こんにちは、伊藤健次(@it0ken)です。
今回は「世界銀行のブロックチェーン導入」に関する記事です。
世界銀行、ブロックチェーン技術を応用利用
金泳基(キム・ヨンギョン)世界銀行総裁は、分散型元帳技術(DLT)に対して「巨大な可能性」を示唆し、革新的な技術に対応する必要があると主張しています。
金氏は、貧困と戦って繁栄を高めていくことの重要性について言及し、「世代間の悪い習慣を跳躍するのに役立つ技術革新、腐敗削減の点で永遠に続く時代が到来しつつある」と指摘しました。
同氏はその答えを分散型元帳技術、つまりブロックチェーンを例に挙げ、それが秘める大きな可能性を強調し、それの足掛けとして今年8月に世界初となるブロックチェーン債の発行に至りました。
ブロックチェーン技術を使って債券全体を統括・管理を行う革新的な方法で注目されています。
金氏はさらに、ブロックチェーンを導入することで、書類作成とコストを削減し、将来的には「無くてはならないもの」と訴えました。
金氏によると、世界銀行の目標は、2020年までに金融サービスへの普遍的なアクセス基盤を開発することであり、 フィンテック業界とのより深い関与なしには起こらない ということも述べています。
ブロックチェーン技術は時代変革の中心に位置付けられている
上記のブロックチェーン債ですが、世界銀行とオーストラリア連邦銀行(CBA)は独占的にブロックチェーンに公的債券を発行しました。
今夏8月28日にフォーカスすると、73.16百万ドルの取引結果となっており、2.251%の利回り(2年)となっています。
現在巷の意見として、暗号資産・デジタル通貨は否定的な立場を取られることが多いですが、ブロックチェーン・分散型台帳システムは肯定的な立場をとる動きが今後も出てくる傾向にあると考えています。
欧州中央銀行ECBマリオ・ドラギ総裁は、暗号資産の出現は金融に変化をもたらす可能性があるとの考えを示しています。
「成長が著しい分野と認めるが、銀行業を脅かすとまでは捉えていない。
しかし、ブロックチェーン技術を活用することで新たな価値をつくりだすことができる。」
引用元:EUROPEAN CENTRAL BANK,CCN,btcnews
暗号資産では既存のビジネスや法律からは逸脱をしてしまい、肯定的な話をすることが難しいためです。
ブロックチェーンと同時に暗号資産そのものが評価される時代に期待
便利なテクノロジー程度で世の中に浸透することはブロックチェーンの良さが十分に伝わりません。
ブロックチェーンのシステム自体の良さも去ることながら、一番は「暗号資産」という価値が具現化できることに社会を変えるインパクトがあると考えます。
企業・国・個人それぞれ自身の立場を守った発言や賛同をしている状況が続きますが、今後、全てにおいて 「暗号資産が誕生したこと」 が素晴らしいと絶賛する社会が到来することを期待しています。
以上、世界銀行のブロックチェーン導入についての記事でした!
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