皆さんは暗号資産の投資をするにあたって、どの取引所を利用していますでしょうか。
手数料が安いため海外の取引所を使われている方も多いと思います。
そして、また新たな暗号資産取引所『Nebula exchange』という暗号資産取引所が開設されました。
どのような特徴の取引所なのでしょうか。調査致しました。
取引所と販売所の違いについて
そもそも皆さんは、販売所と取引所の違いをご存知でしょうか。
知っている方も再度おさらいしておきましょう。
取引所: 暗号資産を 「購入したい人」と「売却したい人」の注文をマッチングさせるサービス のことを言い、一般的にはこの取引所のサービスを利用して暗号資産の売買を行います。例えると、ヤフオクやメルカリみたいなところです。
販売所:「 予め決められた金額で売買を行う 」ということです。例えると、楽天ショッピングやAmazonみたいなところです。
詳しい内容はこちらをご覧ください。
初心者のためのおすすめ暗号資産取引所を完全比較:
https://coin-otaku.com/topic/4119?id=3046
新たな暗号資産取引所Nebulaの特徴
新たに開設されたNebulaはシンガポール発祥の取引所のようですが、どのような取引所なのでしょうか。
取引所Nebulaは今までの取引所とどのように異なるのか、特徴をまとめました。
上場手数料や取引手数料が他の取引所と比べて安価
Nebula開発チームによると、この交換は、手ごろな価格のリスティングを見つけることができなかった孤立したプロジェクトをサポートするために特別に作られたものです。
引用元:NEWS BTC ユニークなレピュテーションシステムを用いて3月に開始するCryptocurrency Exchange Nebula(2018年2月24日)より
取引所の中には、上場手数料として5万〜50万ドル以上を課す取引所もあるようです。
その高価な上場手数料によって、時価総額の小さい暗号資産やブロックチェーンプロジェクトにとっては、取引手数料を支払える余裕がないという取引所も多く存在しています。
しかしNebulaでは、 安価な上場手数料に加え、0.1%の取引手数料などもより安価 に提供し、単独のプロジェクトや小規模の暗号資産などにフォーカスした取引所を目指しているようです。
Nebula独特のシステム・評価システムを導入
Nebulaは、ユーザーやトレーダーが評判システムでプロジェクトを評価することも可能にします。
引用元:NEWS BTC ユニークなレピュテーションシステムを用いて3月に開始するCryptocurrency Exchange Nebula(2018年2月24日)より
Nebulaは 評価システムを導入 しています。
これは、Amazonなどの製品に対する評価コメントと同じようなシステムです。
そこで、無駄な投資、実体のないプロジェクトかどうか等評価を見て確かめることができるのです。
これにより効率的な投資を提供します。
私も普段、ネットでお買い物をするときは、評価コメントは気にしてしまいます。皆さんも気にしませんか?
そういう意味では、安心して取引できる、画期的なシステムではないでしょうか。
万全なるセキュリティ
Nebulaは、ホットウォレットの使用による日本の取引プラットフォームのCoincheckからの5億3000万ドル相当のNEMの盗難など、最近のセキュリティ違反やハッキング攻撃を考慮して、ユーザー資金を保護し、トレーダーの資金をオフラインで安全に保管するための収納財布。
引用元:NEWS BTC ユニークなレピュテーションシステムを用いて3月に開始するCryptocurrency Exchange Nebula(2018年2月24日)より
Nebulaは、日本の取引Coincheckからも学び、万全なセキュリティを誇っているようです。
それは、ウォレットのような機能もあるところに特徴があります。
ネットと切り離し、 オフラインで安全に保管するというシステム を導入しています。
非常に安心して預けられそうではないでしょうか。
また、セキュリティが万全なのには、もう一つ理由があるようです。
それは、Nebulaが分散型取引所(DEX)であることでしょう。
中央集権取引所と分散型取引所(DEX)の違いについて
Nebulaは分散型取引所(DEX)ということもあり、非常に注目されている取引所です。
では中央集権取引所と分散型取引所(DEX)の違いは一体何でしょうか。
中央集権取引所
日本ではcoincheckやbitFlyer、海外ではpoloniexやbittrexのような 中央管理者に暗号資産を預けて取引を行う取引所 が中央集権型取引所です。
こちらの取引所を使っている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
中央集権型取引所では、秘密鍵の管理を取引所に委任している形をとっています。
そのため、取引所の内部の人間が顧客の資金を不正に引き出すことができてしまう上に、秘密鍵を持っている中央管理者へのハッキングリスクがあります。
そして実際に起きてしまったのが、coincheck事件でした…
分散型取引所(DEX)
分散型取引所とは、 中央管理者がいない暗号資産取引所 の事です。
中央管理者が存在していないということは、自分自身で秘密鍵を管理しながら取引を行うことが出来ますので、取引所の内部の人間が顧客の資金を不正に引
き出したり、ハッキングリスクはなくなります。
そういう意味でも、非常にセキュリティが高いと言えるでしょう。
詳しい分散型取引所(DEX)の内容はこちらをご覧ください。
代表的な分散型取引所(DEX)の解説:
https://coin-otaku.com/topic/2382?id=3047
少額でも取り扱う取引所を簡単にご紹介
Huobi
Huobi(フオビ)とは、香港を拠点とした暗号資産取引所で2017年12月に日本の大手金融機関の一つであるSBIホールディングスと提携しとたことや、独自トークンHuobi Token(HT)を発行したことで話題となりました。
OKEx
OKExは中国の大規模取引所です。取引ボリュームに応じて報酬を付与するキャンペーンを実施していたり、積極的にICOトークンを上場させています。
Nebula取引所の将来性
主要な取引所と比べてもセキュリティ面等に関してもよく対策がとられている、Nebulaは素晴らしい取引所ではないでしょうか。
私自身、非常に魅力的に感じました。
コインチェック事件等を見ても、やはり取引所には課題がたくさんあるように思えます。
まずは、その 課題解決を図っていく第一歩の取引所 としてもNebulaは非常に注目です。
今後どのように発展していくのでしょうか。楽しみです。
その他国外取引所でおすすめはバイナンス(Binance)!口座開設はこちら
国内取引所についても知りたい方はこちら
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天然でちょっと恥ずかしがり屋な女の子。
読者の皆さんから寄せされたご意見から、 「今取引所はどうなっているのか?!」 を、徹底調査してレポートして参ります。
取引所調査員は、プロジェクトに直接問い合わせるのはもちろん、ネットの意見や口コミからレポートを作成しております。中立な立場を保つため、双方の事実・意見をまとめています。
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