リップル導入(XRP)により、コスト削減に加え、決済スピードが向上
リップル(XRP)がこのほど実施したxRapidプラットフォームのパイロット事業に参加した金融機関は、トランザクションのコストが40〜70%削減できたと報告した。ビジネスワイヤが10日に報じた。コスト削減に加え、トランザクションのスピードも向上し、従来の約2〜3日から「わずか2分あまり」に短縮できたとしている。
引用元: リップルが国際決済でパイロット事業、時間とコストの大幅削減に成功(2018年5月11日)
リップルは昨年は100以上もの金融機関との提携を行い、「リップルネットワーク」を構築してきた。
そして、現在は、XRapidプラットフォームを使った「送金実験」が世界各地で行われている。
リップル(XRP)は1秒間で1500もの取引を行うことができ、ビットコインやイーサリムといった主要暗号資産の中でもダントツの決済スピードを誇る。
XRapidという国際送金を円滑にするシステム
xRapidは、リップルのブロックチェーンによる即時グロス決済システムにおいて流動性を高めるためのソリューションで、金融機関どうしの法定通貨の国際送金を円滑にするために開発された。
引用元: リップルが国際決済でパイロット事業、時間とコストの大幅削減に成功(2018年5月11日)
そもそも、 Xrapidというのは、リップルが提供している四つのプロダクトの中の一つ であり、これを使うことにより、取引を迅速に行うことができる。
リップル(ripple)のプロダクトripplenetを解説
既存のシステムでの課題
この事業では、米国とメキシコ間の決済試験を実施した。ビジネスワイヤによると、現在のシステムでは、銀行は事前に入金したメキシコの銀行口座に資金を預けるか、高コストの銀行取引ネットワークを経由する必要がある。
引用元: リップルが国際決済でパイロット事業、時間とコストの大幅削減に成功(2018年5月11日)
取引コストが高くなってしまう現在の国際決済システムは何も米国とメキシコ間だけの問題ではなく、世界規模の問題である。
現在、世界では毎年180兆ドル以上もの国際決済が行われ、その 手数料は年間で1兆7000億ドル以上といわれている。
膨大な金額が「手数料」として消え去っていくのが現在の国際決済システムの現状であり、一刻も早く解決すべき課題なのだ。
利用者向けの国際ネットワークでは世界で初めての導入
サンタンデール銀行は4月、リップルの決済インフラ技術を活用したブロックチェーンによる利用者向けの国際決済ネットワークを世界で初めて導入した。引用元: リップルが国際決済でパイロット事業、時間とコストの大幅削減に成功(2018年5月11日)
リップルネットワークを使った国際間での決済は、各国の金融機関同士で送金実験がすでに始まっているが、個人に対しては今回の事例が世界で初めてのようだ。
今後はリップルネットワークの拡大が加速することで、個人間での国際送金に革命が興る日もそう遠くはないだろう。
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