フレア(FLR)第1回トークン配布イベント完了
フレア(FLR)は第1回トークン配布イベントを完了した。
2020年12月に配布対象者を決定するスナップショットが行われたため、今回は2年以上ぶりのエアドロップとなる。
フレアは仮想通貨XRPの保有者に配布されるが、取引所の対応に差があるため、まだ対象者全員が受け取っているわけではない。
フレアのブロックチェーンのコンセプトは、”すべてをつなぐ “ことだと公式サイトには書かれている。
ブロックチェーン内のオラクルは、ブロックチェーンがネットワークの外部とやり取りできないため、ブロックチェーンと外部をつなぐ役割を果たし、仮想通貨の価格などをブロックチェーンに伝達する。
Flareのネットワークは、2022年7月に新たなネットワークとして再スタートした。その際、ネイティブトークンの名称も「Spark」から「Flare」に変更された。
COIN POST
フレアトークンに関して解説

2年の歳月をかけてやっとフレアトークン(旧名:スパークトークン)の配布が始まりました。時間がかかりすぎてしまい何のプロジェクトだっけ?いま必要?という問い合わせが増えましたので解説します。
フレアトークンはとても価値の高いプロジェクトになりますので、エアドロップを受け取った方はぜひFlare Time Series Oracle (FTSO) に参加をしてほしいです。
FTSOに参加しなければフレアトークンを保有している意味がありません。ここにホルダーとプロジェクトの意図のミスマッチが生じております。
フレアトークンは分散型のオラクルネットワークであり、DeFiには欠かせないプロジェクトとなります。直近のニュースで巨大取引所バイナンスが仮想通貨の価格を全て決めているのではないかという疑惑がありましたが、そのような問題が生じないように市場参加者全員の同意のもと仮想通貨の価格を決めるということができます。
ここで大事なのがフレアトークン自体の分散化です。フレアトークンの保有者が偏れば、結局、仮想通貨の価格を決めるのはバイナンスではなくフレアトークンの大口ホルダーにスライドするだけです。
フレアトークンはできるだけ市場参加者全員に行き渡る方が良いのです。そこで、リップル社が発行するXRPトークンを保有している人に配布をするという手段を取りました。
誕生したばかりのプロジェクトでもこれでかなり分散化されることになります。
しかし、問題が生じました。XRPトークンホルダーはDeFiユーザーではなく、むしろ、DeFi参加者が少なくフレアトークンの価値がわからずそのまま放置すされる可能性が出てきております。
少し調べてみていただければわかりますが、FTSOに参加するにはまずラップドされたフレアトークン(WFLR)を取得し、毎分行われる投票に対して自分で判断してバリデーターに賭けて、さらに勝利した時の配当は引き出し期限があり常に運用状況を追いかけ続ける必要があります。
DeFiユーザーでもまあまあハードルが高い仕様といえます。日本の取引所でフレアトークンを受け取ったユーザーの10%もFTSOには参加できないでしょう。
そのため、価値があがるはずのフレアトークンの価格は配布と同時に価格が下落しております。伊藤はフレアトークンの配布対象ではないので、保有しておりませんが、ある程度価格が下がったあたりで拾って積極的にFTSOに参加する予定です。FTSOに参加をしないホルダーの皆さんはぜひ積極的に売却をしていただけますと幸いです。
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