【伊藤が解説】量子コンピューター時代のビットコイン保管リスク

ビットコインに量子コンピュータ対策案

ビットコイン開発者アグスティン・クルーズ氏が、将来の量子コンピュータ攻撃に備える「量子耐性アドレス移行プロトコル」を提案しました。
これは、古いアドレスから新たな安全アドレスへの資金移動を強制する仕組みで、ハードフォークが必要となります。
期限内に移行されなかったBTCは使用できなくなる可能性があり、総供給量にも影響を与えるとして議論を呼んでいます。

ビットコイン開発者 量子コンピュータ対策のハードフォークを提案

COINPOST

量子コンピューター時代のビットコイン保管リスク

伊藤健次
伊藤健次
このニュース、伊藤が解説します。

定期的に話題となる「量子コンピューターによるビットコインのリスク」について、改めて整理しておきましょう。

まず結論として、ビットコインの暗号化技術を量子コンピューターが突破する可能性はゼロではありませんが、
少なくとも数年以内に現実化する可能性は低いというのが専門家の見解です。

しかし、10年後、30年後を見据えると、対策が必要になる可能性があると多くの研究者や技術者が考えています。

特に注意が必要なのは、すでに「10年単位でビットコインを保管しよう」と行動を始めている方です。
たとえば、「将来のために子や孫に残したい」と、長期的な保管目的でウォレットにビットコインを入れたままにしているケースなどです。

なぜ注意が必要かというと、量子コンピューターへの対策が実行された場合、既存のビットコインが使えなくなる可能性があるからです。
過去のアドレス形式や暗号方式がサポートされなくなると、保管していた資産にアクセスできなくなるリスクが生じます。

現在、ビットコイン市場では「ガチホ(長期保有)」が正しいという文化が根付いています。
そのため、足元の経済情勢や地政学リスクを無視して、ただ“長く持てばいい”という考えで保管し続けている層も一定数存在します。

しかし、そのような方々が量子コンピューターによる脅威に無自覚でいると、ある日突然ビットコインが取り出せないといった深刻な事態につながる可能性もあります。

将来的な対策が講じられる際には、保有者自身がアップデートや移行の対応をする必要が出てくる可能性が高いため、情報には常にアンテナを張っておくことが大切です。

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この記事を書いた人

伊藤健次

日本最大級の暗号通貨サイト【COIN OTAKU】編集長 1984年生まれ 静岡県出身 慶應義塾大学 大学院 経営管理研究科 ヘルスケアポリシー&マネジメント集中コース終了 株式会社ソクラテス 代表取締役 / 国内企業暗号資産事業顧問 / 暗号資産取引所アドバイザー / 暗号資産投資アナリスト / Fintechコンサルタント / 暗号資産非公式アーティスト /YouTuber テレビ東京WBS出演 テレビ東京モーニングサテライト出演 NHKおはよう日本出演 BS11 真相解説 仮想通貨NEWS!出演 その他各メディア取材、出演

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