ドイツ銀行は暗号資産の決済に関するレポートを発表しました

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ドイツ銀行は暗号資産の決済に関するレポートを発表しました。

このレポートは全部で三部構成からなり、今回は一部と二部を公開しています。内容は「暗号資産の誕生が決済の領域に変革をもたらす可能性を秘めている」と説明しており、現在はビットコインやイーサリアム、リップルなどの暗号資産が主要となっていますが、「今後、これらの暗号資産に取って代わる新しい暗号資産が誕生しても驚かないだろう」と述べています。

また、ビットコインは決済に使用されていることよりも金(ゴールド)と同様に資産として利用されていますが、暗号資産そのものには従来の決済手段を変える革新的な技術だと言及しており、レポートの二部には、現金はこの先数十年は利用されると予想しています。

三部はデジタル通貨について書かれているようで、リリースはすぐに行われます。

同行は先月には2030年までにデジタルウォレット保有者が2億人を超え、現金ではなくてデジタル通貨が流通しているだろうというレポートを発表しました。

ドイツ銀行は前々から経営破綻するのではないかと噂されていて、もし破綻となった場合、リーマンショック以上の不況が訪れると言われています。

もしそうなった場合は資金の逃避先として暗号資産が選ばれるかもしれませんね。

 

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

 

法定通貨を取り扱う銀行のレポートとしては、現金に対してかなりネガティブな表現と言えます。

現金は今後数十年は生き残る。そして、デジタル通貨はあと十年以内に流通するという見通しは、実経済では認めたくない一定の層が存在します。

銀行にとっては現金主義が継続し、このまま変化がないことが望ましいですが、現金を取り扱う業務の中でいまの経済の歪みを感じ取り、最も危機感のある立場とも言えます。

 

世の中が現金主義からデジタル通貨主義に代わっても大多数の国民の生活は変わりません。

しかし、この大きな変化のタイミングに飲み込まれるのではなく、乗りこなす方が未来は豊かになります。

世界規模の大きなニュースは腑に落とすのに時間がかかります。自分事として何が変わるかを意識することから未来に向かう一歩が始まります。

 

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