投稿日:2017年12月30日 更新日:2018年12月10日
歌詞・リリック
アーティスト名:COINOTAKU
作詞:ビットコイン高橋
作曲:木村基良
【Aメロ】
暗号資産 新たな革命起こそうか サトシナカモトのこの通貨
誰もが知ってるBTC da ビットコイン
ブロックチェーン 守るこの絆
狂うことない その辻褄
時代を変える この技術が
切って落とす その火ぶた
信用できない国 いいように使われるのに
気付かない国民かわいそう (それに気づいたやつが救われるぞ)
資産の運用学ぶ前に 仕組み覚えるべきマイニング
現物よりもデジタルの時代 もっと来い!ビットコイン
「コインオタクの曲を聞くと、なんだか元気が出ました!」
「え!普通のアーティストと変わらなくないですか?皆さんすごく多才ですね!」などなど、地味に評判が高いことで有名です。
今回は、そんな曲の中から一番最初にリリースした 『もっと来い!ビットコイン』 について、制作の種明かしをしたいと思います。
そこで、コインオタクアルバムのほとんどの楽曲を作詞・作曲、編集までご協力いただいた木村基良さんという方にお越しいただきました。
COIN OTAKUアーティスト担当のビットコイン高橋 vs 木村基良さんのインタビュー形式でお届けしたいと思います。
制作秘話
-高橋さんは、もっと来い!ビットコインにどんな想いを込めましたか? ビットコイン高橋「実は、一番最初にキムジー(木村基良)さんに依頼した時のリリックと今のリリックが違うんですよ。 最初に書いた詩だと、ビットコインの良さとか歴史が全く伝わらなかった ので、その辺は後から結構工夫しましたね。」 木村基良「あれで用語覚えれますよね。」 ビットコイン高橋「嬉しい!笑 でも、最初聞いた時理解できなかったんじゃないですか?」 木村基良「最初は本当にわからなかったですが、今はわかりますよ。」 ビットコイン高橋「すごい笑 ちゃんと教育されていますね。そのときが旬な話でしたからね、ハードフォークとか、もう結構わちゃわちゃしてたので。」 木村基良「そう、ハードフォークで一回失敗しましたからね…。」 ビットコイン高橋「あ!そうだ!あのときでしたね。笑」 インタビュワー「どういうことですか?!」 ビットコイン高橋「キムジーさんは、僕の流した情報で資産を10分の1にしているんですよ。イーサリアムクラシックがちょうどハードフォークしたときなんですけど、ハードフォークによって上がる前に買っていたので、上がったら速攻売りなさいよとお伝えしていたんです。僕はちょっと上がった時に逃げたんですけど、逃げたとこまでの情報を流さなかったので、、、そしたら、今のBCHみたいに90度下がりましたね。」 木村基良「でも、大した資産じゃなかったんで。笑」 ビットコイン高橋「そこで、ハードフォークを身をもって学んだ感じですね。」 木村基良「そうですね。笑」 ビットコイン高橋「歌詞の中でもハードフォークラッシュは稼げるというところがありますけど、タイミングを見れば稼げるという感じですね。まぁそんな想いで曲を投げたって感じですね。でも、最初作成依頼を出したときはまだ歌詞は出してないときでしたっけ・・・?」 木村基良「そうですね。最初は歌詞はなくて、こんな感じで作ってくれ!って口頭で言わましたね〜笑」
ビットコイン高橋「てか、どうやってあの良いトラックはできたんですか?」
ビットコイン高橋「あの曲に関しては、何小節経ったら音を変えて…とかが無いですもんね。」 木村基良「ただただ4小節のループで、よくあるヒップホップみたいな感じになって面白いなぁと思って作りましたね。でも最終的には、ガンガン変更してくれと言われて変えましたけどね。笑」 ビットコイン高橋「そっか・・・!そういえば、3回ぐらい大幅な修正のオファー出しましたもんね。。。」 木村基良「そうですよ!笑 最初、キム(Crypto Dragonで登場します)から簡単なのでいいから作ってくれって言われて作ったんですけれど、、、」 ビットコイン高橋「最初のイメージではこんな感じかなぁと思っていたけど、やっぱりサビはもっと盛り上げたいなって途中で思ったりして。修正大変でしたよね笑」 木村「まぁそれが良くなった結果ですけどね笑 コインオタクの曲は、自分で日頃作っていないジャンルも多くあるのが印象的でしたね。」 ビットコイン高橋「僕の中での『もっと来い!ビットコイン』の印象は 小技が結構入っている感じ なんですよね。音に対してワウ(エコー)が入っていたり、こだわりあるなぁという感じがして嬉しかったですね。」 木村基良「テレビが夜中3時ぐらいに放送を終了した時の静かな音楽が流れる感じをイメージして作りましたね。」 ビットコイン高橋「なるほど!そういうイメージ、たしかにあてはまるっちゃあてはまりますね。」 