米国初のドージコインETFが好発進
米国初のドージコイン現物ETF「DOJE」とXRP ETF「XRPR」が18日にCboe取引所へ上場し、取引初日の出来高は予想を大きく上回りました。
DOJEは取引開始1時間で約600万ドルを記録し、ブルームバーグのエリック・バルチュナス氏が予測した250万ドルを大幅に超過しました。
これは多くのETFが初日100万ドル未満に留まる中で異例の強さです。今回の成功は、7月に上場したソラナETF「SSK」(運用資産2億7,500万ドル)に続くものであり、レックス・フィナンシャルとオスプレイ・ファンドは「デジタル資産革命の一環」と強調しています。
米国初のドージコイン現物ETF、上場初日の出来高が専門家予想上回る
COINPOST
仮想通貨ETF、拡大のカギは運用高シェア

仮想通貨ETFの承認期待が高まる中、先行して上場したドージコインETFの売買実績は好調で、今後のETF市場にポジティブな流れを与えています。
2025年7月に取引開始したソラナETFは目立った流入こそないものの、運用高は着実に増加し、今月には累計2億5,000万ドルに到達しました。
銘柄別に見ると、現物ETFの運用高が時価総額に占める割合はビットコインで約7%、イーサリアムで約3%、ソラナで約0.02%となります。
短期的には多くの仮想通貨ETFが時価総額の1〜3%を目指す展開となり、これを超える水準に到達したETFは他のETFよりも高い需要があると判断できます。
今後は「承認されるかどうか」ではなく、「どの銘柄がどこまで運用高シェアを伸ばせるか」が評価の焦点となりそうです。
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