FRB利下げ後もBTC反応薄、市場は慎重
米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利を0.25%引き下げ4.0〜4.25%としましたが、ビットコインは一時11万5000ドルを割り込み、その後も反応は限定的です。
FOMC声明では雇用鈍化や失業率上昇に触れ、2025年までに追加0.50%の利下げ見通しを示しました。先物市場では建玉急増が見られる一方、現物取引量は減少しており、レバレッジ取引主導の値動きに警戒が必要です。
FRBが0.25ポイント利下げ実施後、ビットコインは11万5000ドルを割り込む
Cointelegraph
FOMC後の仮想通貨:年末ガチホか下落リスクか

FOMCは市場予測通り0.25%の利下げを実施しました。
結果は想定の範囲内で、仮想通貨市場の反応は限定的となり、期待も失望も小さく「無風」と評価できます。
ただし、一部の投資家は値動きがなかったことに失望感を抱いています。
利下げに反応が乏しかった背景には、市場がすでに9月以降の利下げ継続を強く織り込んでいる点があります。
つまり「利下げして当然」という心理が広がっており、逆に利下げがなければ暴落リスクを抱える状況です。
さらに、短期トレーダーが主導する局面では、現物需要がかき消されるほど先物取引が膨らみ、一時的な乱高下を招きます。
とはいえ、相場が落ち着けば長期的な上昇トレンドは崩れておらず、緩やかな価格上昇が期待されます。
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