こんにちは、伊藤健次(@it0ken)です。
今回は、「ブロックチェーンエンジニアの求人広告急増」に関する記事です!!
アメリカでブロックチェーンエンジニアの求人応募が急増している
Glassdoor募集サイトの最近の調査では、足元の暗号資産市場の低迷にもかかわらず、今年の米国において「ブロックチェーンに関する雇用募集」が大幅に増加していることがわかりました。
分析の過程でGlassdoorは、ブロックチェーン・Bitcoin(BTC)・ハッキングに関連するキーワードを含む同サイト上のオンライン求人情報を調べました。
報告書によると、2018年8月でブロックチェーン関連の求人は1,775件あり、昨年同月は446件の求人案件がありましたが、これは前年比では300%増でした。
就業率が最も高いのは、ニューヨークとサンフランシスコ、シアトルを含む15都市に集中しており、求人広告の過半数を占めています。
上位15都市は、米国のブロックチェーン関連求人広告の79%を構成し、残りの21%は残りの州にそれぞれ配分されています。
ちなみに、アジア市場(オーストラリア、インド、シンガポール、マレーシア)でもブロックチェーンや暗号資産に関連する求人数が2017年から50%増加したと報告されています。
未成熟のブロックチェーン分野、各企業は慎重に判断すべき
ブロックチェーン技術を身につけたエンジニア求人数は右肩上がりなのですが、ここで興味深い特徴があります。
それは Facebook、Google、Appleからの求人情報がない ということです。
他にも、ブロックチェーン分野における基本給の平均給与が年間900万円となっており、アメリカ国内の平均給与よりも300万円ほど高い水準となっています。
米ブロックチェーン市場の年間給与平均は84,884ドルであることが明らかなった。米国の平均給与は52,461ドル/年であるため、+30%以上の水準に匹敵する。しかし、給与体系の幅は広く、年間36,046ドルから年間223,667ドルにまで及ぶ。
引用元:https://cointelegraph.com/news/report-blockchain-and-crypto-industries-see-growing-demand-for-talent
実はまだ市場は完全にできておらず、これらの求人は様子見を含んでいるというのが現状です。
企業としては採用判断がとても難しいだろうと予想します。
それでも青田買いとしてこのような金額でオファーが出るのは企業側の価値と期待を寄せている証なのでしょう。
ブロックチェーンバブルの到来で新時代の幕開けへ
Facebookを始めとした大手企業は採用ではなく、企業間の提携や買収によって技術者を取り込むだろうと予想しています。
そうは言っても、何もせずに見過ごすはずはありません。
すでに実証実験は自社エンジニアで完了しているはずです。
新しいテクノロジーが世の中に頭角を現したときの大手企業の立ち振る舞いは非常に参考になります。
テクノロジーがこれからの社会を変えます。
どの企業もブロックチェーンで起きたことは歴史として記憶に刻むことになるでしょう。
ドットコムバブル世代とブロックチェーンバブル世代の世代交代が刻々と始まっています。
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