ビットコインの「4年サイクルは終わった」という見方が、投資家の間で広がり始めています。
価格予想だけを見ると強気にも見えますが、本当に変わったのは“価格”ではなく“前提”です。
これを独自のジャーナリズムで解説します。
「4年サイクルは終焉」 バーンスタイン、2026年のBTC予想を15万ドルに上方修正|2026年1月2日
CoinPost
https://coinpost.jp/?p=672765
米資産運用会社バーンスタインは、2026年のビットコイン価格予想を15万ドルに上方修正した。
この見通しは、従来語られてきた「4年サイクル」が機能しなくなりつつあるという認識に基づいている。
同社のレポートを引用したVanEckのマシュー・シーゲル氏は、最近の調整局面においても、機関投資家による買いが個人投資家の売りを相殺していると指摘した。実際、ビットコイン価格が12万ドル超から9万ドル近辺まで下落した際も、現物ETFからの資金流出は約5%にとどまったという。
バーンスタインは、2026年に15万ドル、2027年に20万ドル、長期では2033年に100万ドルという価格目標を提示している。
背景には、ETFの普及、企業による財務戦略としてのビットコイン保有、規制環境の整備といった市場構造の変化がある。
これまでの4年サイクルは、半減期を起点とした需給変化と投機的資金の流入・流出によって形成されてきた。しかし、現在は市場参加者の性質そのものが変化しつつあるとされている。
サイクルが壊れたのではなく、前提が変わった
この出来事はこう解釈してください。
ビットコインの4年サイクルが「間違っていた」のではなく、「それを支えていた前提」が変わり始めています。
これまでのサイクルは、個人投資家の売買行動と、供給イベントとしての半減期が強く影響していました。しかし現在は、ETFや企業保有を通じて、価格変動に左右されにくい資金が市場に常駐しています。その結果、急騰と急落を繰り返す構造そのものが緩やかになりつつあります。
半減期は依然として存在しますが、その影響が価格にどの程度反映されるかは、以前ほど単純ではありません。
市場が成熟するほど、単一のイベントで全体が動く構造は弱まります。
これは「強気だから安心」という話ではありません。
むしろ、過去の成功体験が通用しなくなる局面であり、読み解くには注意が必要です。
簡単ではない、注意が必要、という段階に入っています。
前提が崩れたまま、安心している人へ
このニュースを見て「次の天井」を探し始める人ほど、相場を理解していません。
この一文に至った理由は明確です。
価格予想に反応する人ほど、構造の変化を見落としやすいからです。
ニュースは、必ずしもすべてが正確とは限りません。
また、誰が発言しているかによって、同じ事実でも意味は大きく変わります。
そもそもニュースは、出来事の「一部」しか切り取って発信されないものです。
だからこそ、ニュースだけを材料に未来を断定すると、判断を誤りやすくなります。
ただし、ニュースそのものが無価値なのではありません。
読み手が、まだ読み方を知らないだけです。
無知は無能ではありません。
ニュースの構造や背景を意識して読み解く練習を重ねれば、誰でも「今の情報」から「これから起きる流れ」を捉えられるようになります。
このメディアでは、そのための視点と考え方を伝えていきます。








![[PR]Memeinatorのプレセールがトークンの96%以上を販売し、最終段階に突入 [PR]Memeinatorのプレセールがトークンの96%以上を販売し、最終段階に突入](https://coin-otaku.com/wp-content/uploads/2024/03/S__52846595.jpg)


















