偽プロモーションによる被害
暗号資産や株式の投資アプリを提供するRobinhoodは、3月25日にTwitterアカウントがハッキングされた。
ハッカーは「RBH」というトークンに関する偽の宣伝内容を投稿し、ツイート内のリンクを使って0.0005ドル=1RBHでトークンを購入するように誘導した。
最大で10人がこのトークンを購入しましたが、購入後は売却や譲渡ができないように設計されていました。被害額は1000ドル未満で、ハッカーは26.95BNBを不当に入手した。
BinanceのCEOであるChangpong Jiao氏は、Twitterのアカウントが本物に見えても批判的にチェックするよう呼びかけ、セキュリティチームがハッカーがBinanceを利用していることを発見したと表明した。
米ロビンフッド、公式SNSが乗っ取り被害 ハッカーが仮想通貨詐欺に悪用
COIN POST
Twitter 離れ加速
Twitterがオワコンになる可能性がある話題です。連日同じような注意喚起ばかりで申し訳ないですがそろそろTwitter社の限界が感じられます。
あまりにも多くの公式アカウントがハッキングされており、公式の捏造なんじゃないかと疑いたくなるレベルです。そして、Twitterの情報をもとに投資やビジネスの活動をしている方も多く、公式アカウントが拡散するデマは具体的な金銭の損失が発生します。
Twitter社も努力をしていると思いますが、あまりにも止まらない不正でユーザー離れが起きております。次の展開として公式バッジがついているアカウントはウォレット接続ログインが必須になる可能性があります。
購入できる課金バッジも同様です。WEB2.5くらいの進化です。一般ユーザーはまだウォレットを作ってまでTwitterを継続したいと思っていないのでID、パスワードのログインが継続されるでしょう。
バッジ付きアカウントは大抵がビジネス利用や目的があってTwitterを利用しているので一気にウォレットユーザーを拡散するチャンスとなります。
日本ではまだですが、すでに海外ではTwitterとウォレットの連携が可能になっております。そしてバッジ有無の差別化が始まります。
Twitterに似ているWEB3.0サービスではフォローやいいねの情報をブロックチェーン上で履歴を残しているものもあります。ガス代がかかるという意味で有料です。
無料で乱立されるフォローよりも数段格上の価値があります。WEB3.0というと全ての人が平等で公平でという印象ですが、それはブロックチェーンを活用しているユーザーにだけ当てはまります。
WEB3.0の世界ではウォレットを利用していない、ブロックチェーンに履歴を残さないユーザーはいないものとしてカウントされます。
AIがイラストを自動生成して絵を描く仕事がなくなると議論になっていたのも束の間、ChatGPTの登場で人かAIか見分けがつかない投稿が始まり、本当の人間であってもブロックチェーンを活用していないと無視される時代になりそうです。
その世界が恐ろしいと感じる人はまだAIの本当の怖さに触れていない方です。人間とAIを区別しないとひたすら一人で会話している可能性が出てきます。
オンラインで知り合った友達がAIだったと気づいた時はかなりショックを受けると思います。人間とAIの違いを設けることで人は安心してコミュニケーションを続けることができます。ブロックチェーンぐらいしか人間を証明する方法はありません。
その他のおすすめ記事
【伊藤が解説します】日本政府暗号資産(仮想通貨)業者間の情報共有義務付け
【伊藤が解説します】ミクシィ×DAZN NFT二次流通市場を解禁
【伊藤が解説します】グレースケール、仮想通貨投資信託についてSECから調査
この記事を書いた人
-
「暗号資産市場の最前線を知る男」として世界中の暗号資産界隈の人脈を持ち、国内外のイベントに引っ張りだこ。
現在、毎週TwitterとYoutubeにてLIVEを発信中。
▶︎Twitter ▶︎YouTube ▶︎LINE
最新の投稿
- ニュース2024年11月23日【伊藤が解説】SEC規制終了でアルトコイン市場に追い風!
- ニュース2024年11月22日【伊藤が解説】ビットコイン10万ドル目前!トランプ政権の影響力
- ニュース2024年11月21日【伊藤が解説】ビットコイン1500万円突破!次はアルトバブル到来か?
- PR2024年11月20日[PR]新しいミームコイン、キヌア・リーブス本日発売:巨額の買いが入る見込み