木村「良い曲を作る時のポイントみたいなのが自分の中にあるんですけど、音を沢山いれることを意識しています。 シンプルだけれどよく聞くと音がいっぱい入っている のが良いと思っているので、『もっと来い!ビットコイン』は特にそれを意識しましたね。」 ビットコイン高橋「僕もそれ本当に感じています。ポップスのアーティストだと、サカナクションの山口さんがそうで、トラックを普通に聴くとシンプルだけどよく聞くといろんな発見があるみたいなのが好きで、『もっと来い!ビットコイン』にはそれがあったな~って感じましたね」 木村「自分ごとではあるんですけど、定番的な、そのままな感じが嫌いなんですよ。あの曲に関しても、コード進行が普通とはちょっと違います。そいういうのが好きですね。普通だったら、コードに対してこれだよっていうのを敢えてずらしています。OKURIBITOとかMining Girlも同じです。」 ビットコイン高橋「ドミソレファラみたいな和音をあえて#(シャープ)♭(フラット)とか入れてずらすノリですね。なるほど。」 木村「今回は結構多様していますね。」 –収録の話についてですが、素人のコインオタクは正直迷惑でしたか? ビットコイン高橋「僕らは、当然ですが今回音楽収録が初めてだったんですよ。僕は緊張よりもワクワクの方が勝っていたんですけど、素人を撮る大変さとかありましたか?」 木村基良「編集のときって、音程とリズムを直すので、それがずれると大変なんですね。『もっと来い!ビットコイン』は、音程は関係ないんですけれど、リズムが後ろにずれるとややこしくて、その辺りの編集が苦労しましたね。特に伊藤さんが・・・苦笑」 ビットコイン高橋「伊藤さんは基本的にビートとあっていなかったですねw」 木村基良「そこをいかに、リズムを後ろに取れるようにできるかをアドバイスするのかが鍵でしたね。専門的なこと言っても理解できないと思い、それを伝えるのに苦労しました。指示出す時に、『ビートにのせる時”2″のところに!』とか『スネアにのせてください!』とか言われてもわからないと思うので、『“か”をいうときに強く言ってください』など、ピンポイントの指示だしを意識しましたね。」 ビットコイン高橋「言われてみれば、そうかもしれないw」 木村基良「結構、高橋さんも一緒に言ってくれてましたもんね。レレシですよ!とか。笑」 ビットコイン高橋「本当にありがとうございました。結構YAMATOとかが、こちらで与えたメロディーと違うメロディーを歌い、何度も直らず撮り直したことが多かったんですが、あれもよくあることですか?」 木村基良「 自分でこうだと思ったメロディーから外れない人は多い ですよ。専門的なことやっている人なら、トラックにあわせるのが基本ですが、普通の人はトラックにあわせるという経験がないので難しいですね。」 ビットコイン高橋「あとYAMATOはハモりが今回初めて歌ったんだと思うんですよ。キムジーさんの指示は、その場でハモリを伝えられて歌うっていう無茶ぶりなんですよw」 木村基良「それでも、できちゃってたからすごいですね。」 ビットコイン高橋「あれは確かに教え方が慣れているなって思いましたね。ピアノでベースライン作ってくれて、無茶ぶりを無茶ぶりじゃないようにしてくれている気遣いを感じましたね。」 ビットコイン高橋「全部まるっととったあとに、マスタリングで作業してくださっていると思うんですけど、そこでの『もっと来い!ビットコイン』に対しての難しい点などあります?」 木村基良「サビの暗号資産~~~と伸ばしてるところ、3人が揃えるのが難しかったですね。」 ビットコイン高橋「あのフレーズの部分が際立つようになっているな~と思いますね。あれは音をいっぱい入れてくれていたからですかね?」 木村基良「音が大きいと感じるのは 、音の大きさ自体は全部一緒なんで、低音が多くでていたり とかで感じ方が変わりますね。ボリュームは一緒なので、シンプルなほうが音が大きく聞こえたりします。少し話が逸れるんですけれど、クラシックだと音が小さいんですよ。EDM聞いたときのボリュームとは違うんですよ。クラシックってホールとかで収録するので、いろんなノイズが入ったりするんですね、でも編集でノイズとか消すので、その作業をした結果音が小さく聞こえるんです。EDMとかは、ノイズが限りなくないので、結果的に大きく聞こえます。もっと来い、ビットコインはヒップホップなので、ビートが聞こえるようにと意識しましたね。ライオンとかに関しては、声が前にでているより後ろにいる感じですね。」 ビットコイン高橋「なるほど。キムジーさんのおかげで、暗号資産だけでなく、音楽の勉強にもなりますね!ありがとうございました!!」この記事を書いた人
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