韓国の銀行がブロックチェーン融資プラットフォームを立ち上げ
韓国の銀行である新韓銀行は、 融資するためのプロセスをスピードアップするためにブロックチェーン対応の融資プラットフォームを立ち上げました。
新韓銀行のブロックチェーンローンシステムは、貸付プロセスにおけるコストと時間の効率性を高めることを目的とし、この新しいブロックチェーンローンシステムは韓国で初めて導入されるものになり、具体的には、新韓銀行のこの融資システムは、関連機関や銀行のネットワーク内の検証および確認プロセスにブロックチェーン技術を適用しています。
このシステムは、当事者が暗号化されたワンタイムパスワードを使用してネットワークに登録して閲覧、申請することを可能にし、融資の承認および発行に必要なデータへの容易かつ即時のアクセスを可能にします。
新韓銀行の関係者は、最近のブロックチェーン技術の適用は、顧客に遠隔サービスを提供しようとする機関の試みの一部であると述べ、銀行がリモートアクセスとアクセシビリティを拡大するための製品で革新を開発し続けるであろうと語っています。
新韓銀行は韓国で2番目に大きな商業銀行として、昨年から積極的にブロックチェーン技術を採用してきました。
2019年末にはヒューマンエラーのリスクを減らすために内部プロセスでブロックチェーンを実装していく予定だとも述べ、ブロックチェーンに基づく金利スワップ取引も実施していると伝えられています。
また、最近だとドイツにある4つの銀行のグループ(DekaBank、dwpbank、DZ Bank、Helaba)が約束手形と呼ばれる法的拘束力のあるローン契約のブロックチェーンベースのタイプを正常に発行しました。このシステムにより紙幣の発行に必要なステップを50%以上削減したと伝えられています。
デジタル化することで、書類や貴重品(紙幣、手形など)を所持する必要がなくなるため リスクを減らすことができる上、コストも削減できる のでデジタルサービスに対する顧客の需要は大幅に増加します。
銀行業のブロックチェーン化がどんどん推進されております。
フィンテックという言葉が誕生して久しいですが、いよいよ銀行も新しいテクノロジーを受け入れております。
日本でも融資の診断にAIを組み込む事例も誕生しております。
今までアナログの代名詞であった銀行業が気が付いたら、テクノロジーが集結するテック系の事業に変わるかもしれません。
銀行とテクノロジーはとても相性が良く、銀行の不正が良くニュースになりますが、全てアナログな要素が残っている為に起きる事象 です。
人が介入することが無くなれば、不正もなくなります。
なぜ銀行は素早くテクノロジーを取り入れないかと言えば、それは、不正が出来なくなるという事で今まで通常業務としていた仕事が回らなくなるためです。
最近の銀行の不正ニュースというのは、テクノロジー時代を迎えるための準備と言える でしょう。
負の遺産が全て清算されたときに初めて日本の金融業もテクノロジーを受け入れることができるようになります。
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