2022年6月22日20時に配信を開始した、YouTube Live「コインオタク伊藤健次 質問すべて答えます!」の内容をまとめた記事になります。
https://www.youtube.com/watch?v=eKboeqLvRSI&t=29s
質疑応答
ーーーー以下、抜粋ーーーー
その時にネガティブなニュースが控えてるかというと全然そんなことはなくて、普通にこのまま行く可能性はあります。例えばコロナや戦争で何かがあるかもしれませんが、それでも無限に下がるとは誰も予測していなくて、9月までで16000ドルが底値です。
上値はめちゃくちゃ重たいんですね。9月までの間で、高くて22000円、ドル23000ドルくらいなんじゃないでしょうか。要は上がらないってことなんです。横横の相場がちょっと続いちゃうかなと思います。
8月から一回晴れる可能性はあります。なぜかというと、イーサリアムがアップデートしてブロックチェーンが変わるのが8月なんです。今イーサリアムがきっかけで下がってますから、このイーサリアムきっかけの下げが帳消しになるくらいのポジティブさがあれば上に戻るんですね。
ただし、イーサリアムが発表しているとおりに行ったとして、世の中がそれをポジティブに捉えたとして、31500ドルが天井だと思います。
9月くらいは3万ドルまで辿り着かないかもしれないですね。「いま底値でたくさん買って、レバレッジかけてV字回復を待とう」みたいなマーケットではないと考えております。
実はポリゴンは、上場とか関係なくポジティブなニュースが展開した時に伊藤も保有し始めてますので、今の時点で買ってもいいんじゃないかなと思います。
昨日AWSの障害がありまして、仕事中に何もかもサイトが開かなかったんですね。結局リアルタイムの情報がサーバから来なかったのですが、確認したらファイルコインにアップしているものは更新されていたんですよ。ただ、今ファイルコインで動かしてるところほとんど無いじゃないですか。
世の中が「ファイルコインってやっぱりいいよね」と思っていてくれたら、大手のサーバーの障害があった時にも作業が楽なのになぁと思って、ネタでツイートしてしまいました!
これを承認する機関があって、何年もずっと「相場が不安定だからダメ」というような話をしていて、そんな状況で承認させるわけにはいかないと思います。
ショートの方のETFは承認されたということなので、時間が解決したら出るような気はしてます。
いまFTXさんが資金ショートしそうな同業のプロジェクトの救済をしてるんですが、それぐらいいま世の中が危ないんですね。会社によってはかなりの金額を資産運用してたりするわけで、軒並みそこが全部破綻してしまったら、業界が近いですから連鎖倒産が始まる危険性が非常に高いです。
FTXさんとかバイナンスさんは、倒産ラッシュにしないように積極的に資金の注入をしているので大丈夫だとは思うんですが、今やっていることはリーマンショックのときと同じなんですよ。
そんな状況で、「取引所だから大丈夫」みたいな形でお金は入れるのはやっぱり良くないと思いますので、何でもいいから資金はとりあえずウォレットに退避させましょうという話をさせて頂いています。
ハードウォレットは複雑で苦手意識が出ちゃう方もいらっしゃると思うので、最初はメタマスクとかトラストウォレットとかのアプリを使ってみてください。伊藤はメタマスクをおすすめをしています。
金額の目安は、1千万円以上はリスクが高いので300万円とか500万円くらいで複数のアカウントを作るような傾向はあるんじゃないかなと思います。
ザ・マージで価格が上がる可能性は高いです。利用者が増えますし、ステーキングイーサリアムの価格の解離が問題になりましたが、これがザ・マージ以降解消されます。価格下落の原因が解消されていくので、8月くらいから価格は回復していくんじゃないかなと思います。
イーサリアムが今後、処理能力が高くなりスピードもアップして手数料も安くなりますという風になったときに、市場の皆さんから言われるのが「じゃあ他のブロックチェーンいらないよね」というような意見も出てくるんですね。
