Ripple社が運営する投資部門のXpringは暗号資産ウォレット企業のBRD社に出資

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Ripple社が運営する投資部門のXpringは、暗号資産ウォレット企業のBRD社に75万ドル(約8130万円)を出資しました。

Xpringは、企業やプロジェクトに対して支援や出資、買収などを提供しXRPやXRPレジャーの普及を目指すRipple社のプロジェクトです。

BRD社は歴史のある暗号資産ウォレットの1つで、初めはビットコイン専用のウォレットでしたが、次第にビットコインキャッシュやイーサリアムなどERC20トークンも追加され、今回、Xpringからの出資を受けることで、XRPも統合されるようになりました。

これによりBRDウォレットのユーザーはXRPの保管と売買、送受金ができるようになり、ウォレットアプリはAndroidとiOSの両方で利用可能で、現在、BRDウォレットは世界で170カ国250万人以上のユーザーがサービスを利用しており、アメリカを始めカナダ、オーストラリア、イギリス、ドイツ、日本がメインで使用されています。

BRDは非カストディアルウォレットで、ユーザー自身が自分の資産を完全にコントロールできるため、これにより仲介者を必要とせず、XRPの高速で信頼性の高いオープンソースの台帳で最適に機能する分散型銀行、融資、ピアツーピアトランザクションなどの新しい種類の分散型金融サービス(DeFi)にも応用可能とされています。

XRP Ledgerでのトランザクションはわずか4秒で決済されコストもわずかしかかからないことから、「BRDのようなウォレットを開発する企業は、ビットコインのスケーラビリティ問題を解決するためにXRPを導入していくだろう。」とXpringの責任者は語っています。

 

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

 

リップル社の投資プロジェクトであるXpringが老舗暗号資産ウォレットであるBRDに出資をしたというXRPの経済圏が大きく広がる期待が持てるニュースです。

XRPが評価される一つの理由にXpringがあります。

これはXRPの経済圏を広げることを目的とした投資をすでに十数社行っており、着実にXRPの利用が促進されるイメージが持てます。

他の暗号資産はコミュニティ主体であることが多く、リソースを提供しあう事でサービスを広げておりますが、リップル社は直接的に資本を投下するという資本主義の手法をとっており拡大のスピードが早いです。

ウォレットに対して出資をしたという事は、XRPの個人利用であるPeer to Peer関連のサービスを拡大する狙いがありそうです。

いままで国際金融に特化していたXRPが個人にも着実に浸透することになれば、より一層利用者が増えるでしょう。

 

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