米政府閉鎖下で仮想通貨ETF続々上場へ
米国では政府閉鎖が続く中、複数の仮想通貨ETFが今週上場予定です。ナスダックではキャナリー・ライトコインETFとHBAR ETFが28日に取引開始予定で、ニューヨーク証券取引所アーカではビットワイズ・ソラナETFとグレースケールのGSOL ETFが28〜29日にローンチされる見込みです。
SECの新ガイダンスにより、修正S-1届出書の提出から20日後に自動的に効力が発生する仕組みを活用しており、政府閉鎖下でもETF上場が進む異例の展開となっています。
米政府閉鎖中も仮想通貨ETF上場実現、ソラナやライトコインなど今週取引開始
COINPOST
トランプ政権下で仮想通貨ETFが“ぬるっと承認” 市場は静観ムード

仮想通貨ETFは当初、米政府閉鎖の影響で承認が遅れると見られていましたが、時間経過による「自動承認」という形で進行しました。
SECが機能停止中のため、通常の審査やフィードバックが行われず、事実上“スルー承認”の状態です。
今回の上場は正式な承認というより、制度の空白を突いた黙認に近い対応といえます。
今後実際の取引が始まれば既成事実化し、ETFが次々と誕生する見込みです。ただし、政府閉鎖が解除されSECが通常業務に戻れば、是正指導の可能性もあり注意が必要です。
市場ではETF上場をポジティブに受け止めつつも、関係各社は静かに発表しており、熱狂ムードは控えめです。
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