出来事を一言で言うなら、「仮想通貨企業の役割が、静かに変わり始めている」という話です。
コインベースが示した2026年の市場展望は、価格や銘柄の話ではなく、仮想通貨が“どう使われる存在になるのか”に焦点を当てています。これを独自のジャーナリズムで解説します。
2026年の仮想通貨市場トレンドは? 「DAT2.0」など コインベースが展望(2026年1月4日)
米大手暗号資産取引所コインベースは、2026年の仮想通貨市場を展望するレポートを発表した。レポートでは、米国経済が底堅さを保つ一方で不確実性も残るとし、仮想通貨市場も前向きな局面と慎重な見方が混在すると整理している。
また、2025年にかけて各国で進んだ規制整備が、2026年にはより明確な国際的枠組みへと発展し、機関投資家の戦略やリスク管理の在り方が変化すると指摘した。特に注目点として、デジタル資産トレジャリー企業(DAT)の進化形である「DAT2.0」の登場が挙げられている。
DATとは、ビットコインなどの仮想通貨を企業の財務戦略として保有する企業を指すが、DAT2.0では単なる保有に留まらず、ブロックチェーン上の取引処理やデータ記録に使われる「ブロックスペース」を活用した事業モデルが想定されている。
そのほか、トークン保有者への価値還元を重視する「トークノミクス2.0」、プライバシー技術の需要拡大、AIエージェントによる自律的取引、トークン化された株式の成長、予測市場の拡大なども2026年のテーマとして挙げられた。ステーブルコインについては、規制明確化と技術革新を背景に、今後も採用が進む可能性があるとしている。
媒体名:CoinPost
URL:https://coinpost.jp/?p=676511
このニュースが示しているのは「役割の変化」です
この出来事はこう解釈してください。
市場が注目しているのは、仮想通貨の価格や流行ではなく、「誰が、どの立場で、どの機能を担うのか」という構造の変化です。DAT2.0という言葉は、企業が仮想通貨を“持つ存在”から、“動かす前提の存在”へ移行する可能性を示しています。
これは、仮想通貨が投機対象として語られてきた前提を少しずつ揺さぶります。一方で、こうした変化は段階的に進むもので、すべての企業や市場参加者が同時に理解・適応できるわけではありません。制度、技術、資本のバランスが絡むため、簡単ではないし、注意が必要です。
未来を読む姿勢について
この話を「新しい儲け話」だと受け取る人ほど、前提を見誤っています。
価格予測ではなく、役割の変化を見ようとする視点に至るまでには時間がかかります。多くのレポートが語るのは結論ではなく、変化の方向性です。
ニュースは、必ずしもすべてが正確とは限りません。
また、誰が発言しているかによって、同じ事実でも意味は大きく変わります。
そもそもニュースは、出来事の「一部」しか切り取って発信されないものです。
だからこそ、ニュースだけを材料に未来を断定すると、判断を誤りやすくなります。
ただし、ニュースそのものが無価値なのではありません。
読み手が、まだ読み方を知らないだけです。
無知は無能ではありません。
ニュースの構造や背景を意識して読み解く練習を重ねれば、誰でも「今の情報」から「これから起きる流れ」を捉えられるようになります。
このメディアでは、そのための視点と考え方を伝えていきます。








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