ETHベース新技術とRPGの融合、ゲーム業界の注目が集まる
ソニーは、ブロックチェーンベースのマーケットシステムを備えた新しいプレイステーション4ゲームのリリースを発表しました。
「Plague Hunters」 は、最初のEthereumベースのゲームとして世界に発信されます。
ブロックチェーン技術におけるテレビゲーム業界の継続的な関心は依然として強いです。
「Plague Hunters(プレーグハンターズ)」は、ソニーの公式審査プロセスを経て正式にリリースされる(発売時期:2019年4月~6月頃)ゲームです。
「Plague Hunters」は、シングルプレイヤー用に開発されたRPGです。
Plague Huntersは戦略RPGで、基本無料で遊ぶことができる。プレイヤーはハンターで構成された軍隊を率いてPvP対戦を繰り返し、ゲーム内の資産を増やしていく。
引用元:PS4初のDapps『Plague Hunters』がSONYのレビューに合格、発売へ
こちらが公式HPとなっています。(サンプルムービーが掲載されておりますのでぜひご覧ください!)
プレイヤーは、ハンターと呼ばれるキャラクターを収集、育成し、プラットフォーム間およびすべてのプレーヤーがアクセスできるブロックチェーンベースのマーケットプレイスを通じてそれら各キャラクターの様々な能力を提供し合います。
またハンターはトークン化されており、今後展開されるマーケットプレイスなどで販売ができるようになります。
ゲームはEthereumブロックチェーン技術を使用しているため、プレイヤーはプレイするすべてのゲーム要素全てを所有することを可能とすることでゲーム魅力度、満足度を高めることに成功しました。
なお、Nintendo Switch版とPC版は現在開発中で、Xbox Oneでの開発も検討中とのことです。
ついにゲーム業界でもブロックチェーン技術採用に至る
遂にプレイステーション4でブロックチェーンを採用したゲームがリリースするようです。
ゲーム性も高く(上記公式HP動画参照)、ブロックチェーンが世の中に提供したサービスの中では期待ができる作品の一つと考えております。
ブロックチェーンが導入されることで、過去に起きていたゲーム会社の不正(ガチャ問題)も起きないし、ユーザーが時間と労力をかけて育てたキャラクターやアイテムはユーザーの持ち物として証明することができるようになります。
ゲームの遊べる寿命を長くするための有効な策の一つになるかもしれないです。
まだ、1つ目の作品がリリースされただけで、市場がどのように受け入れるかは不透明ですが、今後当たり前のようにブロックチェーン技術が日常に浸透するという好事例となりそうです。
全世界ユーザーとより近い距離でゲームを共有できる時代に
ブロックチェーンがあるからゲームを行うユーザーが増えるという事はないかもしれないという点は注意したいところです。
ブロックチェーンの幻想が市場には蔓延しており、ブロックチェーンを導入することで、サービス以上の価値が誕生するというのが誤解として広がっているのも認知不足が原因です。
今回はあくまでゲームであり、ゲームがブロックチェーンにより最適化することはあっても、ゲームがゲームの枠組みを超えるまでの進化ではないです。
(もしかするとE-sportsのようなビジネスとしてのゲームユーザーが量産されるかもしれないですが)
そして、この事例は次の未来にトークンエコノミーが誕生する可能性も示唆しています。
今回のゲーム内のブロックチェーン情報を契機に世界とより身近に繋がるかもしれません。
ゲームの世界で手に入れたアイテムが日常で価値がある可能性はゼロではありません。
先にこの未来を描くプロジェクトが多いですが、テクノロジーは人間の思考を置いていくほど進化を遂げています。
しかし、実際に使う人間の進歩は遅く、その前にステップアップとしてのステージ(枠組み)を用意する必要があるのが現実のようです。
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