開を行います。
2019 Q4
x86 VM
メインネットへと統合を行い、メインネットで信頼性のあるライブラリの契約を公開します。
EVM
x86がハードフォークになるスケジュールと同じスケジュールを辿ります。
新たなByzantium/ビザンチアム(イーサリアムのメトロポリスがハードフォークされる一つ前)のオペレーションコードをサポートします。
2020 Q1
オフラインステーキング
ステーキングサービスのプロトタイプ(システムの原型となるもの)をリリースします。
QtumNEUTRON
QtumNEUTRONのプロトタイプをリリースし、2019年から進捗しているx86VMの完成を目指します。
2020 Q2
QtumPhantom
トランザクション(契約行為)のプライバシーを保護するためのプロトコルを提供するプラットフォームです。
QtumPhantomを利用して、プライバシーに配慮したコインやDeFiのシステム開発をすることができるようになります。
これにより、送信アドレス、受信アドレス、トランザクションの量が非表示となるコインの開発ができます。
2020 Q3
オフラインステーキング
ステーキングサービスのメインネットをリリースします。
ウォレットのアップデートも同時に行い、ステーキング機能が実施され、その後ステーキング報酬も付与されます。
QtumPhantom
メインネットへ実装されます。
2020 Q4
オフラインステーキング
公式ウォレットでのステーキングサポートを開始します。
QtumNEUTRON
x86 VMの仮想マシンとEVMがメインネットへ実装されます。
Qtum(クアンタム)のオフラインステーキング
2020年8月30日にメインネットStake-A-Thonが正式にローンチし、同時にQtum Core Wallet v0.19.1をリリースされました。
今回のリリースでは、オフラインステーキングの機能が追加されています。
Qtum(クアンタム)のオフラインステーキングは、QtumスマートコントラクトとUTXO(未使用トランザクション出力)に基づくシステムで構成されています。
これは、ステーキング報酬はUTXOのシステムにより自動で配布され、スマートコントラクト機能で自動処理されるという仕組みです。
利用者本人のウォレットはオフラインの状態でもステーキングができるようになっています。
さらに、預けたトークン自体はロックされないため、いつでも必要な時に引き出しすことが可能です。
これにより、利用者のステーキングのハードルが軽減され、Qtum(クアンタム)側も利用者の増加を狙ことでシステム全体を成長させることができます。
一方、これらのステーキング中も利用者は自身のウォレットに所有するトークン管理をしっかり続ける必要があるため、利用者個人によるウォレット管理は非常に重要となります。
オフラインステーキングの利用方法は次の通りです。
・利用者はスーパーステーカーノードにステーキングの権利を委任する
・QTUMコインを預けてステーキングの報酬を得る
利用はQtumのウォレット以外でも可能です。
詳しくはこちらへ。
Qtum(クアンタム)のビジネス目的での活用
創設者のPatrick Dai (パトリック・ダイ)氏がインタビューで語っていたように、Qtum(クアンタム)はビジネス使用目的のために作られた暗号資産です。
Qtum(クアンタム)タブレット端末でも取引を確認
プラットフォーム型の暗号資産と言えばイーサリアムが有名ですが、イーサリアムは独自に開発言語を作ったため開発者にとっては取り扱いにくいという面もありました。
また、容量が大きいため気軽にスマートフォンやタブレット端末で利用できないため、企業もせっかくのブロックチェーンを使う利点が半減してしまっていました。
しかし、Qrum(クアンタム)はUTXOを利用することによって従来のウォレットと比べ、内容力が軽減化したウォレット、つまりライトウォレットの作成に成功しました。
ライトウォレットとは全てをダウンロードせず、自分の関わっている取引情報のみをダウンロードできるウォレットのことです。
Qtum(クアンタム)はタブレット端末上で動作するライトウォレットでのスマートコントラクトの利用を可能にし、企業側にとっても使いやすい暗号資産となりました。
このことにより金融取引、通販やIOT決済など最先端の技術にまで暗号資産の応用が可能になりました。
しかし全くないという訳ではありません!
