FRBの量的緩和とBTC相場の関係
BitMEX元CEOアーサー・ヘイズ氏は、米FRBが量的緩和(QE)に転じればビットコインは2025年末に25万ドルへ上昇する可能性があると再度予測しました。
FOMCはQT減速を発表し、緩和ムードが強まる中、ヘイズ氏は法定通貨の供給増がBTC価格の押し上げ要因と分析しています。
アーサー・ヘイズ氏、ビットコイン年末25万ドル到達の強気予想を維持 米FRBの金融緩和策に期待
COINPOST
ビットコイン25万ドル到達予測

下落相場の中で「ビットコインの将来価格は数千万円になる」といった楽観的な予測を目にすると、「なぜそんな予測ができるのか?」と疑問に感じる方も多いようです。
今回は、アーサー氏をはじめとする専門家による将来予測と、実際に売却している市場参加者とのギャップについて解説します。
結論から言えば、最大の違いは“時間軸”です。
「明日価格が下がるのか」なのか、「10年後に価格が上がるのか」では、まったく視点が異なります。
そして実際には、“明日下がって、10年後に上がる”という状況もまったくおかしな話ではありません。
また、「明日何が起きるか」の方が、「10年後どうなるか」よりも説明しやすく、納得感があるため、多くの市場参加者は短期的な動きに反応しがちです。その結果、ビットコイン市場は価格変動(ボラティリティ)が高くなります。
逆に、ボラティリティが低下していくことは、市場参加者の多くが長期的な視点で投資を行っている証でもあります。
仮想通貨業界では「将来の価値に期待して持ち続ける」ことをガチホと呼びます。
必ずしもガチホが最良の投資法とは言い切れませんが、ビットコイン保有者のほとんどは短期売買をしているのが現状です。
そのため、資産の一部くらいは「10年後の価値に賭ける」という長期目線で保有してみるのも一つの選択肢だと言えるでしょう。
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