米中関税緩和が仮想通貨に追い風
BitMEX元CEOアーサー・ヘイズ氏は、米中の大幅な関税引き下げを受け「全て買え」と強気な姿勢を表明しました。
5月12日にはビットコインが10.5万ドルを超え、イーサリアムも2,599ドルに上昇。インフレ緩和と流動性改善が背景にあり、FRB利下げ観測の後退も注目されています。
アーサー・ヘイズ「仮想通貨も株も全て買いだ」、米中関税引き下げで強気発言
COINPOST
ビットコインは好調、10万ドルの裏で進む短期的外交戦略

ビットコイン価格は上昇後も安定し、現在は10万ドル水準をキープしています。市場の雰囲気が大きく変わったきっかけは、米中関税の緩和にあります。
もともと厳格化されていた関税政策をすぐに緩めたため、「元に戻っただけ」とも言えますが、これも強気な外交姿勢を取るトランプ政権らしい動きと言えるでしょう。
ただし、今回の関税緩和は90日間の期間限定です。現在のトランプ政権の政策運営は、短期的な期限付きの方針が多く、これが相場の不安定さを助長しています。
さらに、一部の政策には経済合理性よりも感情的な判断に見える側面もあり、事前の予測を難しくしています。
最終的に、トランプ大統領は「米国の経済成長」を目指していると考えられます。
そのため、長期的にはプラスの成果が期待できますが、その過程では市場に大きな混乱や“事故”が起こる可能性も否定できません。
慎重に見守る姿勢が求められます。
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