Qtum(クアンタム)を使った実際のプロジェクト
Qtum(クアンタム)はMITHRIL/ミスリルと提携し18種類のDappを開発しました。(MITHRIL/ミスリルの記事はこちらへ)
種類としては
Energo/エネルギー産業
VeVue /ビデオストリーミング
Bitclave /広告
Medibloc/ヘルスケア
Wireline /クラウドサーバー
Qbao/第三者モバイルウォレット
Dedge/モバイルコンタクトとウォレット
INK/著作権市場
Qcash/Qtumでの安定したコイン
Decetralized Exchange/分散型取引所
Qtum(クアンタム)の創設者
CEO Patrick Dai (パトリック・ダイ)氏
現在29歳という若さでアメリカの経済雑誌Forbesの特集「30 under 30」 (30歳以下の 30組の若手起業家)にも選出されたことがある超有能若手アントレプレナーです。
Qtum開発前はAlibaba(アリババ)のデジタルエンターテイメント部門の責任者をしていたという経歴を持つため、Qtumが技術面で大きな信頼と期待を得ています。
パトリック・ダイ氏が暗号資産業界に足を踏み入れたのは2012年のことです。つまりこの業界には7年もいるという古株になります。
パトリック氏がこの業界に足を踏み入れたのは、2012年にコミュニケーションと情報システムの分野で博士号取得のため中国科学技術大学に在学中の時です。
「自分は何をしたらいいか」と悩んでたパトリック氏は、当時発想は公表されていたが大きな成果を上げていなかったイーサリアムに目をつけます。パトリック氏はイーサリアムのスマートコントラクトをビットコインのブロックチェーンを仮装レイヤーによってつなげるという案を思いついき、博士号取得中に電気通信技術について多くの研究を行ないました。そしてそれが今のQtum(クアンタム)となっているのです。
Qtum (クアンタム)の豪華な出資者たち
計画当初から期待されていたQtum(クアンタム)は暗号資産業界を先導していった著名な出資者が募っています。
Rpger Ver(ロジャー・バー)氏 : ビットコインの神
Weixing Chen(ウェイシン・チェン):KuaiDiの創設者
Anthony Di Iorio(アンソニー・ディ・イオリオ):イーサリアムの共同開発者
Jeremy Gardner(ジェレミー・ガーデン):Augurの共同開発者
Qtum (クアンタム)の評判・口コミ
Qtum(クアンタム)はICO前に1億円を調達し、ICO時にも10億円以上の資金調達を達成しました。
さらにQtum(クアンタム)を取り扱う取引所も、国内から海外まで多岐に渡ります。一部の取引所はオフラインステーキングのプール委任としても提携しており、企業から評価されていることがうかがえます。
プロジェクトの進捗が公表されず把握されにくい場合やロードマップから遅延するケースもありますが、Qtum(クアンタム)は毎週レポートを発行し、Twitterなどでの情報発信も積極的に行っています。
同じ時価総額の銘柄と比較しても劣らない注目度があると判断できます。
Qtum (クアンタム)の課題
ビットコインとイーサリアムのシステムを組み合わせているため、もちろん2つの暗号資産と深い関わりを持っています。
これがQtum(クアンタム)という暗号資産が信頼できるというバックアップでもあると同時に、ビットコインもしくはイーサリアムどちらかの暗号資産に決定的な問題が見つかってしまった場合、同様にQtum(クアンタム)のシステムは何ら問題がなくても問題視されてしまう可能性があります。
これを防ぐためQtum(クアンタム)は信頼性、価値観の構築とともにより良いシステムへの開発と徹底した管理が今後必要になっていきます。
また、CEOのPatrick Dai(パトリック・ダイ)はアリババ出身のため、中国との関わりが強くあります。
アリババ出身の技術者という技能的に信頼できるというようなポジティブなイメージも生みますが、2017年9月から続くICO(暗号資産の発行)は全面禁止という厳しい規制に左右されてしまうという懸念も拭いとれていません。
Qtum (クアンタム)の今後と将来性
Qtum(クアンタム)について知っていただけたでしょうか?
Qtum(クアンタム)は技術面の高さからも大きく評価されている暗号資産です。
ビジネス向けに企業や金融機関が使いやすようにデザインされた暗号資産のため、今後どのように企業に活用されていくかが期待できます。
2020年にはステーキングが開始となり、個人投資家の視点でも投資価値のある銘柄となってきました。
また、中国とのつながりが強いCEOを持っているため、今はICOが規制されている中国ですが今後解放された時の成長にも期待できます。
着実にプロジェクトは進捗しているので、今後は実需としての動向に注目していきたいですね!
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コインオタクでは読者の皆さんから寄せされたご意見から、 「あのICOは今どうなっているのか?」 を、徹底調査してレポートして参ります。
私達コインオタク調査員は、プロジェクトに直接問い合わせるのはもちろん、ネットの意見や口コミからレポートを作成しております。中立な立場を保つため、双方の事実・意見をまとめています。
今回は時価総額堂々の1、2位のビットコインとイーサリアムのいいとこ取りをした暗号資産Qtum ( クアンタム) について、その実態や詳しい概要を徹底調査し、レポートしていきます!