伊藤の考え方は別で、イーサリアムはものすごく拡大して大多数の一般の方はイーサリアムを使うんだと思います。専門特化ですね。例えばそれがゲームかもしれないし保険かもしれないしNFTかもしれないですが、専門特化のものまで一般のユーザーさんが全員使うわけではないじゃないですか。ブロックチェーンもそれぞれ特有のものに特化するものが出てくると思います。
数年先はポリゴンが時価総額トップ5位以内に入るくらいのプロジェクトになる可能性も十分あるんじゃないかなと、結構期待を大きめに持っています。
冒頭でお話ししたとおり取引所リスクがありますので、もう少し落ち着いてから取引所のステーキングは選択肢に入れていただけるといいかなと思います。
常にその時代の最先端の情報を取るようにしてください。歴史に学ぶのはもちろんOKなんですが、歴史に学ぶ以上に新しい時代をどんどんみんなで作っているので、「今最先端のNFTのプレイヤーは何か、どういうサービスを提供しているのか」とか、常に新しいものを追いかけていただけるといいと思います。
通常SNSとかで最新の情報をとる傾向があるんですが、一番はやっぱりプロジェクトの公式サイトなんですね。公式がレポートを出してますね。
レポートは英語や専門用語で難しいですが、ブラウザで翻訳できますから、翻訳してみて、その後に日本語のメディアさんが書いている解説を見てください。そうすると「こういう文脈ってこうやって理解するんだ」という読み取り方とか翻訳のクセといったものがわかるようになります。
一次情報を徹底的にとるようにして、その一次情報をもとにそれを見てる人たちと議論をするというのが一番詳しくなる方法なんじゃないかなと思います。
日本の取引所でスナップショットをやられているかと思いますが、公式が配布を表明した半年後とか1年後になる傾向が多いかなと思います。
冬の時代中にぜひ仕込んでいただけるといいんじゃないでしょうか。
匿名系のタブが付いてたので少しネガティブ的な話をすると、グローバルのニュース見てる方は分かると思いますが、匿名文化というのが今モロに攻撃されていて上場廃止になったんですね。上場廃止になってニュースになったのがライトコインなんです。ライトコインは匿名の機能があって、それをkadenaも入れてるんですよ。
匿名=絶対に犯罪に使われるというわけじゃないんですけども、疑わしきは触らないみたいなマーケットなっていて、ライトコインですら上場廃止になるみたいな世界なんですね。
日本は仮想通貨の法律が独立しているので、匿名だから上場廃止という流れはないと思うんですが、グローバルだと若干そういうのがありますので、そこだけ引っかかるかなという感想です。
短期トレードのハイレバってもっと安定してる時にやるべきだと思うんですね。こんなジェットコースターの時代にあまり短期でやるとちょっとしんどいかもしれません。
あとは短期トレードなのでちゃんと見ていてください。ポジション持ってから目を離すとだいたい焼かれます。
取引所をやってもいいんですけど、取引所って儲からないじゃないですか。海外の取引所は上場してるので決算発表してるんですが、大赤字ですよ。なので取引所をやるようなことはないと思います。
NFTマーケットだったらメルカリさんは相性がいいと思いますので、成功する可能性はあるんじゃないでしょうか。
ユーロ、ドル、ビットコインという形で円がちょっと落ちる時代になったら、ビットコイン1億円が十分現実的な社会になるんじゃないかなと思います。
業界にいるだけで大体の時価総額とか産業の成長率というのは常識になるんですよ。なので一年間くらいは徹底的に仮想通貨の事業をやったりすると、直感的に価格予想がしやすくなります。
自国通貨が安くなっていくタイミングではあるので、円ベースで考えた時の高値更新という可能性はあります。
やっている人に一か月張り付いて全部教えてもらうくらいやってみたほうがいいかもしれないですね!
価格が落ち着けばシンプルにユーザーが増えるので、足元が固まっていくと思います。
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